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"手"さぐり 腕だめし 肩ならし
手先のセンサーはとても感度が高い
職人と呼ばれるほど、技術に富んだ人の手先なら
1mm以下の誤差だって見逃さない
そのかわり、そのセンサーを使いつづければ
自分を消費しかねない
だから、手先が覚えた業ならば
徐々にその感覚は腕のほうまで
浸透していくだろう
少し力の抜けた、リラックス状態まで
自分の中に落とし込めれば、
無理のない持続を始められる
さらに時間が経ち、必死に習得したはずの
仕事を忘れてしまった?という場面もあるだろう
そのときはゆっくりと肩をならす
一度真摯に向き合った仕事に対して
錆びついてしまったと言われるかもしれない
錆びつくということは、そこにある
感覚を鋭く磨き、ゆっくりと呼び起こす
手、腕、肩と、肩、腕、手
どれをとっても自分である