田村正年~あきらめない頭痛クリニック医院長(博多区千代1丁目)~11月開院
今までの治療事例を投稿します。
片頭痛の予防方法片頭痛の起こる頻度が1週間に1回以上の場合は、予防薬を病院でもらって服用するとよいでしょう。片頭痛予防法は今後普及する片頭痛治療ではないかと思います。 片頭痛の予防治療が行われるのは頭痛が頻発する場合 頭痛発作が強く一回の頭痛でも日常生活に大きな支障が出ている場合 頓挫治療(痛い時だけ飲む薬)が過剰になっている場合 などとされています。 予防治療は治療効果が大きいですので私はお勧めしています。 片頭痛予防治療の利点予防治療で痛みの頻度、強さが減少しま
良好な睡眠の取り方良い睡眠をとるための10のお約束(睡眠障害の診断治療ガイドラインより) 1.睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分 よい睡眠が取れる環境を整えることは重要ですが、ことさら眠ろうとしないことです。目を閉じて静かにしていれば、体の安静は取れるものです。 2.刺激物を避け眠る前には自分なりのリラックス法 就寝4時間前のカフェイン(緑茶、コーヒー)の摂取。就寝1時間前の喫煙は避ける。軽い読書、音楽、ぬるめの風呂、香り、筋肉弛緩運動はお勧め。 3.眠
小児の頭痛と片頭痛頻度 男児3.4%、女児4.0%に片頭痛がある 片頭痛は13歳以上になると急激に増加、その時点で性差が広がる フィンランドにおける小児2,921例の多数例の検討結果 片頭痛の頻度 7歳では2.7%(男児2.9% 女児2.5%) 14歳では10.6%(男児6.4% 女児14.8%) 年齢が上昇する従い、片側性がつよくなり、吐き気、嘔吐が減少、視覚的前兆が増加する 家族歴 家族歴はほぼ同様(平均75%) 7歳で81%、14歳で73% 7歳の時
片頭痛の特徴20~50歳代の女性に多い(多くは30歳までに発症) 頭の片側のこめかみを中心に痛み、ひどくなると頭全体に痛みが広がります。 脈を打つのに合わせてズキンズキン、ガンガンと痛み、頭を振ったりして身体を動かすと痛みが強くなり、動きたくなくなります。痛みが峠を越えると脈を打つ痛みは消え持続性の痛みとなります。 痛みのピークに吐き気がしたり、吐くことがあります。 頭痛は月に1~2回程度で、ひとたび起こると4時間-72時間くらい続きます 血縁者に同様の頭痛持ちがい
緊張型頭痛の特徴症状の特徴は、圧迫感のある持続性の頭痛であること 片頭痛との主な違い ズキズキしない(非拍動性) 両側性 随伴症状は伴わない (吐き気、めまい、生あくびなどは伴わない事が多い) 痛みの強さが軽度~中程度 日常生活を妨げたり、日常生活で悪化したりしない 緊張型頭痛の診断基準緊張型頭痛(Tension-type headache) 1.反復発作性緊張型頭痛(Episodic tension-type headache) A: B-Dを満たす頭痛発
群発頭痛の特徴 頭痛が、いったん起こり始めると1~2ヵ月間の間、連日のように群発するのが特徴です。ちょうど「群発地震」のような起こり方です。 発症年齢は20-40歳台 男性に多いタイプの頭痛です。 片頭痛は女性に多い頭痛です。 群発頭痛は「男性専科の頭痛」といえます。 群発期は年に1~2回、あるいは2~3年に1回にあらわれます。その期間が過ぎれば、まったく頭痛は起こりません。 頭痛の頻度は: 1日1回です(隔日~1日8回の幅で起こります)。 1回の頭痛は1時間程
頭痛と漢方漢方薬は良く頭痛治療に使用されます。その特徴と効果を挙げてみたいと思います。 片頭痛には 五苓散(ゴレイサン) 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ) 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジツテンマトウ) 呉茱萸湯(ゴシュユトウ) 葛根湯(カッコントウ) 桃核承気湯(トウカクジョウキトウ) 桂枝人参湯(ケイシニンジントウ) 麻黄附子細辛湯(マオウブッシサイシントウ) 川キュウ茶調散(センキュウチャチョウサン) 肩こりの頭痛には 葛根湯(カッコントウ
漢方薬一般論についてのお勉強1. 血が貯まる、お血に使う生薬 下記の症状で点数をチェックしてください。下記の点数が21点以上あればお血です。 2. 血が少なく、皮膚のかさつき、つめが弱くなるのを防ぐ薬 (血虚=ケッキョ) 下記の症状で点数をチェックしてください。以下の点数が30点以上であれば血虚です。 3. 水毒(スイドク)に使われる生薬 めまい、頭痛、中耳炎、冷え、排尿障害、むくみ、関節水腫、下痢、腹部振水音、下痢気味、歯根舌、汗かき、水太り、二日酔い 下記の症
「頭が痛い」と訴えるお子さんに対して、どうしてあげれば良いのかわからなくて、不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。「頭が痛いから学校を休みたい」とお子さんが言うと、「仮病じゃないの?」と疑ってしまうケースも多いようです。子供が幼いと、頭痛の痛みを言語化できないため、見落とされることが多いんです。これから解説する内容からお子さんの症状がどれにあてはまるのかをまずは知りましょう。 https://akiramenai-zutsu.com/blog/%e3%80%90%e
こんばんは。広報担当です。 田村先生は今までYouTubeの「あきらめない頭痛チャンネル」に イラストで登場していましたが、初のご本人登場の動画です。 「私の頭痛、病院に行ってもいいの?」などのお話。是非見てみてくださいね! これから随時アップされていくので登録もお願いします。 https://www.youtube.com/watch?v=3fldtspGAig
お子さんが月に2回頭痛で学校を休むなんてことはありませか? それ、片頭痛のサインかもしれません。 小児の頭痛にも多くの事例を持っております。 お気軽にご相談ください。 https://www.youtube.com/watch?v=52-LDGKNM8c
あきらめない頭痛クリニック医院長田村です。 鹿児島で脳神経外科をしていた時の頭痛持ち患者さまの事例を紹介します。 50代女性 片頭痛私は 5年程前に狭心症になり風船治療をしました。その後 1年ぐらい過ぎた頃、勤務を終えて車で帰宅途中に、突然視界の一部分にぼんやりとした 2~3センチ位の丸い所が現れて、前の車のナンバーの一部が見えなくなりました。 その後、5分間ぐらいして今度はそのぼんやりとした部分がダイヤモンドの様にキラキラ光る物体に変化し、まず目の左側部分から 1~2時
あきらめない頭痛クリニック医院長田村と申します。 今年の11月に、博多市にクリニックを開院します。 鹿児島で約20年間脳神経外科クリニックをしておりました。ちょうどその頃、幼い娘の頭痛症状が始まりました。「何とかして痛みを取り除いてあげたい」と試行錯誤。闘病の日々を記録した『頭痛日誌』が反響を呼び、全国から患者さんが来てくださいました。 頭痛で悩む方の力になることが、私の使命だと思っております。 新天地でのチャレンジ。 新しい出会いにワクワクしながらも、不安もあります。