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奇跡の現実を創り出す方法(バシャール)
岩瀬アキラYouTubeのバシャール翻訳動画「奇跡の現実を創り出す方法(バシャール)第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・最終話」からの書き起こしです。
まず、認識すべき重要な事は具現化する「方法」を学ぶ必要はないということです。
皆さんは明らかに「常に」具現化していますからね。
そうでなければ、一切の物質的体験をできていないはずですから。
ということで、皆さんは常に具現化しています。
なので、具現化する「方法」を新たに学ぶという話ではなく、
皆さんがどのようにして「既に」具現化しているのかを学ぶ話なのです。
それによって具現化のプロセスを「意識的に」認識できるようになり、そのメカニズムがどのように稼働しているかを明快に理解できることができ、そして、実際にあなたがどのようにして高次元の非物質現実の概念を皆さんが物質現実体験へと変容しているかを理解できるのです。
具現化のプロセスを理解する上で最初に来る要素はもちろん物質的人格(自我)です。
その構成要素は
定義(ビリーフ)
感情
思考
で、その組み合わせが皆さんそれぞれが体験することを選んだ物質的個人としての「行動」となります。
そして、「自我」を色濃く表す根本的な「定義(ビリーフ)」を創る時、あなたの意識の中である特定の共鳴・周波数が生まれます。
その周波数は、皆さんの世界で共通認識的にも次のように呼ばれています。
「ステート(心身エネルギー状態)」です。
そのエネルギー的な状態、つまり「意識」が帯びる特定の周波数は、意識の内側で、中心から外側へと波紋の様に放射されていき、そして反射されて返ってきます。
ちなみにその「反射」は実際にはもちろんあなたの外側で起きているのではなく、あなたの「意識の内側」で起きていることです。
しかし、敢えて「反射」という言い方をしているのはその例えによって、皆さんがメカニズムを理解しやすくなるからです。
そしてその「反射」はある非常に特定なものと出会います。
あなたが、その「反射」をあなたが今体験しているように「物質現実として」体験するには「ある特定のこと」が起きる必要があるのです。
そこに関わってくるのが、「具現化空間」と呼ばれる
「基幹ビリーフ」です。
この真に根本的なビリーフが(自我が放った周波数の)反射を受け取る際に、ある非常に特定的なことをします。
その反射された周波数をある特定の形で変化させて、次の言い方で表される効果をもたらすのです。
「こ れ は、 現 実 だ !」
「基幹ビリーフ」があなたが自らの「意識」の中で体験しているあなたの定義(ビリーフ)が創り出した周波数の反射に対して「これは現実だ!」とあなたに認識させてその感覚を拡張しなければ、あなたは物質現実を、あたかも「現実」かのように体験できないのです。
ですので、物質的な体験における「具現化」というものは
「これは現実だ!」とする「基幹ビリーフ」から始まるのです。
さて、あなたが「意識」を拡大させていく中で、あなたはより頻繁に、次のように認識し始めることになります。
「物質現実は、自分の投影であり、自分が創っているものなのだ」と。
「物質現実は、ある意味『幻想』で本当の意味で『現実』ではない」と。
つまり、物質現実は自分の「外側」にあるものではなく、自分の意識の「内側」の構造であって、自分自身に「それは現実だ!」と言い聞かせることで、あたかも自分の「外側」にあるかのように見せることができていて、あたかも自分の人生の中で自分の周りに具現化されたように見えるのだと。
しかし、意識が拡大してくるとそれが崩壊し始めます。
なぜなら、あなたは物質現実は「幻想」なのだと気づき始め、そして、ある意味あなたは「これは現実だ!」とする基幹ビリーフを言わば「あまり気にしなくなる」からです。
誤解しないでください。
物質現実の「体験」はリアル(現実)なのです。
物質現実「そのもの」は単なる投影であり、幻想であり、それ自体は「現実」ではないのです。
あなたが毎瞬毎瞬自分に対して「これは現実だ!」と言って具現化しない限りは。
ということで、皆さんが自分の意識の中には、ある特定の空間・共通点があり、それを我々は「具現化空間」や「基幹ビリーフ」と呼んでいますが、それが、自分の体験が「現実だ!」と念押ししているのだと理解し始めたら、あなたは、より意識的に「現実」と「遊ぶ」ことができるようになるのです。
もちろん、完全に「現実」を手放すことではなく、もう少しそれを柔らかくして、形を変えられるようにするのです。
それによって、より意識的に「現実」を扱えるようになり、「本当のあなた」の好みに真に合った現実を具現化できるようになるのです。
「本当のあなた」の周波数とは合わない現実を具現化する代わりに。
そうすることで、人生の特定の場所に辿り着くまでの過程も削減できます。
自分の思うように「操作」しようとせず、そうなるように「委ねる」ことで。
あなたの意識の中にあるこの「具現化空間」という共鳴点があなたという存在の根本的な周波数と真に同調していくように委ねることで。
そうする中で、「投影」である物質現実の「透明度」があなたの中で上がってくるのです。
それによって、あなたの時空間体験でより「滑る」ような移動や、いわゆる「連続性」が断ち切られることがより怒ってくるのです。
それによって、いろんなことが「素早く」具現化するようになります。
そこでは、「時間」や「空間」という概念にあまり注目する必要なく、具現化が起きているのです。
