令和に"ガチ"の「Crazy For You」選手権! ~めざせ実演~
※ 画像引用元…ヤマハモーターズ (おしゃれなサイトだった…!)
は? なんですかその古くさい題名の企画…
事の発端は、私が『Crazy For You』(アルバムEXPOに収録)にハマりすぎた挙句(小室さんのC4Yはないのかなぁ~)とボヤいたことに遡ります)
あるよ!!!!!!!(某ラジオの録音を差し出すフォロワー!…なおラジオ EXPO'91 10/4放送回)
と言われ、衝撃をうけました。聞いてから失神したし怒ったし泣いたし女の子にベタ惚れしたり枕を涎で濡らしましたが……っ
こういうときオタク、動くことしかできません。
とグーグルフォームを立ち上げ、今日に至るまでコツコツと宣伝、必死に乞うた結果…
あ、集まったよ~~~~~~~!!!!!!
その数、8通も!!!!!!!
(私がいくつ書いたかは秘密ですが、実はほぼ、書いてませんとだけ!!!!!!!)
内訳は、テツ…3通/キネ…3通/ウツ…2通
でございました!!!圧倒的哲哉担の私の募集だったため、どうなるかな?と思っていましたがなんともバランスよく集まってくださりびっくり…!みんな格好いいもんね…わかる…分かるよ…全員分私も書きたかったよ…
下手なコメントは野暮!なので、淡々と、いただいた設定などと一緒にC4Y原稿を掲載させていただきます。皆様ご協力ありがとうございました!!!
~素晴らしすぎるC4Yストーリーはこちらから~
※掲載順は、お送りいただいた順ではなく、シナリオの時系列順になっております。
~テツ編~
①Expo tour(アリーナのほう)の頃の先生が、行き先を変えてまで。
*****
T「あ、もしもし」
R「どうしたの こんな時間に」
T「別にぃ ちょっとかけてみただけー」
R「今どこ?」
T「うーんとね、青山通り!」
R「近いじゃない、こっち来る?」
T「えーどうしよっかな、あー運転手さんそこ曲がってくれますぅ?」
R「あははじゃあ 待ってるわ」
T「15階、、違うや16階だっけぇ?」
R「ううん、わたしは13階よ、いちさんぜろいち。」
T「おっけーあと5分で着くから!眠らないでよね!」
T「 いつだったっけ。もう疲れちゃってさぁ、今日アンコール鳴り止まなかったんだよぉ」
R「そうなんだ、おつかれさま。お風呂は?」
T「うーんとね今から!シャワーあびようかな」
R「どうぞ、着替え用意しておくわ」
R「今日飲んできたでしょう」
T「えーわかるぅ?」
R「わかるよ、酔ってるね哲哉」
T「そんなに酔ってないよ、今日のライブ凄くてさ、そっちにあてられちゃった!」
R「うふふそんなに凄かったのね。」
T「そう!オープニングの演出、かっこいいんだから。」
R「あはっ自分で言うのね、自信作なんだ?」
T「 違うよボクが言ってるんじゃないよ、みんなが言ってくれてるの」
R「1曲目、何からはじまるの?」
T「......Crazy for you」
T「ねぇもう一本あけていい?」
R「まだ飲むの?」
T「いーじゃん、シャンパンあるでしょあなたも飲むんだから」
R「明日もあるんでしょう?」
T「そうだよ」
R「大丈夫?」
T「へーき、今日はのみたい気分だから。」
R「ほんとにハイね、今日。とめないけど程々にしておいて」
T「 開けてよ。俺開けるの上手くないから。ルイナールがいいな」
R「わかったわよ、おひめさま」
T「泡みてると思うんだ、海の中にいるみたいって。」
R「あら、そうなの、こんな小さいグラスの中に?流石だね先生」
T「綺麗だなぁこの泡。もうちょっと飲もうかなあ」
R「もう十分飲んだでしょう。誰と飲んだか知らないけど」
T「 一緒に飲もうよ!グラスいれてあげるから」
