業界を語る。広げる。
「NPO業界をどう考えていますか」
「東北のNPOたちが掲げるべきVisionはなんでしょうか」
当然のように問いをくれた藤沢烈さん。
マーケット(=市場=需要と供給があること)を意識することは大切だ。
総人口が減るからと言って、特定のモノやサービスに価値を感じる人が増えたり、人数が変わらずとも価値を感じる度合いが深まれば、価値は価格としても反映される。
なぜ、この話をするかというと、SETは8年間(ぼくは6年間)ローカルでニッチなことし続けてきて、「説明できないけどよさそう」ものをみなさんとつくり続けている。
例えばチェンジメーカーカレッジ。4ヶ月の人間成長のプログラムで広田町のエコシステムすべてが絡み合い人間成長へとつながる。
現在のところ「人間成長=説明できないけどよさそう」に4ヶ月の時間と金を投じる人は多くない。
それはマーケットが狭いということだ。
戦略の一つとして持っておきたいのはマーケットを広げること
人間成長に、本人も企業も親・家族も投資するのが当然だという価値観を育むことだと思う。
そのためには(特に価値観を育むようなこと)
供給サイドが手を組み、求める人が選びやすい環境をつくることが重要なのだと思う。
マーケットが狭い。もっと広がることを期待するものとして
・自分らしい生き方
・↑それらを育む学校やプログラム
・NPOという組織の業界
・交通空白地帯における地域の交通
などがり
そして自分がいるマーケットである
・政治家
・若手(20代)政治家
・地方の小規模自治体の政治家
・被災地の政治家
・NPO出身の政治家
・パートナーシップ制度/SIB/交通まちづくり/観光まちづくりに興味ある政治家
・移住政治家
なども、マーケットがあるかもしれません。
一人の意志にだけ委ねるのではなく
供給サイドを充実させ、需要者が増え、ますます供給が充実していく。
本日出会った
「NPO業界をどう考えていますか」
「東北のNPOたちが掲げるべきVisionはなんでしょうか」
という問いは凄まじいものがあって、
「業界、マーケットは既にあるもので、その中でプレイヤーとしてどう頑張るか」という思考から
「業界、マーケットをどう広げていくか、質を高めていくか」という思考の始まりになりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?