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#072_逆算力を身につける

自分の夢を持って向かっていく人もいれば、毎日が楽しければいいというスタイルで過ごす人もいます。

生き方は様々であり、どちらが合っているとか、どちらが優れているという話ではないと思っています。

ただ気になるのは、夢があって夢に向かって進みたいのに、夢とは反対の方向に進んでしまっている人。
僕は、大学時代は完全にそっちタイプでした。

海外でバリバリ仕事がしたい、英語が話せるようになりたい、と思いながら、毎日友達と朝まで遊んで、学校には行かず、夕方からバイト。バイト後に友達とまた集まって・・・そんな生活を続けていました。

それはそれでいい思い出ですが、大学4年間で自分の夢に近づいたかといえば1ミリも近づいてはいないと思います。

そのときの自分に足りなかったのは夢から逆算する「逆算力」でした。
今日は「自分の夢を実現するための逆算力」について書いていきます。


01. 夢の解像度をあげる

イチローさんや本田圭祐さんなど世界で活躍した選手は「小さい頃に卒業文集で書いたことが実現させている」と話題になることがあります。

ここで注目されるのは、卒業文集の内容が「具体的」ということです。

内容が抽象的で、例えば将来「お金持ちになりたい」という内容であれば、将来的に夢がかなったのかどうか確かめるのは難しい作業になります。

「お金持ち」の定義があまりにあいまいで人によって違うからです。

イチローさんや本田圭祐さんのすごいところは、契約金、所属するチーム、W杯の対戦チームやスコアなど具体的に書いていることです。

ここまで具体的であれば自分がその夢に対してどの程度進んでいるのかがわかります。

僕の大学時代の夢は「海外でバリバリ仕事がしたい、英語が話せるようになりたい」です。あまりに漠然としていて、どの状態が「バリバリ」なのか「英語が話せる」というのはどういう状態なのかわかりません。

漠然としている夢のイメージでは、当然それに向けた行動計画も漠然としてしまいます。

夢を実現させていくためにはまず、自分が実現したい夢のイメージをできるだけ具体的にすることが大切です。


02. 日付から逆算する

夢に近づく人となかなか前に進めない人の違いは「逆算力」だと思います。

「逆算力」というのは夢を達成した状態と今の状態を比較して、どういうステップを踏んでいくか考えていく力です。

大切なのは、今の自分から積み上げていくのではなくて、夢の実現を起点に、その夢を叶えるために「今何をしないといけないか」考えることです。

そのために最初にやらないといけないことは、その夢を「いつ」実現させるかということです。

達成したい時期が変われば当然それまでにやることも変わります。
最初に「いつ」を設定したうえで、逆算をしていきましょう。
そしてさらに中ゴール、小ゴールと細かいゴールを決めていきます。

夢って規模が大きければ大きいほど、実現までに時間がかかります。

20年間1つのゴールに向かって頑張り続けるのはよっぽどの精神力がいるので、途中で中ゴール、小ゴールと1年や半年で実現できそうなゴールを設定していきます。

僕の場合は今年度の目標にしているTOEIC900とかがそれにあたります。

最終的な夢の実現とその時期から逆算して今自分がやることがわかるとかなり夢の実現に近づいていると思います。


03. 後はひたすら作業

夢の具体化と、逆算した方法が決まれば、あとは「作業」です。
ここはひたすら地道に積み上げていくしかないと思っています。

イチローが毎日素振りをしたように、日々地道にやるしかないと思います。
僕でいえば、今はTOEICの勉強を毎日淡々としている作業がそれに近いと思います。

これは正直楽しくないですし、気持ちが折れそうになるときもあります。
そのときに実現したい夢が具体的でなければ余裕で挫折してしまいます。

「あとここまで頑張れば自分はこうなれる!!」
このイメージを持てているかどうかが踏ん張れるポイントではないかと思っています。


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。
転職してから改めて逆算力の大切さを感じています。

今回の転職も自分の夢を実現させるためのものですし、そう考えると転職してからが勝負になります。

これからも逆算力を磨いていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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