R「ねえ明日もあるんでしょう、わたし見に行きたいな」
T「明日ぁ?急だなあ。」
R「いいでしょう、1回ぐらい。」
T「明日はねえ、1曲変えるかも!音練らなきゃ、打ち込みもやらなくちゃいけないな」
R「いいの?そんなことして?」
T「大丈夫、みんな優秀だから。うちのひとたちはなんでも出来るんだよ」
R「なんでも''やってくれる''んでしょ。みんな優しいから」
T「いーの、わがままは俺の特権」
T「なんだか眠たくなってきちゃった。もう寝ていい?」
R「そんなに飲むからよ」
T「だからぁ全然飲んでないんだよーほんとだよーーライブが凄かったんだって!」
R「はいはい、わたし、明日見に行っていい?」
T「明日はねー、うーん、明日はいいや、最終日においでよ」
R「最終日?どこ?」
T「えーとどこだっけ、横浜?まあそのうちチケット送るから、場所違ったらごめんね」
R「じゃあ待ってるわ、忘れないでよね」
T「忘れないよ」
R「本当に?私以外にもいるんでしょう、同じような誰かが。」
T「……君は君だけだよ、絶対に。」
R「どうだか。」
T「見にくるならさぁ、楽しみにしててよ、1曲目。」
R「そんなにすごいの?」
T「うん、本当に。眠れなくなるぐらい!」
R「上出来なのね。」
T「それ以上かもしれない、歌ってくれるんだよ
あの曲を。」
R「随分とお気に入りね、」
T「観たらわかるよ、君もぜったい気に入るから 。」
R「…知ってるわ、本当にあなたが夢中なのはきっと’’そのひと’’ね。」
T「本当に格好いいから、なにもかも。
言ってくれるんだよ、最後に、あの言葉を……」
R「 なに? もう寝ちゃうわけ?せっかく来たのに」
T「明日もライブだから、もう眠いし、いいじゃん」
R「たまにしか会えないのに」
T「また会いに来るよ」
R「いつ?」
T「そのうちー」
R「いっつもそうなんだから、もう。
T「そういうところが好きなんでしょう」
R「ねえ、寝てもいいけど、最後に教えてよ
何を言うの、1曲目の最後に」
T「 知ってるでしょ、アルバムの通りだよ」
R「 違うよ、せめてあなたの声で聞かせて、あの科白を」
T「……なに、なんで?見に来ればいいでしょ」
R「あら、はずかしいんだ?」
T「別にそうでもないけど」
R「じゃあ教えてよ、一度だけでいいから」
T「…一回だけだよ…」
R「うん、そしたらおやすみ」
T「…Crazy for you」
②1994年ごろの小室さんと。朝焼けが見えてくる時間帯に…
*****
テツヤ「もしもしおはよー。起きてますかぁ?」
マユ 「もー! こんな朝に来るなんてひどいー あと何分で着く?」
テツヤ「ん~っとね たぶんー5分か10分」
マユ 「いい加減すぎ!」
テツヤ「昨日のライブでヘトヘトなの。だって、さっきまでまた打ち込み直ししてたんだよ?」
マユ 「しらなあい。あーあ、隣で見てたかったなあ」
テツヤ「ボクの家に来たいの?」
マユ 「『ほかの女の子と鉢合わせしちゃうかも』、で・しょ」
テツヤ「アハハ。ホントーにまだ信じてるの?」
マユ 「やっぱ鍵閉めっぱなしにしちゃおっかな~」
テツヤ「えー! 許してよお!}
マユ 「ウソだよーん えへへ」
テツヤ「ひどいなぁ …あと、500メートルだよ」
マユ 「ホント?」
テツヤ「あと、319メートル」
マユ 「ゼッタイうそ!……あ、まってまって! 見えた見えたっ みえたよ!」
テツヤ「かっ飛ばしてきたんだぜ」
マユ 「うん。ありがと。 あかり消してみた、…見えてる?」
テツヤ「もう日が昇ってるし見えないってば(笑) …もしかしてウンタラカンタラ信号ってこと? あれ~なんだったっけ」
マユ 「モールス信号!いい加減すぎ(苦笑)…ねえ見える?」
テツヤ「わかんないよー。まぶしいし」
