いい一日だった!
最近、娘(4歳)がほぼ毎日口にする言葉です。
すごくいい言葉です。
最初聞いたときは、「え、どこでそんな言葉覚えたの?」と笑ってしまいましたが、毎日聞いているとこちらの気持ちもよくなります。
彼女のすごいところは、この言葉を一日に何回も使うことです。
朝ごはんが自分の好きなもので全部食べられたとき。
「あー、いい一日だった!」
まだ始まったばっかり!笑
日中出かけて、お気に入りの洋服を買ってもらったとき。
「あー、いい一日だった!」
あと半分残っています!笑
桜がひらひらーときれいに散っている中、散歩したとき。
「あー、いい一日だった!」
家に帰るまでが散歩です!笑
なにかにつけ、「いい一日」を強調してきます。
もしかしたら、感性の成長に比較して、語彙がまだ貧弱なのかもしれません。
ですがその貧弱さのおかげで、周囲はとてもいい気持ちになれています。
翻って、親である私は「いい一日だった!」と自信と喜びをもって振り返る日が何日あるだろうか、と思い至ります。
24時間ずーっと「いい時間」の一日を過ごすことはもしかしたら難しいかもしれません。
でも、彼女はその瞬間を切り取って「いい一日」と総括できているのです。
そう考えると、私の毎日も24時間ずーっと「いやな時間」というわけでもないので、きっと「あー、いい一日だった!」と叫ぶことが可能なはずです。
「今日楽しいことあった?」
「○○が楽しかったよ。」
と切り取ってくるように、その楽しいこと・うれしいことが
その一日すべてをひっくるめて、「いい一日」と言い切ってしまう気風の良さ。
彼女は4月から新しい保育園に通い、不安そうな顔で毎朝バイバイをします。
そんな状況であっても、帰宅し夕飯の頃には「あーいい一日だった!」と元気よく言ってくれます。
オトナになってしまったからか、私のパーソナリティの問題なのか。
意識しないと、彼女のようにこの言葉が口をついてでることはないでしょう。
今日から彼女を生き方の師範として、ポジティブにまとめていけるようにします。
手始めに。
彼女のステキな言葉に出会えたので、「今日はいい一日だった!」