
『二番経営』を聴いて、盛田昭夫塾へ行ってきた話
どうも。かたぎってるかたぎりといいます。
宿泊施設のコンサルティングやデザインをやっている人です。
僕は地方に住んでいるので、車で移動する機会が多く、車を運転しながら、ポッドキャストをよく聴いています。
そんな僕の推しの番組が3つあります。
①みんなのメンタールーム
第1回からずーっと聴いてきて、毎週更新を楽しみに待っているいちばん好きな番組です。元NewsPicks、現ポッドキャストプロデューサーの野村さんと、幻冬舎の設楽さんがリスナーのお悩みにこたえる内容となっています。
パーソナリティのお二方の地に足着いたお話が毎回心地よく聴けます。全社会人必聴の番組だなと個人的には思ってます。
②経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜
仕事柄、財務諸表を扱ったり、経営者の方とお話する機会が多いので、この番組で語られる話が全部面白く聴けています。もちろん経営とそこまで深く関わらないという方でも楽しめる内容なので、おすすめです。
③二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
こちらも経営についての話がメインで、経営の二番手、経営者の右腕として活躍するNo.2にフォーカスした番組です。経営の二番手って縁の下の力持ち的なところが大きくあまり表には出てこないと思うのですが、そこのリアルを掘り下げて知ることができ、学びが大きい番組だなって思いながら愛聴しています。
また別のnoteでそれぞれについて熱く語りたいところではありますが、今回は「二番経営」を聴いて、東京通信工業(現:SONY)のNo.2であった盛田昭夫氏についての記念館である「盛田昭夫塾」に行ってきたよ。というお話です。
備忘録がてら書いていきます。
二番経営の番組では#21-#28と8回に渡って、盛田昭夫氏の話を聴くことができます。おすすめな回なのでぜひ一度聴いてみてほしいです。
盛田昭夫氏の生涯を知ることができる「盛田昭夫塾」

盛田昭夫塾は愛知県常滑市にある、ソニー創業者の1人である盛田昭夫氏とその妻の盛田良子氏の人となりがわかる記念館です。
愛知県で生まれ、愛知県で育ちながらも、常滑にこんな素敵な資料館があるのを全く知らなかったです。
二番経営を聴いて、盛田昭夫氏についてもっと知りたいと思って調べたところ盛田昭夫塾を発見。まさか自分の故郷にあるとは!と興奮し、次に愛知に行くときには絶対行こうと決めながら日々過ごしていました。
そして仕事でたまたま名古屋に行く機会があったので、仕事の合間を縫って、盛田昭夫塾へやってきました。
来館は予約制になっており、ホームページから来館する日時を選択して予約した上で訪れることができます(当日予約でも大丈夫でした)。

6つのキューブを重ねたように作られた建築のこちらは、それがそのままロゴになっており、館内も6つに分かれており、それぞれ6つのテーマに沿った展示がされています。
予約した時間に駐車場に車を停めて、歩いていくと、2名のスタッフの方がわざわざお出迎えしてくれました。常に2名のスタッフが常駐する記念館。財団をつくって維持管理をされているそうです。
平日だったので僕しかいなかったものの、丁寧にもてなしていただきました。

入口を入ってすぐ盛田昭夫氏の大きなパネルが鎮座しています。こんなにかっこよくスーツを着こなして腕を組める大人になりたい。なんて思いながら、館内を順番に巡っていきました。

盛田昭夫氏の歴史と、昭夫氏を支えた妻良子氏に関わる様々な展示がされています。盛田昭夫氏の功績もさることながら、それをサポートしていた良子氏についての展示もまたよかったです。
自分は「おもてなし」ど真ん中の業界に身を置く人間なので、良子氏のおもてなしの神髄を見て感動しました。

1時間ちょっとで見きれるくらいの展示量となっています。盛田昭夫塾の隣にはもともと盛田家の邸宅だったところをつかった別の資料展示もあって、そちらも見てきましたが、楽しめました。
二番経営を聴いてから行くと倍楽しめる
二番経営では、盛田昭夫氏の人生をソニーの歴史と井深大氏との関係性に沿って細かく紹介してくれています。本当に学びの多いおすすめの全8回なので、それを聴いて、盛田昭夫氏について一定の前提知識を持った上で、盛田昭夫塾を訪れると、倍楽しめると思います。
ぜひ二番経営を聴いて、行ってみてください。
おしまい。