「自閉症」の人の役目とは？（バシャール）
岩瀬アキラYouTubeのバシャール翻訳動画「「自閉症」の人の役目とは？（バシャール）」からの書き起こしです。
質問は「なぜ最近、自閉症の人が増えているのか？」ですね。
その理由はたくさんありますが、最も顕著な理由の一つを説明します。
まず「自閉症」というものは、通常非常に焦点が絞られたモノの見方で、非常に狭い範囲で表現や理解をするという行動として現れます。
そして、その行動を通じて私たちは、ある人格が成し得る表現の最大の可能性を垣間見ることができます。
つまり、自閉症の人がその（自閉症の）人生を選んだ理由は、皆さんが潜在能力を最大に発揮したらどんなことが可能かを見せるためなのです。
今のところ大丈夫ですか？
ーーはい理解できています。
いいでしょう。
ですから彼らは、皆さんが自分の可能性に気づく「愛ある機会」を提供しています。
彼らは「専門家」としての姿を見せることで、皆さんがより広範なゼネラリストになるための方法を教えてくれているのです。
つまり、皆さんは彼らを見習うことで、より一層「今ここ」に集中して生きて、それによって、その時に必要なことはその時にわかるようになり、ちゃんと集中できているかとか、必要な情報は得られているかといった、余計な心配に時間とエネルギーを割かずに済むようになれるのです。
そういう意味では、我々も非常に「自閉症」だと言えます。
なぜなら我々は、いわゆる「計画」を立てることはなく、知るべきことは知るべき時に知ると知っているのです。
知るべき1秒前でも1秒後でもなく。
ですから、我々が何かとやりとりをしている時はいつでも、われわれはその対象に対して100％集中して100％エネルギーを注いでいます。
つまり我々はその瞬間、「今」を生きることに関する「専門家」なのです。
過去の出来事や、未来の予想といった「今」以外のことは一切そこにありません。
どちらにしろそれらは「幻想」ですからね。
要するに彼らは、皆さんがより一層「今を生きる」方法を教えているのです。
わかりますか？
ーーはい、わかります。
いいでしょう。
皆さんの社会の中には必ず、いわゆる「フタ」を外す役割を担う存在が現れます。
その「フタ」は、皆さんが全体として「意識変容」を達成する上で、重要な「変化」を投影しています。
ですから、周りを見回して、そういった「制限」を自らに課しているような意志と、強さと、愛を持った人たちを見つけてください。
彼らは、皆さんに「本当の自分」を気づかせてくれる非常に尊い存在なのです。