マユ 「じゃあ…予想でいいよ」
テツヤ「好きとか? あ、わかった。ダイスキ、でしょ?」
マユ 「ブッブー。不正解。 正解、教えてあげる。」
テツヤ「じゃあなあに?」
マユ 「……Crazy For You………」
<~~例の間奏~~>
マユ 「ねー…ホントに、朝から…しちゃうの?」
テツヤ「だめ? お願い。がんばってきたんだよ? オレさ」
マユ 「…お昼までいてくれるの?」
テツヤ「うん。マネージャーがここまでタクシーで迎えにきてくれるからさ、12時になったら起こしてよ」
マユ 「疲れてグッスリ…になるまでしないでよお」
テツヤ「だいじょーぶだいじょーぶ。任せて♡」
マユ 「わがまますぎー。哲哉さんの方が年上なのにぃ…」
テツヤ「あ、すっぴんかわいい」
マユ 「華の20代だもーん。シューカンシとかに撮られないでね? 知らないよっ」
テツヤ「いいよ。デートの時の写真、友達に見せてみな。それだけできっと噂になっちゃうからさ」
マユ 「アタシ優しいもん。お母さんにも言ってないんだよ?」
テツヤ「ほんとに? マユちゃんあんなにウッカリ多いのにウソなんじゃない?」
マユ 「これは ほんとのホント!」
テツヤ「ウソだったらお仕置きね♡」
マユ 「もう……!}
<~~例の間奏~~>
マユ 「私もねむーい……一緒に夕方まで寝ちゃおうよ」
テツヤ「だめ。…また今度のオフにね?」
マユ 「また一緒にお風呂入ってくれる?」
テツヤ「はいはいお姫様。髪も洗ってあげるね」
マユ 「自分もやってほしいだけなくせに~」
テツヤ「今度 オフができたら、また絶対に来るよ」
マユ 「だって……来週には大阪でしょ?その次が福岡だっけ」
テツヤ「ん」
マユ 「オフなんてないくせにー。あと、ほかの子にもサービスしなきゃ、でしょ?」
テツヤ「ふふ」
マユ 「……アタシ。哲哉さんのライブ、見たいな」
テツヤ「あれ、この前来たじゃん」
マユ 「もー! それどこのどの女の子と間違えてるの?」
テツヤ「多すぎてわかんないかも。…あ、怒ったあ」
マユ 「怒ってないもーん」
テツヤ「どこで会ったんだっけね」
マユ 「ひっどい! 前のデートも覚えてないんでしょ」
テツヤ「覚えてる覚えてる! あはは、ほら、コーヒー淹れてあげるから、許して?」
マユ 「来年にはもう、私なんて忘れて”また”美人サンと結婚してるんだろうな~」
テツヤ「あの曲うたってあげる。キーボード貸りるよ」
マユ 「それ、哲哉さんの忘れ物! 私ピアノ弾けないんだもんそれも家に持って帰ってよー」
テツヤ「『I WANT YOU BACK』、お気に入りでしょ?」
<~~例の間奏~~>
マユ 「ほら、起きて」
テツヤ「……うん。起きる」
マユ 「ほんとに行っちゃうんだね。 …ヒドい人っ」
テツヤ「ごめんね? キスでゆるして」
マユ 「…かわいいから許す! あ、ねえ見てみてよ。合鍵、作ったの」
テツヤ「…うん」
マユ 「えー! 喜んでくれると思ってたのに」
テツヤ「……ほんとに今日、来る? そしたらマネージャーに言っておくからさ。言ったらすぐに楽屋に会いに来て」
マユ 「でも会場では一万人の中のたった一人なんだよね」
テツヤ「目が合ったら、手 振るよ」
マユ 「合わないってばぁ。テキトーにやるんでしょ。…ねえ、新幹線乗っちゃう前にちょっとでも会いに来て」
テツヤ「ステージの上からサイン送ったげる」
マユ 「なんて? …ねえっ!行っちゃう前に教えて…!」
テツヤ「……Crazy For You」
おわり
③こむろてつや64歳(架空の人物)と夜のドライブ。
*****
Setting
2022年12月
て:こむろてつや(架空の人物)
?:もしもし
て:もう下に着いたよ、降りてこれる?
