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多分暇なんじゃないかな?と思う。

私の秘蔵コレクションの一つ、ウルトラセブンを久々に観ました。何度見てもイイ!細かいあそこがどうだこうだはそれこそどうでも良くて、ウルトラセブンは当時の子供には難しいでしょうなということだけは、何度見ても納得。
やっぱり全話観ようかな?と思いまして、実行する前に今日もnote書いとこうと思います。
一体何が難しいんだろう?と数話考えながら見ていたのですが、もう何が難しいのかがわからない年齢になった私では、昭和の子供の気持ちに寄り添えなくなっていました笑
子供の頃昭和のウルトラシリーズを見ていていつも思っていたのは、このいつも登場する地球ナントカ隊的な団体は、何の役に立っているのだろう?
怪獣が出てきてウルトラ何某がサッと出てきてやっつけてくれれば、地球は御安泰なんだけど何でいつも勿体ぶってるのだろう?こんな感じです。
正直今でもそう思っていますし、話の尺だとか人類が頑張った挙句のウルトラ何某が助ける形だとか、そういう良い感じで観ておりません。
主人公はいっそ地球ナントカ隊に所属しないで、うまいこと身バレしない様にヤバい時に躊躇なく変身してくれと。そのくらい地球ナントカ隊がシリーズ通して国の経費の無駄使いに見えておりました。
地球ナントカ隊は大体数名でして、怪獣が来た時に街や村に避難や誘導等緊急時の対応をしている描写では大体地元警察が頑張っていたので、子供心にそう思ったのでしょうか?
自衛隊の存在くらいは知ってたので、たまに緊急時の対応描写で出てくると尚更地球ナントカ隊もやれと(たまにやっていた)。
ありがとうウルトラ何某!とか言ってる場合じゃなくて、主人公も身バレしない様スゲ〜大変なんだから、地球ナントカ隊のありかたとか緊急時の仕事内容を一度メンバーで考えて欲しい。ウルトラ何某は絶対来るのだから、来なかった時ないでしょう?もういっそ来る前提で考えて欲しい。
そういや地球ナントカ隊に主人公は所属してるんだから、あんたもしれっと実はやってもらいたいこととか希望を言いなさい。
双方ボタンの掛け違いみたいになってるし、お互い何やってるんだ?不器用なカップルかね?全10話くらいの色々すったもんだの末、最後にちゃんとブチューってするカップルかね?と。

ついつい熱くなってしまいました、すいません。
でも、今私が思うに怪獣の被害総額を実は地球ナントカ隊が窓口として対応している部署なら話は別。
街中とか湾岸とかウルトラ何某がヘァッ!ってやる度、ぶっ壊れるビルだの船だの億単位の損害を”大丈夫です、請求証はウチに”ってやっているんだったら、それも仕事。
ありがとう、ウルトラ何某!は、後始末は俺らがやっておく!と言う意味なんですね?と。後始末だって立派な仕事、いやむしろ後始末が大変。
地球ナントカ隊の国民から支持率バカ高い理由は、怪獣にはめちゃくちゃ歯が立たなかったけど、多分スマホからも随時受け付け出来ますって常日頃頑張っているからだと思うんです。
子供の頃はそこまで想像できなくて、今更ながら申し訳ない気持ちで一杯ですし、ウルトラ何某はせめて自賠責保険位は入ってる方が身の為。
怪獣を撃退するのと損害は別腹、人類は命が助かったかもしれないけどその後の生活があるんです。地球ナントカ隊も予算は有限ですし、撃退までが有事ではないんです。

やっとここまで想像できる様になり、いい大人になったなぁとしみじみ思うのです。そういや近しい内容の映画もありましたね、概ね賛同でした。
緊急時だろうが何だろうが、やっぱ人が絡むとどうしても難しいことを避けては通れない社会の事情と言いますか。
資本主義の構造とは?と考えさせられますし、よく理解していない単語をそれっぽくしれっと使ってみたいだけなのかもしれません。

それでは今後とも引き続きよろしくお願いします。

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