【構造設計一級建築士】僕の対策のすべて
2022年1月21日に構造設計一級建築士修了考査の結果が発表されました。
僕は無事合格できました。
ここでは
等、僕の持っている情報全部を書いていければと思います。
使った教材や学校も、著作権等に配慮した形で(テキストの写真等は念のため載せません)、ただ、僕が感じたすべてを書いていきます。
忖度なしにぶった切るので、一部の企業にとっては耳が痛い話にもなります。ですので気軽にはアクセスできないよう一部有料とさせて頂きます。
ただ、僕自身が情報が無くて、そして周りに資格を持っている人がいなかったので、情報を得ることに苦心しました。
ですのでこの文章が、今後受けるであろう方々の一助となれば幸いです。
※ここに記載されていることは全て私の主観です
※この情報は2021年受験の時のものです。最新情報は試験元をご確認ください。
①概要
簡単なバックグラウンドは以前の記事をご確認ください。
僕自身
と特別勉強ができるわけでも、特別な構造設計の経験があるわけでもありません。
むしろ、構造設計、構造計算の知識・経験に関しては受験資格がある人の中ではほぼ底辺だと思います。
それでも2回目の受験で合格しました。
(昨年は仕事を変える等で頭と体の両方でバタバタしてしまって、夏ごろには勉強をやらなくなりました)
学校等にはお世話になりましたが、特別なことは何もやっていません。
その僕の経験したすべてを書いていきます。
まず、この2年間で僕がお世話になった教材等は4つ
まずはそれぞれの解説や僕が感じたことを、その後に僕のやってきた対策等について書いていきます。
構造設計一級建築士講習 修了考査問題と解答例(JSCA)
これは日本建築構造技術者協会(JSCA)が発行している過去問です。
この試験を受ける人にとっては、JSCAは説明不要だと思いますので省略します。
この過去問が全てにおいてのベースとなります。
どんな知識、経験を持っている人でもこれだけは全員が買う必要があります(後述する学校を利用することを考えている人はそちらでも過去問が手に入るので不要かと)。
勉強の基本は「過去問を解く」ことです。
まずはこれをやってみてください。
人によって知識や経験が違います。
仕事を幅広くやられている人、専門性が高い人、色々いるかと思います。
『思ったよりも簡単だ』
『思ったよりも難しいぞ』
まずは今の自分の現在地を知ってください。
そして「問題ない」と感じるのであれば、基本的にはこの過去問のみで問題ないと思います。
構造設計一級建築士の修了考査は実務に直結しています。
建築物の構造関係技術基準解説書(黄色本)を日々使用して、RC,S,SRC等幅広く設計されている人にとってはそこまで難しい考査ではないそうです。
やったとしても+αとして次に紹介するユニオンシステムの講座に参加する程度で問題ありません。
時間の限り過去問に取り組む、黄色本と申し込み後送られてくる構造設計一級建築士講習テキスト(青本)を読み込んでください。
構造設計一級建築士対策セミナー(ユニオンシステム)
こちらは構造計算ソフト大手のユニオンシステムが日建学院とコラボして開催する1~2日間の対策セミナーになります。
でした。
僕は一昨年に会場で受講しました。
僕が受講した時は、1日で試験の傾向と前年の試験問題の解説、そして独自に作成した(予想)演習問題(大問1つ、4択問題○問)へ取り組んで、その後に解説でした。
こちらは費用としても¥3,000程度と手頃です。
学校等を利用されない人にとっては、予想問題や情報を得る貴重なチャンスです。
過去問のみで対策すると決めた方はぜひ都合をつけて参加することをお勧めします。
学校に通うのであれば、このようなセミナーがあることを頭の片隅に置いておいて、その時に状況によって選択してみてください。
因みにそのセミナー内で「過去の(予想)演習問題」を集めたデータの販売があります(たしか¥5,000程度)。過去問のみだと予想問題を解くチャンスがあまりないので、必要でしたらぜひ買ってみてください(僕は買ったことが無いのでよくわかりませんが)。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?