?:んー、今靴履いてるとこ
(階段を降りる音、車のドアが開く音)
て:迷惑だった?急にドライブに誘って
?:ううん、そんなことない。お風呂上がったところだった
(車が発進する音)
て:今日に限っては早い時間がよくて……
?:ふーん
て:なんでって訊かないの?
?:訊かない。訊かなきゃダメ?
て:ふふ、ダメじゃない。
?:スタジャン、新しいの?かわいい
て:ありがと。君は……いい匂いがするね
?:お風呂上がりだからね
て:ちょっと飛ばしていい?
?:飛ばしてよ。その方が酔わないから
て:わかった
?:音楽のチョイスがいいね
て:本業だからね
?:ドライブ連れてってくれるの初めてだね
て:そうだっけ?
?:そうだよ。誰と間違えてるの?
て:冗談だよ。
?:あやしーい
て:信じてないんだ?
?:……うそだよ。信じてる。あれ、もう高速降りるの?
て:そう、ここから山道
?:山道苦手だなあ。酔っちゃう
て:さっき信じてるって言ったじゃない
?:それとこれとは別問題……待って、すごいヘアピンカーブじゃない?
て:ちょっとだけ我慢して
?:う……無理かも。吐きそう
て:えっ、だいじょぶ?……あ、あそこに駐車場があるから入るね
?:んー、窓開けてもいい?
(大きな物音につづき、金属音)
て:えっ?
?:えっ?
て:ちょっと待っててくれる?
(エンジンが止まり、ドアが開いて閉まる音。しばらくして、またドアが開いて閉まる音)
て:……脱輪しちゃった
?:そんなことってあるんだね
て:かっこわるいね
?:そんなことないよ。元気出して
て:ん……
?:なんだっけ、こういうときに電話するところ
て:ロードサービスね
?:電話しようか
て:待って。……キスしていい?
?:ん……
て:もっとしていい?
?:うん……
Interlude
て:寒くない?
?:うん
て:水飲む?
?:うん
て:ぼーっとしてるね、かわいい
?:もう、やめて……
て:本当は山頂から夜景を見せたかったんだけど……あ、そうだ
(機械音)
?:すごい。天井、窓になってたんだね
て:あんまり星は見えないけど……雲が出てるし
?:寝転がって空を見上げてると、浮いてるような気がしてこない?
て:わかる。上下の感覚無くなるよね
?:アフリカに行ったら、すごい星空なのかな
て:こんど一緒に行きたいね
?:ほんとに?
て:うん
?:アフリカも、イタリアも、ギリシアも?
て:うん、行きたいとこ全部
?:絶対に一緒に行きたい
て:サバンナに寝そべって空を見上げようよ
?:きっと宇宙に浮かんでるみたいだね
……今夜も、明日の朝も一緒にいて
て:……
……ごめんね
?:冗談だよ
て:……次に会えるのはいつかな
?:ステージの上と客席かもしれないね
て:いつも君のこと見てたの、気づいてた?
?:うん。いつからかは覚えてないけど。どうして見てたの?
て:どうしてかな、教えてあげない
?:いじわる……
て:自分で考えて。正解だったら教えてあげる
?:きっとずっとわからないよ
て:じゃあ、今度ステージの上からヒントを出すからさ。前もって知りたい?
