4448:Chatwork(チャットワーク)企業分析

企業分析を行ってみました。ご意見いただければと思います!

〇企業概要

「Chatwork」というビジネスチャットの開発・販売
2004年:設立、2019年9月:マザーズ上場、従業員数:300名

→従業員数も堅調に増加しており成長が期待できる。

〇業績

→売上が毎期+40%の伸び率で成長性が高い、営業利益が赤字であることが 懸念 採用とTV広告への投資にて赤字となっている。

〇市場規模

2019年時点で100億、2024年には300億の市場と想定される

→スマホ普及やコロナ禍、在宅の流れで増えていくことは想像できる。

〇市場成長性

現在 普及率15%程度  ※チャットワークスIR情報より

→小規模の企業であればまだ利用はしていない。どういった拡大戦略を撮るかが今後のカギ

〇シェア

1.Teams(62.8%) 
2.Slack(8.2%) 
3.LINE WORKS(4.8%) 
4.チャットワーク(3.6%) 

→MSが首位、国産でありわかりやすいソフトの作り、トラブル時の対応などが強み。セキュリティ面でも評価が高い。今後どのように評価されていくか。

〇収益構造

ストック型ビジネス。

→登録者数も増えており今後の値段設定がカギ
競合も含めて今後値上げができるか。

〇目標株価

営業利益倍率=時価総額/営業利益
 ※赤字のため営業利益ではなく売上で換算
営業利益倍率  時価総額  売上   株価
2023年2月    6.4     320    800
2024年3月    4.3     320   1200
2025年4月    3.2     320   1600

→1年後に1.5倍、2年後に2倍を期待

〇リスク

利用が進むか、有料版に切り替わるか、参入障壁が低い、他社動向での影響
→リスク発生の可能性は高いため、注視する必要あり

〇総括

ビジネス上でのチャット利用は拡大していくと感じる。実際に利用すると
コミュニケーションが格段にとりやすくチームへの情報伝達が早い。スマホの普及も要因。一度使うと利用を継続してしまう。
リスク発生時利益回収ができない可能性があり注視する必要があり。 上場期間も浅く、大株主に社長がいる、規模的にもまだ時価総額300億程度で伸びしろがあると予想する。

〇売買基準

・5回程度に分けて購入
・目標株価達成基準の売り上げの推移が継続しない場合は売り
・リスク内容の発生も売り
・購入価格-10%も損切

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