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「The Snakepit」解説

本日2024年12月20日にリリースされるCoakiraのアルバム「The Snakepit」について解説します!

このアルバムは2013年1月にフランスのネットレーベル「NKS International
」からリリースされたCoakira名義の1stアルバムの再発版です。
この当時私CoakiraはAKIRADEATHというユニットをメインに活動していたのですが相方である神崎君の仕事の都合でAKIRADEATHの活動が停滞してきていたので暇になった私はCoakiraという名義で国内外のネットレーベルのコンピレーションなどに曲提供していました。
で、どういうきっかけかは忘れましたがNKSのオーナーから「Coakira名義でのソロアルバムをウチのレーベルからださないか?」というメッセージもらって制作したのがこのアルバム「The Snakepit」です。
元々のリリース時は8曲入りで今回の再発にあたって同じ時期にリリースしたボーナストラックを4曲追加(Bandcamp/Boothは6曲)しています。
アートワークは当時のものはちょっと訳あって使えないので今回新たに制作しました。

各トラックの解説

01.The Snakepit
このアルバムのタイトルトラック
今回再発にあたって改めて聴いてみたら低音が弱かったのでGabbermasterのガバキックをレイヤーで足して低音補強しました。
ダークな2Stepスピードコア!

02.Red Terror
日本の伝説的パンクバンド「ザ・スターリン」の「虫」というアルバムにインスパイアされて作ったスピードコアパンク
スターリンつながりでロシア語の演説をサンプリングしてます。
後に臨界モスキー党の犬田彦さんと私Coakiraが結成したスピードコアパンク・ユニット「犬殺-INUKORO-」で「電磁殺リスト」というタイトルでセルフカバーしています。

03.Siberian Syndrome
ギターをフィーチャーした浮遊感漂うドラムンベース

04.Gionshoja 
当時NHKで放送していた大河ドラマ「平清盛」にインスパイアされて作った平家物語サンプリングのダブステップ。

05.Brain Wash
アシッドテイストのエクストラトーン
猛烈な速さ!

06.Wired 
インダストリアルなハードテクノ

07.Gewalt 
ゲストボーカルにデジタルグラインドコア・プロデューサー「OZIGIRI」を迎えたアルバム中もっともバイオレンスなスピードコアトラック

08.Singing In The Acid Rain
Coakiraでは珍しいニュースタイルガバ(ミレニアムハードコア)
ラストは急加速してスピードコア化!

ここまでがオリジナル版の曲目

09.Homicide Record
2014年に「KyokudoCore Records」からリリースされたRYUWAVEとCoakiraのスプリットアルバム「Far East Insurrection」に収録されていたスピードコアトラック

10.Blue Screen of Death
2013年に「The Snakepit」につづいてNKSからリリースされたEP「Psychobiotic」に収録されていたインダストリアルトラック

11.Front Line (QURELESS Remix)
2014年にMADDEST CHICK'NDOMからリリースされたアルバム「ZombiN8or」に収録されたQURELESSによるスピードコアなリミックス

12.The Snakepit (DJKurara Remix)
この曲も「Psychobiotic」に収録されていたDJKuraraによるフラッシュコアなリミックス

ここまでがSpotifyやAppleMusicなどサブスクに収録されているトラック

この後の2曲はBandcampとBoothでのみ収録されているオマケトラックです。
13.No Running!!!!
14.No Running!!!! (DJKurara Remix)
どちらも「Far East Insurrection」に収録されていました。

すでに12年近く前の作品なので色々と作りの粗い所も多々あるんですが最近ではあまり作らなくなった超絶速いトラックが多いので是非聴いてみてください!!!!

Bandcamp (CDR 10USD / DL 8USD)

Booth (CDR 1200yen)

サブスクリプションLINK


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