?:え、ヒントを前もって教えてくれるの?ふふ……
て:ヒントは、Am、F、G、C
?:むずかしいなあ。言葉で言ってよ
て:言葉にするなら、Crazy for you
******
以上3通お寄せいただきました!
~キネ編~
①20代前半の木根さんが留守番の家に駆けつけてくれて…
*****
Crazy for you (昭和50年代風)
尚登「あ…もしもし!や、夜分に失礼します!ぼ、僕は、あの!」
千尋「…もしもし?尚登さん?」
尚登「あ、千尋ちゃん?助かった!お父さんが出なくて!」
千尋「尚登さんったら!今日、お父さんもお母さんも親戚の家に行っているの…」
尚登「そうなの?じゃあ、今晩は1人で留守番なんだ?大丈夫かい、1人で…」
千尋「うん…いつもは平気なのよ、でも、先日近所の家に空き巣が入ったって聞いて…ちょっと怖いわ」
千尋「それは!きみ、もし空き巣と鉢合わせなんかしたら大変じゃないか!今すぐそっちへ行くよ!」
千尋「そんな、こんな夜に…わるいわ…」
尚登「…千尋ちゃん、僕と今夜一緒に過ごすの、嫌かい?」
千尋「そうじゃないわ!」
尚登「じゃあ、今すぐ行く。家に着いたら、3回ノックするからさ」
千尋「わかったわ…ありがとう、尚登さん、嬉しい。ノック3回って何かの暗号かしら?」
千尋「そうだね…Crazy for you…ってとこかな」
千尋「こんなに早くに来てくれるとは思わなかったわ」
尚登「思いっきり自転車飛ばしてきたからね」
千尋「あら、本当、すごい汗じゃない、風邪をひくわ」
尚登「はは!バラード一曲分だよ!」
千尋「まあ!尚登さんったら、こんな時も音楽で例えるなんて。このタオル、使ってちょうだい」
尚登「ありがとう」
千尋「そういえば、どうして電話をかけてきたの?何かご用だったの?」
尚登「いや…用という、用ではなかったんだけれどね…ただ、君の声が聞きたくて…」
千尋「…私もよ、尚登さんの声が聞きたいと思っていたわ…」
尚登「じゃあ、僕たち以心伝心していたわけだ」
千尋「じゃあ…今の気持ちも2人同じなのかしら…」
尚登「もし、同じだったら…部屋の電気消してくれるかな…」
千尋「…うん」
千尋「見て…今日は満月よ」
尚登「やあ、本当だ…今気づいたよ…」
千尋「尚登さん、窓の方に背を向けていらしたものね」
尚登「月なんかより、きみの方を見ていたいからね」
千尋「…本当にそう思っているのかしら…」
尚登「どうしてだい?」
千尋「このところバンド、バンドって、随分前より会う時間が減ったわ…」
尚登「ごめん…今新しいメンバーと作った曲をレコード会社に売り込んでるところなんだ…今度のメンバーは、なんかすごく上手くいく気がするんだよ」
千尋「…あの可愛らしい顔した坊やね。なんだか嫉妬しちゃう」
尚登「あいつはいいやつさ」
千尋「いい人は尚登さんよ、みんなに優しいんだから…」
千尋「朝ごはん、食べていったらどお?すぐに作るわ」
尚登「…うん、でも、昼前に待ち合わせあるから、一旦家に帰るよ」
千尋「そう…つまらないわ…」
尚登「今度、ライブ見においでよ。僕の幼馴染しってるだろ?あいつにチケット渡すように言っておくからさ」
千尋「あのやたら顔がよくて、無口な人ね」
