#060_手を上げる準備ができているか
人生のチャンスは、誰にでも与えられて、誰にでもつかむことができます。
ただし、現実ではチャンスをつかむことができる人は一握り。
こういう現象がなぜ起きているのか考えると、「与えられたチャンスに対して手を上げる準備ができているかどうか」だと思っています。
今日はチャンスをつかむことができる人とできない人の違いとして「準備」の違いについて書いていきたいと思っています。
01. 自分が実行するイメージがあるか
チャンスをつかむことができる人は常に自分が実行者としてやり切れるかというイメージを持っていると思います。
今の時代はアイデア自体の価値はだんだんなくなってきています。
提案書にしても大体似た内容が書かれています。
じゃあどこに価値が出てくるかというとその提案書を「誰が実行するか」だと思っています。
例えば、会社に対して業務改善提案をすることは簡単です。
「〇〇の部分が問題なので、△△にしたらいいと思います」という提案をすれば終わりです。
提案以上に意識すべきことは、提案後に「じゃああなたが改善を進めてくれるかな?」と言われたらすぐに「はい!」と言えるかどうかです。
自分が実行者としてやる意識がないと、そこで戸惑ってしまいます。
その時点でチャンスは失われ、実行者は他の人に回ってしまいます。
ただのアイデアマンになるのではなくて、そのアイデアを実行するところまで自分がイメージすることが大切になります。
02. 変化のタイミングを想像できているか
先ほどのケースだと返答しやすい思いますが、転勤や海外勤務の場合はどうでしょうか。
往々にして、人生を変えるようなチャンスは自分の環境を変えるようなケースが多いです。例えば、海外勤務は海外に挑戦したい人にとって大きなチャンスになります。
しかし、そういうチャンスが突然やってくるときもあります。
極端な話ですが、会社で急に「来月から海外に行ってもらえるか?」というような話が出てきたときに「はい!」といえるかどうかだと思っています。
そのためには、事前に変化を想像して準備をしていないと対応できません。
今の会社の状況、自分の仕事内容、先輩社員などのキャリアなどを把握していると、ある程度会社が求めてくることが見えてきます。
それに向けて準備を進めておけば、瞬間的に即答することができます。
逆に全く準備をしていなくて、「1週間考えさせてください」となってしまうと、せっかくの海外勤務のチャンスが他に回ってしまうかもしれません。
03. 家族や恋人と事前に共有しておく
特にやりたいことがある人ほど、家族や恋人に対しては自分の夢を共有しておくことが大切だと思っています。
こういうチャンスがあれば、自分は飛び込んでいきたいということを伝えて、理解をしてもらっているとそういうチャンスが来た時に応援してもらうことができます。
一方で、家族には家族、恋人には恋人の人生がありますし、自分の決断でそれを壊してしまうことはできません。チャンスを掴もうとしたときに周りの人から応援される体制をつくっておくことが大切です。
関係性が近い人に対し事前に共有をして理解を得ておくことで、すぐに返事ができますし、報告したときにも喜んでもらえます。
04. まとめ
いかがでしたでしょうか。
チャンスって新卒の時は割と平等に与えられる気がします。
そこから細かいチャンスを掴んでいくことで、だんだんと大きい仕事が回ってくるようになります。
そして、いよいよ大きいチャンスが回ってきたときに「はい!」という準備ができているかが大きなターニングポイントになると思っています。
チャンスを得ることで一気に環境が変わり、環境が変わると自分の成長に繋がります。僕もチャンスを掴んでいけるように毎日準備をしていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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