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#私の人生を変えた一冊

日刊notersマガジン、定期的なアウトプットの大切さを僕に教えてくれた大切な仲間達であり、時に「やべぇ、今週の担当原稿落とすかも・・。」とヒリヒリさせてくれる大切な場所です。

さて、今週のテーマは「#私の人生を変えた一冊」ということで、私はこちらをチョイスしました。

田坂広志さんの、「営業力」です。

なんで「営業力」が人生を変えたのか?

その問いに答えるために、この本を誰に読んで欲しいかを明確に定義したいなと思います。それは、

「働く人全て」

です。もう少し狭義な意味にするなら「人と接することのある仕事をしている人全て」です。なぜなら、本書は「対人折衝とは何か、仕事とは何か」という問いに答えてくれる本だからです。

本作には「商談」という、営業の場面が明確にイメージされていますが、その全てが

人事においての「面接」
企画においての「企画」
サービス業においての「接客」などなど

人と接する場面に置き換えることが出来るんです。それはもう相当の互換性で。

(世の中のテンプレっぽい営業マン、右手の動きが営業っぽい)

本の要点抜粋

この本の要点を抜粋します。本当はこんなもんじゃないんですが、読んでみたくなるだろうなーというポイントを抜粋。

・人間と組織を売り込む力、それが営業力
・営業力とは商談のアートである
・商談の前日には徹底的な予行演習を行え
・エレベーターホールで最後の一瞬を感じ取れ
・顧客に対する操作主義を捨てよ
・顧客のかけがえない時間を大切にする

この本を読んで何が変わったのか?

初めて読んだのが、独立した2007年の春。初めて人に営業を「教える」という行為をした時でした。自分にとっては当たり前のことが、当たり前じゃない(そもそも営業が嫌いな人が多いから、自分にコンサルを頼んでくる訳で・・。)中で、何か指針となる本がないかと探したのが最初でした。

本を読んだときに最初の感覚は「おお、ここまで徹底したら、売れないわけがない」というもの。少し時間をおいて思ったのは「自分はここまでできていないかも」という感覚です。

さらには、

「これって営業の本っていうか、生き様の本だな」

という感覚です。だって、

・小さな商談でこそ営業力は磨かれる
・いかなる商談も最初の五分が勝負
・商談は常に予想外の展開になる

とか、もう「商談」を「出会い」「人生」とかに置き換えられるじゃないですか。当時は営業を生業にしていた自分にとって、営業とは自分自身を鍛える場(人生を豊かにする場)という意識に変えてくれた本です。それは、今人事として生きている中にも息づいているし、大切にしている考え方です。

ということで、今回は#私の人生を変えた一冊を記載してみました。明日は、5時こーじ!


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