尚登「あいつもいいやつさ」
千尋「…また、夜に会えるかしら?」
尚登「そうだな…もし来られたら…きみの部屋の窓をノックするよ」
千尋「…尚登さん、私辛いわ…もう、待つのは辛い…いつも私と会っていない間、誰と会っているのかしら…って考えてしまうの」
尚登「愛してるのは、君だけさ…」
千尋「いつも、私だけの前ではそういうわね…」
尚登「…じゃあ、次のライブでステージの上から合図を送るよ」
千尋「どんな風にかしら」
尚登「僕たちだけの合図、ノックを3回する仕草さ!Crazy for you…ってね」
②奥さんとふたりで…
*****
🕶「もしもし、久しぶり、俺だけど…」
「えっ?久しぶり…こっちでお仕事だったの?」
🕶「これから会えないかな?」
「時間、もう遅いけど…」
🕶「前乗りでさ、泊まりだから」
「うーん、いい…よ。」
🕶「いいの?」
「ホテルでマネージャーさん待ってるんじゃないの?」
🕶「じゃやめとくよ。」
「嘘嘘!」
🕶「今、タクシー降りたから…あと、500メートル」
「え、歩き⁈」
🕶「あと、200メートル…あ!見えた。13階だったよね」
「早っ!待って、明かり消してみるね。」
🕶「おー見えたよ、アイシテルかなにかの?」
「違っ…Crazy For You 」
「ねぇ、歩いてて気付かれなかった?」
😑「メガネ外してきた」
「あそこ目立つよ?」
🕶「誰もわかんないよ。」
「まぁね💧」
🕶「ん?」
「わかるかもよ〜わたしが告げ口しようかな。」
🕶「誰に?」
「……奥さん?」
🕶「バ、バレないよ」
「知ってる」
🕶「これ…ベットにクッション沢山置いてあるの好きなんだよね」
「知ってるけど?(笑)」
🕶「ふかふかしてるよね」
「え…ちょっ、どこが」
🕶「ん…俺せっかちだから(低イケボ)…」
「すごい汗、大丈夫?」
🕶「バラード1曲分だね〜」
「ふふっ。」
🕶「そこの水、取ってくれる?」
「はい、あれ?手が…指先硬くなってる」
🕶「ギター弾く人は仕方ないよ」
「…痛くなかったよ、優しい」
🕶「(笑)」
「ねぇ、明日ライブあるんでしょう?」
🕶「あるよ。」
「行ってもいいかな?」
🕶「えっ」
「まだ行ったことないし」
🕶「なかった?」
「はぁ…地方にたっくさん彼女いるから忘れてるんでしょ」
🕶「忘れてないよ、まぁ忘れたら…」
「忘れたら?」
🕶「もう一度…出会いなおそ」
「これ落ちてたよ、忘れ物」
🕶「なに?」
「結婚指輪、置いていかないでくれる?」
🕶「ありがと(適当)…明日、見においでよ。名前言ったら裏入れるようにしとくから。となりの人知ってるよね?」
「うん!嬉しい!1万人の中の1人?」
🕶「目が合ったら、指差すよ。」
「サングラス越しに💦できるわけないよー。ライブ中忙しいんでしょ?」
🕶「できるよ、じゃソロの時サイン送る」
「できる??なんて?なんてサイン?」
🕶「…Crazy For You🎸」
③水が止まらなくて助けを呼んで…!
*****
木根さん「あ、もしもし」
マイ「木根さん?遅くにごめんなさい!今大丈夫?」
木根さん「いやいや大丈夫よ、どうしたの?」
マイ「それがね、あのー」
木根さん「なによ、どうしたの」
マイ「大ピンチなの!!
