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毎年 気を引き締める事

ふと 24歳で亡くなった先輩のことを
芋づる式で思い出した

いや、夏になるといつも
どこかで必ず思い出している

俺 当時20歳
4つ上の先輩で転校する前の学校で

兄貴の大の友達だった人

『おーー まさかAKIRAか?久しぶり
今年から ここに来たったい
(いつもいくお店に先輩が転勤していた)

名前見て びっくりしたばい笑😁
元気しとったか?
デコなったねっ(大人になったね)
当たん前か(小学生以来だ)』

俺は 小学生以来ですねっと
昔 敬語なんて使ってなかったので
危うく まるまるちゃん‼️って
昔のように言いかけて 
でも、まるまるさんとも言えず
へんなふうに もごもご話した

『兄貴は元気か?弟も元気か?

… まじか!兄貴はコッチ
おらんとか
(県外に就職したっか~)
もう だいぶ 会っとらんけん
宜しく伝えといて…

ならAKIRA
またな!』

夏だぁったので 1週間後
帰省した兄貴と海に行って帰りに先輩の家に寄ってみた

そしたら⁉️
1週間前に海の事故で亡くなっていた

アロハシャツに短パン🩳まま、
兄貴と仏壇の前に座って
1週間前まで 笑って またな‼️と言った
先輩の写真を見ながら
事故の様子やら色々 お袋さんに聞かされた
先輩は泳ぎは学生時代 大会に出るほどうまかったらしいが
一緒に行った海で溺れた知人を助けようとして
自分が代わりに溺れたそうだった


『海は いきなり深くなる所があるけん
気をつけなっせよっ、ほんとにほんとに』

お袋さんの言葉を今でも 脳裏に浮かぶ

海は楽しい所だ
普通に海水浴する人にとっては
夏限定だし、開放的だし、人も
いっぱいいるし
皆んなの明るい声がいっぱいだ

ただ、危険なことも
忘れてはいけない

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毎年 肝に銘じて
夏の海に、そして川に 


今年も俺は出かける

アキランカ

皆さんこんにちは、こんばんは、もしくは おはようございます、アキランカです。