
AKIRADEATH「Death Collection」解説
どもども、Coakiraです!
リリースから大分経ちましたが今回は昨年の10月、M3秋にリリースしたAKIRADEATHのアルバム「Death Collection」の解説など書いてみます。
リリースのきっかけは昨年5月に相方の神崎君から超久々に連絡あって「ちょっと時間出来そうなのでAKIRADEATHやりませんか?」という話で8月の「THE DAY OF HARDCORE 2024」で6年ぶりのライブをやるというミラクルがありまして、その流れで新作アルバムもだそうかという話になりリリースしたのがこの「Death Collection」でした。
復活した際のお話はGHzさんでインタビューしていただいたのでこちらも是非合わせてお読みいただけたらと思います。
当初の予定ではこの後AKIRADEATH復活してライブ活動や新曲もやろうとういう話だったのですが神崎君が仕事に育児に忙しくなって結局のところまたまた休眠状態になってます(苦笑)
で、この「Death Collection」なのですが、本来は新曲数曲と過去に単独リリースしていないコンピレーション収録曲で構成する予定だったのですが残念ながら新曲の話は流れてしまったのでコンピ収録曲とリミックス数曲の特別盤となりました。ただこれまでサブスク配信してないコンピCDでしか聴けなかった曲と過去にリミックスしてもらって未リリースだった曲と新たに依頼したリミックスで構成したので中々のボリュームになりある意味でベスト盤的な選曲となっています!
という訳で各曲の解説になります!
01 Skirmish In The Big Sea
2010年「X-TREME HARD COMPILATION VOL.3」収録曲
コンピ収録時は「Sea Shepherd」というタイトルだったのですが今回の収録で改題しました。
この曲は1st,2ndアルバムの頃のローファイな音作りから脱却してある程度良い音で初めて作った曲だったので中々思い入れのある曲です。
単独リリースしてなかったけどライブでは結構よくやってた曲です。
02 Destroy!! Mother Fxxker!!!
2018年「X-TREME HARD COMPILATION VOL.11」収録曲
この頃既にAKIRADEATHとしては殆ど活動してなかったので久々に作った曲で今のところ最新作になります。
03 September
2015年「X-TREME HARD COMPILATION VOL.8」収録曲
520bpmのスピードコアトラック。サビで突然バンドっぽくなるのが面白い所!
ポジティヴな歌詞かと思いきや最後まで聞くと中々皮肉っぽい感じで面白いです。
この曲はライブでやったことは一回もなかったと思うけど結構盛り上がりそうな感じしますね。そのうち復活したら是非やってみたいです。
04 One Two Three (Origin)
2012年「X-TREME HARD COMPILATION VOL.5」収録曲
「日本電子硬核ノ未来」にも別ヴァージョンが入ってもますがこちらがオリジナルヴァージョン。
この頃ちょっとスピードコアから離れてダブステップとかも取り入れたりしてたのでAKIRADEATHではやや異質な曲。
05 Die
2016年「X-TREME HARD COMPILATION VOL.9」収録曲
今回、コンピ収録時よりBPMだいぶ上げてリアレンジしました。
始めにGABBERMASTRERありきのテラーコア!!!
06 We Are Greedy (Origin)
2012年「SPEEDKING Vol.5」収録曲
BUBBLE-Bさんの企画したデステクノコンピレーション収録曲なのであえて私が90年代初頭に作った曲をリアレンジして収録してもらいました。
原曲はKLFやT99なんかが流行ってた頃に作ったのでリアルに90'sレイヴサウンドです。
「混乱状態」に別ヴァージョンが入ってますがこちらの方がより90年代っぽいアレンジになってます。
07 We Can Fight (Origin)
2012年「THE PSYCHO FILTH vol6」収録曲
これも「混乱状態」に別ヴァージョン入ってますが、こっちのほうがキックが強くて速いスピードコアなミックスになってます。
08 T.D.A. (Rebuild)
「獄中ヒーリング」に収録されている「トラックで秋葉」のリメイク版
タイトルは配信するにあたって大人の事情で改題しました(苦笑)
この曲はライブでの定番になってる代表曲なので何度か作り直してますが今回は決定版的な音になってます!
09 Birthday (Kurwastyle Project Remix)
チェコのテラーコア、スピードコアのプロデューサーKurwastyle Projectのリミックス。
2015年に制作してもらったリミックスを今回晴れて収録させてもらいました。さすがの切れ味!
10 Reverse (fish.the frf.holic Remix)
台湾の電子音楽家fish.theのリミックス。
こちらも2016年に制作してもらった音源で今回初披露となりました。
fith.theは2024年2月に惜しくも亡くなられたことが彼のFACEBOOK上でご家族より告知されました。長きに渡るfith.theの友情と今回収録を快く許可してくださった弟さんに大変感謝致します。
11 One Two Three (St1gn0t Remix)
南アフリカ在住のSt1gn0tとブルガリア在住のT1NG0からなる新進気鋭のデジタルハードコアユニット「St1gn0t」によるリミックス。
本人達から是非リミックスを作らせて欲しいと申し出があって快諾したところ非常に良い出来だったので今回アルバムに収録することにしました。
12 Dive!! (TAROLIN 獣化軍卒Remix)
私の主宰するFujimi Industry RecordsからEPやスプリットアルバム等もリリースしているTAROLINによるリミックス。
今回新規にリミックスお願いするにあたって誰に頼むか考えて、あえてAKIRADEATHのカラーから遠い音作ってるTAROLINが面白い化学反応を起こすのではと思ってお願いしました。思った以上の大爆発が起こってます!!
13 Destroy (ozigiri Remix)
AKIRADEATHの古くからの盟友、デジタルグラインドコアの兎怪人「ozigiri」によるリミックス。
AKIRADEATH復活となればやはりオジギリ君にお願いしない訳にはいかない!ということで当然のようにリミックスしていただきました(笑)
原曲を超えるラウドなトラックに仕上がってます!
という具合に総決算セールの如く未リリースの曲は全て収録しました!
これで次AKIRADEATH出すときは新曲作るしかないという状態になってます。
ちなみにAKIRADEATHの新曲用に作ったトラックはひとまず流れたのでCoakira名義で「Dust Angel」と「Killer Bee」というタイトルでリリースしました。
Coakiraの曲にしては歌っぽいのは元がAKIRADEATH用だったからです。
トラックは神崎君にも渡してあるのでそのうちこの2曲のAKIRADEATHヴァージョンが出来るかも?
という訳で今回はAKIRADEATHのアルバム「Death Collection」を紹介いたしました!
ではまた!!