会社の宣伝写真、失敗の実例
先日、「会社の宣伝写真で、たくさん失敗した話」という記事を書かせていただきました。
読んでくれた方から、
・失敗の事例
・今だったらこうする
と言ったところを知りたいとご要望を頂いたので書こうと思います。
失敗写真を公開するのはかなり勇気がいりますが、人のお役に立つならば喜んで公開させていただきます。
※ 被写体に許可は頂いていないので、人については目線を入れさせてもらってます。
美味しさを伝え忘れた写真
とある企画の、記事に使う商品写真になります。
目的は
このプリンの美味しさを写真で伝える
です。大事なのでもう一度いいます。
このプリンの美味しさを写真で伝える
です。で、撮ったのがこちらになります。
ただ、ピラミッドに並べただけ。対象も暗いし、美味しさが一つも伝わってきません。もちろんのことながら採用されることはありませんでした。
改善方法として
1. 背景が明るとところに配置しない。
2. 外観や、大きさがわかる構図を考える。
3. もう一枚実際に中身がわかる写真と、どんな時に食べると良いか?をイメージした写真にする。
です。特に1は、大事で、外の光を取り込むのはとても有効なのですが、外を写してしまうと、被写体が暗くなります。なので、出来るだけ外を映さないようにしましょう。
ちなみにですが、このプリンはとっても美味しかったと記憶しております。
デザイナ泣かせな写真
イベントに使う素材で、対象を切り取るので、背景は白いところでお願いしますとのことでした。被写体の顔に夢中になるあまり、背景は白だからOKだと思っていたのですが、よくよく見返してみると、壁と壁の継ぎ目の縦線が入っちゃってました。
改善方法として
1. 背景は単一なところ(対象の服の色と背景がかぶらないように注意)にする
2. 事前に 背景となりそうなポイントを探しておく。
3. 仕切りや、継ぎ目に対象を置かないように注意する。
事前にロケハンしてなかったので、ぶっつけ本番で慌ててしまってこんな感じになってしまいました。被写体をどこに配置して、背景はどうするというのは事前にイメージしておくことで、こういった凡ミスは減らすことが出来ます。
飲み物の位置...
転職サイトによくある社員のインタビュー記事用の写真になります。
飲み物が、ど真ん中にあって、主張しすぎました。細かいところですが、飲み物の位置は、気にしたいところです。
普通過ぎました。
改善方法として
1. 飲み物は写真の中に収めない
2. もしくは、もう少し端に置く
3. 飲み物を置く場合はストローなしか、まっすぐのものを使う。
対象を引き立たせるための飲み物であれば良いですが、飲み物が主張してはもったいないので、気をつけたいところです。
意図にあっていない
求人用のwebサイトに使用する写真でした。
求人用のはずが意図も何もない、単なるポートレイト写真になってしまいました。
改善方法として
1. 事前にどこで使う写真なのかを把握する。
2. 場面によって、例えば「楽しく働いている様子」や、「対談してる様子」などの写真を撮る
この時は、ほんとに自己満足の写真を撮ってしまってました。
と、失敗をあげたらキリがないのですが、まだまだありますが、このあたりでいったん一区切りとさせていただきます。
何か、共感や学びがありましたら、私の失敗の公開と痛みをサポートという形で癒やしていただけたら幸いです😉