コールドトレーニング??90度のサウナも25分入れる??
第4回は僕が2カ月前から実践している「コールドトレーニング」を紹介します。コールドトレーニングを始めてから全く体調不良にはならず、疲労が抜けるのもとても早く感じるようになりました。また、普段から僕はサウナに週3はマストで通っていたのですが、コールドトレーニングを自分なりにアレンジしたところ、90°サウナに25分入れました。
コールドトレーニングとは??
ヴィム・ホフというオランダ人のおっさんが提唱している健康法です。「ヴィム・ホフ・メソッド (Wim Hofmethode)」とも呼ばれています。
このおっさん、パンツ一枚で雪山に登山(キリマンジャロ標高5,892m)したり、北極で寒中水泳したり、氷に1時間44分12秒浸かったりして、26個の世界記録を持っています。
彼が言うにはコールドトレーニングで極寒でも体温を保ち、自律神経をコントロールできるようになり、免疫を高めることが可能になるとのこと。そしてこれは誰でもトレーニングで身につくとのことでした。
最初このおっさんを知ったときは、、嘘やろ、、、、と思っていた僕でしたが、色々調べてみると、2014年にRadboud University Nijmegen Medical Centre で実施した実験ではコールドトレーニングをした被験者12人と何もトレーニングしていない12人を分けたところ、体内の二酸化炭素濃度が減少、尿pH濃度がアルカリ化(酸性化すると疲労感・免疫低下を招く)、ノルアドレナリン値が上昇し(ストレスをコントロールするホルモン)、コルチゾール(ストレスホルモン)が低下したとのことでした。
人体実験スタート
科学的根拠もあるらしいので、「とりあえずやってみよう!」ということでスタートさせました。トレーニング内容は2つだけ。とてもシンプルです。
1.冷水を浴びる
深呼吸をしながら1分~5分間、冷水を浴びます。これだけ。慣れない内は温水を浴びて深呼吸をしながら冷水に変えていきます。
2 .呼吸法
鼻から深く息を吸って、吐きます。これを30回繰り返します。最後の1回で息を完全に吐ききって、深く吸って、ゆっくりと吐いた後に息が少し苦しくなるところまで我慢をして吸います。これを2~3セット※僕は鼻から吸って口から吐くようにしています。あと限界まで息を止めるようにしています。3セットくらいやるとかなり気持ちいいです。
3日目で効果実感
コールドトレーニングをやり始めてから、3日目くらいで、明らかに仕事・練習の集中力や上がった実感があり、周りからも顔色が良くなったと言われたりしました。今はスタートとしてから2ヶ月目くらい経ちますが、全く体調不良になっていませんし、大きめのストレスを感じた日にはコールドトレーニングを行うとかなり軽減する実感があります。
サウナで25分
サウナが好きで週3は欠かさず通っていますが、サウナは水風呂が「ととのう」ためメインディッシュと言われており、コールドトレーニングを「サウナで応用できないか??」と考えた僕はサウナでコールドトレーニングを実践しました。※今月は不要不急の外出を控えているため出来ていません。
1.サウナへ入らず、水風呂へ5~12分
まず、サウナ施設に到着したら、身体を洗いそのまま水風呂へGOします。水風呂ではゆっくりと深呼吸をしながら冷たさを感じます。だんだんと体が温度に慣れて暖かくなってきたら出ます。※水風呂で呼吸法をしてしまうと失神してしまって溺れる可能性があるので絶対にやらないでください。
2.外気浴しながら呼吸法15分 ※露天がないところでは水風呂の時間を長くしています。
水風呂から上がったらそのまま露天風呂に出て、呼吸法を始めます。2~3セットやれば15分経っています。冬にやっているので水風呂より外気浴の方が冷たく感じます。
3.サウナへ
やっとのことでサウナに入れます。サウナに入ってみると心地よい暖かさが感じられ、いつもの蒸し暑さを感じなくなっています。12分経っても全く汗が出ず、暑くないです(いつもなら12分でかなり限界です)15~17分を過ぎたあたりからいつも通り汗が出始めて来ました。20分でやっといつもの7~10分くらいの身体の暑さを感じてきます。25~28分くらいで限界になり外に出ます。
4.水風呂
半端じゃない「ととのい」が来ます。
最期に
科学的に証明されてるとはいえ、かなりぶっ飛んだ健康法なので、無理のない範囲で試してみてください。水シャワーはちょっとやばそうですが、呼吸法だけとかなら、悪影響はなさそうなのでやってみても良いと思います。
アマゾンで本もあるので読んでみると面白いかもしれません。