【緊急徹底解説|Claude MCP実践】「データ連携の革命」と呼ばれるClaude MCPの設定手順を丁寧に解説しました!! PCファイル操作/web検索/Notion連携の裏技まで一挙大公開!
皆さん、こんにちは!最近、Claudeの「MCP(Model Context Protocol)」にどっぷりハマっているあきらパパです。
2024/12/04に撮影したYoutube動画をブログ記事にしてみました。
このMCP、本当に革命的で、使いこなせば日々の作業が劇的に効率化されること間違いなし!
今回の記事では、僕が実際に試行錯誤しながら得た知見を、MacとWindows両方のユーザーに分かりやすく、余すことなくお伝えします!
一緒にMCPの世界を探検して、Claudeをもっと便利に使いこなしましょう!
1. はじめに:この記事で学べること
この記事では、ClaudeのデスクトップアプリとMCPを使って、以下のことができるようになります。
ローカルPC内のファイルを操作
Brave検索で最新情報を取得
Notionのデータベースを自動で作成・更新
GitHub等の外部サービスと連携
「え、そんなことまでできるの!?」と思ったあなた、そうなんです、できちゃうんです!
設定は少しだけ手間がかかりますが、手順通りに進めれば大丈夫。一緒に頑張りましょう!
2. 事前準備
さっそく、MCPを使うための準備をしていきましょう!
2.1 必要なもの
Claude Desktop
ダウンロードURL: Claude.ai/download
※Web版ではなく、デスクトップ版が必要なので注意!
Node.js
ダウンロードURL: https://nodejs.org/en/download/
Notion アカウント
https://www.notion.so/ で作成可能
Brave APIキー(Brave検索サーバーを使う場合のみ)
入手方法はBrave公式ドキュメント等を参照
例: `BSAF9ex2-FsZ8ocHXUKyJuyLePR9fvb`
2.2 インストール確認
Macの場合
ターミナルを開く
`which node` と入力し、Enterキーを押す
`which npm` と入力し、Enterキーを押す
それぞれパスが表示されればOK
Windowsの場合
PowerShellまたはコマンドプロンプトを開く
`node -v` と入力し、Enterキーを押す
`npm -v` と入力し、Enterキーを押す
それぞれバージョンが表示されればOK
`%APPDATA%\Claude` フォルダが存在することを確認
3. Claude DesktopとMCPの概要
3.1 Claude Desktopとは?
Anthropic社が提供する対話型AIアプリケーション。
デスクトップ版では、Web版にはない独自の機能(MCP連携など)を利用できます。
3.2 MCP (Model Context Protocol)とは?
Model Context Protocolの略で、LLM(大規模言語モデル)から外部サービスに安全にアクセスさせるための仕組みです。
MCPサーバーごとに、検索やNotion APIなどの機能を提供し、Claude Desktopがそれを利用して操作を行います。
3.3 MCPサーバーの仕組み
`claude_desktop_config.json` という設定ファイルに、「どのサーバーをどう起動するか」を記載します。
Claude Desktopは、この設定ファイルを読み込んで、対話の中で各サーバーの機能を使えるようになります。
例えば、Notionサーバー、Brave検索サーバーなどを設定できます。
4. Claude Desktopのインストールと開発者モード設定
それでは、Claude Desktopをインストールして、開発者モードを有効にしましょう!
