「超速パラヒーロー ガンディーン」

演出:辻本貴則
出演:奥野壮、小芝風花、中村守里、林カラス、水野美紀、つるの剛士 ほか
放送:NHK総合 2021年6月26日 - 7月10日 公式サイト

車いす陸上選手の高校生が、スーパーヒーローとなって異星人と戦うドラマ。全3話。

2019年3月に放送された特撮オタクのドラマ「トクサツガガガ」のノリで面白かった。

理央は、宇宙人通訳または宇宙外交官の仕事できそう。

演じた中村守里は、映画「アルプススタンドのはしの方」の宮下恵。(最初、壁際に立ってた生徒)


G and Dでガンディーンだったか。なるほど。
でも、そんなにグーと絆ができたようには思えなかったが。


ヒーロー用車椅子(競技バージョン)かっけー!
トミカで発売希望!


主人公、森宮大志(奥野壮)はヒーローパワーを手に入れて助けられるようになった。
車椅子のままヒーローになるのいいな。
目立った武器を持たず生身勝負(つまり体当たり)というシンプルも良い。

でも、変身を解くと元どおり。
その無力感が切ない。


車椅子だと目の前で倒れた人に手を差し伸べるのをためらってしまう。
守れないんじゃないかと苦悩しちゃう。

大志の気持ちに共感した。

僕もそう思うことある。

たとえばエレベーターが急停止して、一斉に不安が襲う人たちに「大丈夫!まずは落ち着きましょう!」って僕が声を出したら皆さんどんな気持ちになるかなとか。


「一心同体だよ」と大志といっしょに先を目指すコーチの深井京(小芝風花)の存在が嬉しい。

一人じゃないといつも思っていられるかどうかが、心の支えにつながるし強みにもなる。


京のカメラ目線は、近しさを、現実との地続きを演出しているのかな。
「支えあってこその未来だよ」ということか。


なんだか感じの悪そうな組織が怪獣を回収してるぞ。
これは、続きがありそう。

オリパライヤーだけでなく、車椅子の人がドラマに登場することが普通になってほしい。



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