バスルームの水が止まらなくって、助けてほしくって」
木根さん「あら!それは大変だね大丈夫?落ち着いて、どこから水が漏れてるかわかる?」
マイ「うーんどこなんだろう、わかんない、どうしよう…」
木根さん「今から行こうか?ちょうど近くにいるよ。青山通りだったよね?」
マイ「え、うそ!来てくれるの!?でも仕事大変じゃない?」
木根さん「いや、もう終わったから大丈夫だよ」
マイ「本当に?うれしい!ありがとう!気を付けてきてね」
例の間奏
木根さん「やー遅くなってごめんね、思ったより道が混んでて…」
マイ「全然!本当にごめんなさい!せっかくお仕事早く終わったのに……」
木根さん「いやいやたいしたことないよ、それより先に直そうか。」
ちょっと見てみるねあー給湯器のつなぎ目からもれてるかも!」
マイ「そうなんだ!」
木根さん「ここの金具が緩んでるんじゃないかな、ドライバーあるかな?」
マイ「うん!持ってくる!」
木根さん「こんな感じかな、止まったみたいだね。」
マイ「あー!すごい!止まってる!本当にありがとう!!助かりました!!本当にごめんなさい!」
木根さん「大丈夫だよ、それより止まってよかった。また緩んできちゃうかもしれないから気を付けて」
マイ「うん、わかった!あのー、ほんとに心ばかりなんだけど、甘いものでも食べていかない?お礼させて!」
木根さん「いやいや大したことじゃないから遠慮して…」
マイ「今日、しゃるむの大判焼があるの!それだけでもどうですか!?木根さん好きかと思って買っておいたの!」
木根さん「あら、そうだったんだ、じゃあ少し・・・」
マイ「やった!じゃあお茶を入れるので少し待ってて!!」
マイ「お待たせ!」
木根さん「わーありがとう、久々に食べるなぁ。美味しいよね、このお店」
マイ「木根さんおすすめしてくれたから買ってみたの、そしたら本当に美味しくって!」
木根さん「でしょー餡子がちがうんだよ 粒も大きいし!」
マイ「そうだね、出来立てはもっとおいしいんだろうな」
木根さん「今度お店で食べてきなよ」
マイ「うん!そうする」
木根さん「でもねーお家で買ってアイスクリームなんかのせちゃってもおいしいんだよー」
マイ「そうなのー!?待ってバニラアイスならあるよ!」
木根さん「じゃあのせてみようか」
マイ「うわーおいしい!幸せの味!」
木根さん「でしょーこの甘さがいいんだよねぇ」
マイ「なんだかおなか一杯になっちゃった」
木根さん「僕もだよ じゃあもう少ししたら帰ろうかな」
マイ「今日急に呼び出して本当にごめんなさい!
木根さん「いやいや、こういうの慣れてるからね。」
マイ「慣れてるの?」
木根さん「うん、なんだかねーいろんなこと頼ってくる人多いんだよー
うちのメンバーでもね、何でも言ってくるひととかいるのよ」
マイ「そうなんだ、仲良しなのね」
木根さん「まあそうかもね」
マイ「じゃあ今日はありがとう!気を付けて帰ってね!
木根さん「うん、それじゃまた」
マイ「またうちに甘いもの食べに来てくれる?」
木根さん「そりゃあいくらでも。僕は甘いモノにCrazy For Youだからね」
*****
以上3通お寄せいただきました!
~ウツ編~
①2023年のウツとはしゃぐ
。
******
隆「ねぇ。今日る卍ちゃん誕生日でしょ?おめでとう♡どっか行く?」
る卍「...。ありがとう!嬉しい♡って言うと思った??誰と間違ってるの!!(怒)」
隆「嘘!!?マジで!ごめん!!!ほんとごめん!!お詫びに」
る卍「お詫びに~!ドライブに行こう♡ご飯も♡今日一日デートしてね。いいよね?」
隆「もちろんです卍様!どこ行く?」
る卍「まずは上野動物園ね。そんで焼肉」
隆「上野って渋!!いいよ、OK」
る卍「やったー!焼肉はね、板橋の山源。ホルモンが有名なんだよ」
隆「へぇ~そうなんだ。予約しておくね」
る卍「サンクスモニカ♡ドライブは私のクラウン運転してね」
