構造設計一級建築士修了考査対策① ~必要なことは手を動かすこと~
皆さん勉強するとき、どのようにされていますか?
本やテキストを読む人(目を使う人)、音読する人(耳を使う人)、書く人感覚を使う人)といらっしゃると思います。
これらは利き手と同様に、自分に合ったものがあると言われています。
とりあえず全部試してみて自分に合った方法をまずは知ることが大切です。
ただ、それってある意味自分にとって楽な方法なんです。
自分の過去の経験や成功体験がもとになって、自分なりの勉強スタイルというものが確立されているからです。
ここで一番重要なことは
です。
いくらセンター試験やTOEICで高得点を取ったことがあるからと「海外の友達をつくって英語で話す」とゴール設定した人が、テキストで問題を解いたり、本を読んでも英語を話せるようにはなりません。
それと同じで「構造設計一級建築士」の資格がほしい人が本を読んで、講義を聞き続けても、知識は増えるかもしれませんが試験はパスしないでしょう。
なぜなら「修了考査」というものがあり、その修了考査を修了するためには、電卓と参考書を駆使しながら自分の頭と手で問題を解く必要があるからです。
聞いているだけでは英語が話せないのと同様に、聞いているだけ見ているだけでは問題を解けるようにはなりません。
テキストや参考書を読んでいると凄く勉強した気分になります。
勿論無駄とは言いません。知識をつけることは非常に大切です。
ただ、それだけでは合格できないのも真実です。
(読んだだけで合格できる人はそもそもの経験値が高い人です。そしてその人は実務を通して手を動かしている人です。)
まずはそこを認識することからスタートしてみてください。
今年もまたシーズンがスタートします。
読んでくださった方が構造設計一級建築士の資格を取得できることを祈っています。
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