4.1 Macの場合
ダウンロードとインストール
Claude.ai/download からmacOS版をダウンロード
通常のアプリ同様にインストール
開発者モードの有効化
Claude Desktopを起動
メニューバーの「Claude」→「環境設定」→「詳細設定」
「開発者モードを有効にする」にチェックを入れる
Claude Desktopを再起動
右下にトンカチマークが出ていればok
4.2 Windowsの場合
ダウンロードとインストール
Claude.ai/download からWindows版をダウンロード
インストーラーを実行
開発者モードの有効化
Claude Desktopを起動
左上のメニューアイコン(三本線)をクリック
「Settings」→「Developer Mode」を有効にする
Claude Desktopを再起動
右下にトンカチマークが出ていればok
5. Node.jsのインストール
次に、Node.jsをインストールしましょう。
5.1 バージョン確認
Mac / Windows共通
ターミナル(Mac)またはPowerShell / コマンドプロンプト(Windows)を開く
`node -v` と入力し、Enterキーを押す
`npm -v` と入力し、Enterキーを押す
バージョンが表示されればOK
5.2 インストール
もしNode.jsがインストールされていない場合は、以下の手順でインストールしてください。
Node.js公式サイト にアクセス
お使いのOSに合ったインストーラーをダウンロード
インストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストール
5.3 権限について
Macの場合
グローバルにライブラリをインストールする際、権限エラーが発生する場合は、`sudo` コマンドを使用してください。
例:`sudo npm install -g @anthropic-ai/model-context-protocol-server-file-system`
Windowsの場合
管理者権限でPowerShellを開いて、`npm` コマンドを実行してください。
6. Brave検索サーバー連携
ここからは、実際にMCPサーバーと連携させていきましょう!まずは、Brave検索サーバーとの連携です。
6.1 Brave Search APIキーの取得
Brave Search API にアクセスし、アカウントを作成
APIキーを取得(例:`BSAF9ex2-FsZ8ocHXUKyJuyLePR9fvb`)
6.2 インストール
Mac / Windows共通
ターミナル(Mac)またはPowerShell / コマンドプロンプト(Windows)で、以下のコマンドを実行:
npm install -g @anthropic-ai/model-context-protocol-server-brave-search
6.3 `claude_desktop_config.json` の設定
設定ファイルの場所は、以下の通りです。
Macの場合: `~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json`
Windowsの場合: `%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json`
このファイルをエディタで開き、以下のように編集します。
{
"mcpServers": {
"brave-search": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"@anthropic-ai/model-context-protocol-server-brave-search"
],
"env": {
"BRAVE_API_KEY": "あなたのAPIキー"
}
}
}
}
`BRAVE_API_KEY` の部分を、取得したAPIキーに置き換えてください。
6.4 動作確認
Claude Desktopを再起動
「ClaudeのMCPについて検索して調査して教えて」と指示
「このチャットで'brave-search'を使用することを許可しますか?」というダイアログが出たら「許可」をクリック
検索結果が返ってくれば成功!
7. Notion MCPサーバー連携
続いて、Notionとの連携です。これができると、本当に色々なことが自動化できて便利ですよ!
7.1 Notion APIトークンの取得
Notion にログイン
右上またはサイドメニューの「Settings & Members」をクリック
左のメニューから「Integrations」をクリック
「+ New Integration」をクリック
Nameに任意の名前を入力(例:`My Claude Integration`)
Associated workspaceは自分のワークスペースを選択
Content Capabilitiesは、Read, Update, Insertすべてにチェックを入れる
User Capabilitiesは必要に応じて選択(今回はデフォルトのままでOK)
「Submit」をクリック
表示された `Internal Integration Token`(`secret_`から始まる文字列)をコピー
7.2 Notion MCPサーバーのセットアップ
今回は、suekou/mcp-notion-server というリポジトリを使用します。
Mac / Windows共通
ターミナル(Mac)またはPowerShell / コマンドプロンプト(Windows)を開く
任意のディレクトリに移動(例:`cd Documents`)
以下のコマンドを順番に実行:
git clone https://github.com/suekou/mcp-notion-server.git
cd mcp-notion-server/notion
npm install
npm run build
npm link
`notion`ディレクトリ内に `build/index.js` が生成されていればOK
7.3 `claude_desktop_config.json` の設定
先ほどと同様に、`claude_desktop_config.json` を編集します。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "node",
"args": [
"【mcp-notion-serverをクローンしたディレクトリのパス】/notion/build/index.js"
],
"env": {
"NOTION_API_TOKEN": "【先ほど取得したAPIトークン】"
}
}
}
}
Macのパス例: `/Users/【ユーザー名】/Documents/mcp-notion-server/notion/build/index.js`
Windowsのパス例: `C:\Users\【ユーザー名】\Documents\mcp-notion-server\notion\build\index.js`
Windowsの場合、パスの区切り文字は `\`(バックスラッシュ2つ)にする必要があることに注意!
