思い出を通してお近づき。

LAからご機嫌よう、AKIRAです。

一人よがりな新コーナーです。
私の思い出、特にアメリカでの生活を通して私の世界観をシェアするというコーナーです。

過去の事にあまり囚われない性格と最近色々忘れていくので書き留めておきたいと感じ始めました。

私はアメリカの役に立つ情報等を全く発信していません。

「多様性」などというワードがない幼少時、私が1番求めているものが「多様性」と「自由意志」だった。多国籍のアメリカでなら、この多様性を体験できるとどこかで知っていたのかもしれません、なのでジェットエンジンノイズに乗っかりここにやってきました。

このコーナ第一話なので、ちょっと説明させて頂きたいのですが、「多様性」というワードにはかなりの違和感を感じているということです。そもそも言葉の本質的な意味が分からないのに乱用されているからです。

でも私がここでシェアする思い出話には本質的な「多様性」が沢山含まれています。そして、もし、私に何かアメリカでの情報を提供できるとしたら、私というフィルターを通して得た多様性だったり、経験だったり、感性だけなのです。

個人的な記録も兼ねていますが、思い出話を通して皆さんとお近づきできれば嬉しいと思います。☺️

最近の出来事で書き留めておきたいことがあります。それは世代交代と私のアメリカの母、ギリシャのママのお話となります。

サンタモニカカレッジでレバノンから移住してきたという女性に出会いすぐに仲良くなりました。同じ歳で私の親友カティアです。第二の母、ギリシャのママ、Athinaさんは親友のお母さんなのです。依頼32年お付き合いさせて頂いています。

彼女の愛情と応援により数々の困難を乗り越え、空いたお腹を彼女の家庭料理（レバノン料理とギリシャ料理）で満たされ今日の私がここにいます。

彼女は理想的母であり、妻でもあり、母道も夫婦道も全て彼女から教わりました。足元にも及ばないし、一生かけてもギリシャの母を決して追い越すことはできないでしょう。でもどんなことがあっても、私はベストから教わったという誇りと事実にしがみつき、ギリシャの母をお守りとして生きていけるという確信があります。それは貴重であり素晴らしいことで、宝の一つでもあります。

お国柄もありますが、愛情表現の豊かな人で、一緒にいると私は世界1可愛くて、できた娘だと思い込ませてくる。愛でられるという感覚と体感は母が教えてくれました。彼女の眼には私は痩せ過ぎという事になっているようで美味しい家庭料理をたんまりふるまってきます。地中海料理は全て彼女に教わりました、日本人の私が実に面白い話です。

彼女はとても信仰深いキリスト教徒です。毎日必ずお祈りを捧げ、ろうそくをともします。もし家族のメンバーに困難や悩みが起きると、その人専用のロウソクを絶やすことなく灯しお祈りをして見守ってくれます。何本彼女は私のためにロウソク灯したか知れません。会話の途中でも何かチャレンジングな話題が持ち上がったり、孫の話になると突然クロスを切ってきます。😂 in the name of the father and the son and the Holy Spirit…..何度となく会話がこれによって数秒止まります。😂

私はスピリチャリストで神様が大好きですが、宗教には囚われていません。でもイエス様は母の影響もありだい好きです。

数年前彼女の視力が急激に落ち始めた頃、私は聖書を彼女と読みたいという気持が芽生えてきたのです。
聖書を用意してもらい一緒に読む時間を作ることにしました。
愛する母が愛する何かを私も一緒にしたいと強く思ったからです。好きな人が好きなことをしたくなる、それと同じ心境です。

それから朝は必ず祈りの時間をもち、毎日ロウソクを灯しています。

そんな彼女ですが、視力の低下が最近さらに進み、おまけに、父が運転免許を返還したこともあり、来月から母の長女と同居することになりました。

長男が生まれてからの17年間、ほぼ毎週母に会いギリシャコーヒーを飲み、時に祈りを共に捧げ、冬には編み物をし、たまに政治の話をしたり、夫婦の話をしたりて過ごした小さいけど世界一心地の良い愛に溢れた私たちの居場所、私の第二の実家がなくなってします。世代交代を感じる今日頃ごろ。移転先長女の家は幸い遠くないので、会えなくなるわけではないので悲しむ必要もないのだけど。
だた母が主人であったあの環境がなくなるのはやはりちょっと寂しい。

人生面白く良くできているよね。
境遇的な話をいえば、色々なものを持ち合わせていなかった私です。でも望むものであれば宇宙はそれを与えてくれる。17歳単身渡米した私に母代わりをくれた。成人してから今に至るまで、私はギリシャの母に影響を受け、彼女の文化を学び、信仰心をいただき、今でもギリシャ風コーヒーを毎日飲んで生きている。
びっくりだよ、まさかこれほどにもギリシャやレバノンの文化を違和感なく吸って吐いて生きていくことになるとは。

今回は序章の序章、愛する母の話はあだまだある、続きはまたいつか。
ここまで読んでくださりありがとうございます。

血縁関係以外で家族のようになった人いますか?
コメント欄にてシェアしてくれると嬉しいです。

アイラブユー❤️

Akiraでした。