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【婚活・読書】傲慢と善良を読んで|学びになる刺さる言葉が多すぎた

24~29歳までガチ婚活して、143人の異性と出会いました。

31歳のときマッチングアプリで出会った男性と入籍し、今は1歳の子供がいます。

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今回は、辻村深月さんによる恋愛小説「傲慢と善良」を読んで、婚活している人の学びになりそうな点を共有します。


1.婚活でうまくいく人

「うまくいくのは、自分が欲しいものがちゃんとわかっている人です。自分の生活を今後どうしていきたいかが見えている人。ビジョンのある人」 小野里の声に、ふいに、別れたアユの顔が浮かんだ。

この話を読んで、私も何人か顔が浮かんだ人がいました。

22歳で結婚した高校の同級生

私が高校の頃に親しくしていた友達で、女医になった子がいます。

その子は高校3年生の頃に、こう言っていました。

👩「卒業したら仕事が忙しくて結婚どころじゃなくなるから、医学部在学中に結婚するんだ。
出産も早めにして、子供は3人以上産むんだ。
上の子にしっかりしてもらって、下の子の面倒を見させるようにしようかな」

ビジョンがあって凄いな~と思いました。

その友人は私が大学4年生のときに24歳で結婚しました。
お見合い結婚で、出会ってその日に結婚を決めたそうです。

「付き合ってる期間ないのに、即結婚は不安じゃないの?」
と聞いたところ、
👩「大丈夫な人かどうかは目を見ればわかるよ」
と言っていました。

めちゃくちゃかっこよかったです。

ビジョンが明確にあるからこそ、迷いなく結婚できたのだなと思いました。

2.傲慢な人

「皆さん、謙虚だし、自己評価が低い一方で、自己愛の方はとても強いんです。傷つきたくない、変わりたくない。」

「皆さん、ご自分につけていらっしゃる値段は相当お高いですよ。ピンとくる、こないの感覚は、相手を鏡のようにして見る、皆さんご自身の自己評価額なんです」

自分も、婚活していて傲慢だったなと思うことは多々あります。

「この人、自分の話ばかりしているな」
「この人と一緒にいるのも正直しんどいな」

この人と一緒にいるのもしんどい、って思っているときって
「自分はこんな人と同じレベルじゃないのに」
って思っているときですよね。

その人と一緒にいる時点で、自分も同じ穴の貉なのに。

そのような人に会っているときこそ、自分の対応力を高められるチャンスなのに。

自分自身の値段、高くし過ぎないようにしないと…と気を引き締める気持ちになりました。

3.婚活でうまくいかない善良な人

「現代の日本は、目に見える身分差別はもうないですけれど、一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎていて、皆さん傲慢です。その一方で、善良に生きている人ほど、親の言いつけを守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて、〝自分がない〟ということになってしまう。」

「いい子だから、学生時代も真面目に過ごしてきて、親を心配させたくないって彼氏もできない。恋愛経験の蓄積がないから、いざ大人になっても動けないし、家族に守られた環境の中でしか過ごしたことがないから他人が怖い。傷つきたくない。──恋愛するようなっても、いい子だから打算的になれない。要領が悪いから人にも出し抜かれる」

こういう人いる~ってとても共感しました。

その人が悪いわけではないけれど、
「何を自分で決めているの?それで良いの?」という人は多くいますよね。

親の言うことを真面目に聞いてきて、今まではなんとかうまくやってこれた。

ただ、結婚相手を選ぶとなると自分で決断しなければならないことも多い。
しかし、それができない。
なぜなら、今までは親や親しい人の意見で決めることが多かったから。

私も子を持つ親なので、子供が自立した考え方をできるようにしないといけないと感じました。

何かの教育本にあったのですが、

「小さい頃は親の言うことを聞いてね。
けれど、ある程度大きくなったら自分で考えて行動できるようになってね、というのは都合が良すぎる考えです。
小さいうちから、子供に考えさせましょう。」
とありました。

その言葉を思い出しました。

まとめ

・ビジョンのある人になろう
・自分が傲慢ではないか、ときどき振り返ろう

傲慢と善良は夫が辻村深月さんが好きで本を貸してもらったので読んでいました。
自分でももう一度読みたくなり、kindleでもう一度読み直しました。

婚活している・していた人には刺さる言葉が多くあるのでオススメです。

分量が多く感じられるかもしれませんが、読みやすいのですぐに読めます。

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