7.4 連携確認
Claude Desktopを再起動
右下のトンカチマークをクリック
`From server` の欄に `notion` が表示されていればOK
7.5 Notion上にページを作成
Notionで、テスト用のページを作成
右上の「Share」をクリックし、「Add people, emails, groups, or integrations」欄に、先ほど作成したインテグレーションの名前(例:`My Claude Integration`)を入力して追加
作成したテストページのURLの末尾にある、`-`以降の32桁の英数字(ページID)をコピー(例:`https://www.notion.so/akira-papa/1234abcd5678efgh1234abcd5678efgh` なら `1234abcd5678efgh1234abcd5678efgh`)
7.6 データベースを作成
テスト用ページ内に、「/database」と入力し、「Database - Inline」を選択してデータベースを作成
データベースに、任意のプロパティ(列)を追加(例:名前、タグ、日付など)
必要に応じて、レコード(行)を追加
8. ハンズオン演習
それでは、実際にMCPを使って、Claudeに色々な作業をさせてみましょう!
8.1 Notionページへの保存
Claudeに「このチャットの内容をNotionのページID【先ほどコピーしたページID】に保存して」とリクエスト
必要に応じて、保存したいテキストを送信
「このチャットで'notion'を使用することを許可しますか?」というダイアログが出たら「許可」をクリック
Notionのページに、チャットの内容が保存されていることを確認
※ プロジェクト機能を使うと、毎回ページIDを入力する手間が省けて便利です!
8.2 Brave検索 + Notionデータベースの連携
Claudeに「最新の画像生成AIツールをBrave検索で調べて、Notionのデータベースにランキングを作成して」とリクエスト
「このチャットで'brave-search'を使用することを許可しますか?」というダイアログが出たら「許可」をクリック
「このチャットで'notion'を使用することを許可しますか?」というダイアログが出たら「許可」をクリック
Notionのデータベースに、画像生成AIツールのランキングが自動生成されることを確認
9. 質疑応答・まとめ
9.1 トラブルシューティング
Q1. Windowsでパスの指定がうまくいかない
A1. パスの区切り文字は `\`(バックスラッシュ2つ)にしましょう。
A1. `%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json` の正しいパスを確認しましょう。
A1. `node` または `npx` コマンドが正しく設定されているか確認しましょう。
Q2. `Could not attach to MCP server` というエラーが出る
A2. 各MCPサーバーのインストールパスが正しいか確認しましょう。
A2. Node.jsのバージョンやnpmのパス設定に問題がないか確認しましょう。
Q3. NotionのAPIトークンが間違っていると言われる
A3. APIトークンの先頭や末尾に、余計なスペースや改行が入っていないか確認しましょう。
9.2 応用アイデア
PDFやPowerPointの資料を要約して、Notionに保存
GitHub, Googleドライブなど、他のMCPサーバーを活用
ソースコードを改変して、独自のMCPサーバーを作成
9.3 今後の展望
MCPは発展途上の技術です。今後、さらに多くのMCPサーバーが登場し、連携できるサービスが増えていくことが期待されます。
Notion以外のSaaSとの連携も楽しみですね!
10. おわりに
MCP、いかがでしたでしょうか?
最初は設定が少し複雑に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、Claudeがあなたの強力なパートナーになってくれること間違いなしです!
ぜひ、この記事を参考に、MCPの世界に飛び込んでみてください。
そして、皆さんのMCP活用術や、便利な使い方なども、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
一緒に、ClaudeとMCPで、生産性爆上げしちゃいましょう!
以上、ご覧いただきありがとうございました。
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