隆「あのダサいやつ?」
る卍「は?ピンクのクラウン可愛いだろ」
隆「はいはい可愛い可愛い」
る卍「夜パフェも行こうネ!渋谷のパフェテリアベル」
隆「色々なお店知っててさ、なんだか歩く食べログじゃん」
る卍「隆が他の子とイチャついてる時、私孤独のグルメしてるんだからねっ(怒」
隆「孤独なの?もう、俺がいるのに」
る卍「そう思うなら私の事もっと大切にしてよぉ」
隆「してるよ~。今日もこんなにさ(頭ナデナデ)いっぱい食べるる卍ちゃんが好きだよ」
る卍「ちょっとォ♡私をこれ以上太らせる気?」
隆「ちょいポチャの方が好きだよ俺は」
る卍「!? この間は細い子がいいって言ってたじゃん!誰と間違ってるのよ~!んも~」
隆「ごめん^_‐☆これで許して」
る卍「え、何」
隆「えいえいっ♡このお腹ちょー気持ちいいんだよな~」
る卍「やだー♡くすぐったーい♡お返しだーーえいえいっ♡」
(※フォロワーの投稿と判明しましたので下ネタを一部自粛し、削除しました。ごめんねフォロワー)
る卍「もう!ふざけないで!朝からそんなお盛んなの許さない♡」
隆「えへへ、ごめん。でもね君のお腹とお尻、そのパーフェクトボディ、全部愛してるから」
る卍「本当に?信じていいの?」
隆「うん、ここに誓うよ。CHU♡ クレイジーフォーユー...!」
~私の臍にKissしてフィニッシュだ!!~
②昔ミュージカルで共演したウツと…
*****
ウツ「あ、サーヤ? 起きてたよね?」
わたし「ウツさ~ん、深夜に起こすのやめてよお…」
ウツ「サーヤだって夜型じゃん。この時間起きてるヤツって少ないんだよ」
わたし「TMの人誘いなよー。電話も経費で落ちるしさ」
ウツ「君の番号、レコーディングスタジオで登録してるって言ったら怒る?」
わたし「めっちゃめちゃ怒るんですけど!!!」
ウツ「もう着いちゃう。お酒、ある?」
わたし「前に置いていったジャックダニエルが残ってるよ。私も飲んじゃったけど」
ウツ「見かけによらず酒豪だよね~」
わたし「いい年して売れ残りの女優の卵、呑まないとやってらんないっての。ほら、君も呑むんだよ」
ウツ「いいねえ~。そういうとこ、面白いよね」
わたし「つまみはご飯の残り、あとは…お菓子ならあるけど、あんまり食べないでしょ」
ウツ「はっはっは、オーザックだ」
わたし「あの頃はコムロファンだったんだもーん。今でも買っちゃうよね」
ウツ「でも今は俺がいいんだ?」
わたし「そうそう、クレイジーフォーユー。どこで何が起きるかわからないよね」
ウツ「あれ、それ言うのは俺じゃないの?」
わたし「Five hundred twenty five thousand six hundred minutes…」
ウツ「……この前のオーディション、どうだった?」
わたし「そんな話しにきたわけじゃないんでしょ」
ウツ「……やっぱ、帰るかな。練習してた? そんな声してる」
わたし「…、…帰らないで」
ウツ「………」
わたし「ウツの歌、聞きたいな。ソロもうまく行って、TMの復活も歓迎されて…ああ、今度大きいコンサートあるんでしょ」
ウツ「…本当に来たいと思ってる?」
わたし「それ聞いて……すっぱり、諦めようと思ってる。芸能の道も。田舎に帰ろうかって…さっき、泣きながら電話してたの」
ウツ「…そっか、ライブには来たことなかったか」
わたし「フラッグ振ってあげようか。声援だって、他の女の子に負けないよ」
ウツ「いいよ、いらない。俺だけ見ていて」
わたし「ウツ、……急にどうしたの、目にキスなんて…ロマンチックじゃない…」
ウツ「浮気しないようにおまじない。サイン送るから、見逃さないで」
わたし「1万人の中の一人の私に、届くかな…」
ウツ「届くさ。…全員に届くように俺たちは歌ってるよ」
わたし「……なんて送るんだっけ、その、サイン」
ウツ「…Crazy For You…」
*****
以上2通お寄せいただきました!