景色に想念をくっつける
見えるものに言葉を付箋する
言葉にするとこうなる
純粋に景色を見れない
そんな経験は僕だけだろうか
確固たる言葉や念を景色に当てはめ一致させ照合するような思考
それを半自動でやる
【半】というのは
逃れられてない言葉の乳飲み子と
右手で払いのけ左手で全力で手首ごと掴み離さぬ心の念力
それを
さもなにもないかのように振る舞う
スッキリしたいのに出来ない
言葉が次から次へと追ってくる
言葉が次から次へと問う
一切から手を引く
それを する
実は景色に何の引っ掛かりもないこと
それに