ということで、あなたがその「具現化空間」の存在をより認識するほどに、あなたの人生の旅において、あなたが自分の情熱を、特定の結果に固執せず、最大限に追究していく中であなたは気づくことになるでしょう。
あなたが具現化する現実が今までよりもはるかに、あなたの情熱と、あなたの悦びと、あなたのシンクロニシティと、あなたという存在と、あなたの創造性と、あなたの愛が反映されたものになり、あなたが思うように、ポジティブに建設的にそれらを表現できることを。
何事も、それが現実か否かは「自分が」決めていると「知っている」ことで。
しかし、改めて言いますが「集合的」に合意している現実もありますから、あなたが合意している部分を含めた「全ての現実」を手放すことはありません。
「地球の物質現実」というゲームを遊ぶ上では。
しかし同時に、あなたが集合的に合意した内容をある程度ユルめることもできます。
それによって、「あなた」という「固有の人間」をより象徴するものがあなたの役に立つようにあなたの人生に具現化され始めるのです。
それと同時に、あなたはそれが全体の役にも立っていることがわかっている状態になるのです。
集合的合意の役に立っているのだ、と。
なぜなら、
それは、あなたが本来創られたパズルピースの形になることだからです。
よ り、 明 快 に 。
そして、あなたがその形であるだけで、他のパズルピース達も本来創られた形になることができ、その結果、全てのパズルピースがお互いによりスムーズに、調和的に、ラクにハマり合うことができるのです。
繰り返しになりますが、「具現化」について改めて解説するのでぜひ理解してください。
「具現化」とは、他の場所から自分のいる場所に何かを持ってくる行為ではありません。
全てはここにあります。
全ては、今、ここにあるのです。
今この瞬間には、そのほとんどはあなたには見えないかもしれません。
でも、それでいいのです。
なぜなら、それらが稼働している周波数帯は、あなたがこれからなっていく「誰か」を表すものだからです。
そしてあなたが「その人」になったなら、あなたが既にここにあるけど見えない「それ」と周波数と合ったなら、あなたは「それ」を見始めるのです。
ということで、あなたがこの「これは現実だ!」という基幹ビリーフ、具現化空間、共鳴点があることを理解し、その概念と遊び始めて、あなたの反射を強化するものとしてあなたの「中に」それがあると分かれば、より頻繁に、あなたがそのことに「気づく」ことができれば具現化が「自動的に」起きてくるのをあなたは目の当たりにするでしょう。
なぜなら、あなたが単にあなたの周波数を変えるだけでずっとここにあった、あなたの人生に関係あることを認識するからです。
そしてそれはいつでも完璧なタイミングでやってくるのです。
あなたがその「共鳴の焦点」に意識を集中させていれば。
「これは現実だ!」と念押ししているのが自分だとわかっていれば。
そして、逆説的ですが、その状態に「気づいて」いることが、その反対の結果を生み出すことになるのです。
「これは幻想だ」「これは幻想だ」ということを。
なぜなら、現実体験をするためには「これは現実だ!」と、自分が自分に言い聞かせないといけないからです。
もしあなたが自分に「これは現実だ」と言い聞かせなくていいのならば、確かにそれは、一般的に言われるような「現実」と呼べるものでしょう。
しかし、あなたが自分自身に「現実だ」と納得させないといけないということが、それが「現実」ではなく「幻想」だという証拠なのです。
これまでにもお話ししたように、
あなたは本当に「永久不滅」の無限の存在なのです。
そして、「全て」は今ここにあります。
つまり「あなた」もそうです。
あるのは「ひとつの瞬間」「ひとつの場所」だけなのです。
それはつまり「存在」とは、ある意味「永久」だということです。
そして、物質現実における「モノ」が「永久」ではないことが、それが「幻想」であるという事実をあなたが知る上で必要な全てなのです。
だからこそ、時間の経過とともにそれらは崩壊していくのです。
なぜなら、物質現実は「幻想」だからです。
あなたの「存在」のような真に「現実(本物)」なものは決して変わることはなく「永久」だからです。
ですので、皆さんが物質現実において時間の経過と共に壊れたり、朽ちたり、古びれるのを見るという事実が皆さんが関わっているものが「現実」ではないという表れなのです。
それを維持する為には、長期間にわたり皆さんは努力しないといけないのです。
「これは現実だ!」と自分に言い聞かせることを。
しかし、時間と共にその関心と繋がりはユルんできます。
皆さんが「目覚め」始めるにつれて、物質現実は「現実」じゃないと認識し始めるからです。
そしてそれが、集合的に合意されているモノであっても、劣化して、崩壊していく理由なのです。
なぜなら「皆さん」自身が、それらを保持しないと永続できないからです。
なので、物質現実にあるものが永久ではないという事実がそれが「現実」ではないという証拠なのです。
ということで、この「具現化空間」「基幹ビリーフ」の概念にまずは思いを巡らせてください。
あなたのビリーフ(定義)が創った周波数の反射がそこで受け取られ、その「基幹ビリーフ」を使ってあなたは「これは現実だ!」と自分を納得させているということを。
そしてそれに「気づく」ことにより、あなたは「現実」という要因をユルめて捉えることができ、それによって「現実」の柔軟性が増すことで「あなた」という存在の根本的な波動に「現実」が十分に合ってくるようになり、
全く新しい次元での「具現化」をあなたは体験し始めることになるのです。
やってみますか?
(笑)
いいでしょう。
あなた次第ですよ。
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