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熱してはいけないモノ

N4のリアピックアップはBILL LAWRENCE L500というモノでして、単品で見るとこういう形をしています。


固定するところが金属ではなく、樹脂っていうんですか?プラスチック的なまぁそういう素材です。
N4に直付けする際に、3.8mmネジ(太い!)を使用しますので写真で確認出来る横に飛び出ている耳的な部分の穴を3.6~3.7mmに拡張して取り付けます。
穴を拡張するとですね、当たり前なんですがこの耳の部分の厚みが減ります。今までも数個程この耳の部分の破損に悩まされていました。

こんな感じで割れるというか欠けたりします。


いつも通りといえばいつも通りなのですが、以下の記事はちょっとした事故により慌ててしまった為、写真がございません、ホントすいません。
わかりやすく加工写真添付にて補足していきたいと思います。

さて、ツアー終了後にN4ウォルナットを持ち帰りました。
メンテナンスが目的でしたが上記の症状を誤魔化しながら使っていたので、何とかしましょうと思いつつ、これどうしたらいいんだろう?という感じでした。
とりあえずピックアップの現状を確認したところ、破損はしていますが欠けてはいなくて、現場にて瞬間接着剤にて応急処置してみたもののかろうじてもう割れています。
じゃあ、と”絶対無理でしょう”と思いながら瞬間接着剤にて補修。
だって応急処置と何ら変わらないじゃ無いですか?完全に気分はワンチャンだし、どうせ割れるでしょうと思っていたら案の定割れました。
で、ただ割れるだけではなくこんな感じで割れました。

どうするのこれ笑

これは、、、、、、、無理だ〜。
でもここまで逝ってしまったのなら、以前から対策を練っていたアレを試そう。と修復作業にかかりました。
まずハンダゴテとケーブルタイを用意しました。

ケーブルタイ。このプラスチックだか樹脂だかの素材であればなんでも良かった。

L500の破損箇所をそれっぽく元の位置に配置し、ハンダゴテでケーブルタイを溶かしつつ破損箇所を溶接です。
作業にかかった直後に応急処置の瞬間接着剤がハンダゴテの熱でとんでもない刺激臭やら目に刺さる何かの成分までも飛んできてですね、非常に体に悪そうです。
そもそもこの素材自体に熱を加えると独特の刺激臭を喰らいます。これも非常に体に悪そうです。
これが嫌でやりたくなかったのですが、この作業で補修を出来ることが確定していることはわかってはいたというジレンマ、そして今後他の誤魔化していたモノもこの方法で修復作業やるのか〜トホホ〜、そんなことを考えながらのいつの間にか作業終了しました。

見た目はアレですが結果は見事溶接されて使い物になりました。
応急処置で恐る恐る扱っていたピックアップの高さ調整でしたが、今後はストレスなく調整出来ます。めでたしめでたし。

今日の記事はこういう素材を熱する時は廃棄工場等で体験出来る絶対早タヒにすると思える何か成分に気を付けましょう、でしょうか?笑

それでは今後とも引き続きよろしくお願いします。


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