SDGsを自分ごと化・日本ごと化する。
タネノチカラの金子社長の講演を聞いてきました。
タネノチカラは共創・循環・多様性によってこれからの時代の社会システムを実践する。会社です。
この哲学を言語化し、実践している方々なので、まあ、一度淡路島に行くことをお勧めします。すごいです。
知り合いづてに訪ねに行ったことがあります。
着いてまず、稲刈りをさせられる木村
3年間で1000種の生物と共存することを目指す。
そのことで農薬はもちろん、肥料も使わない真の自然のエコシステムによる暮らしを実現する方々。(金子さんをはじめ、他の3人もだいぶファンキーですが、4人ではバランスが取れていて、大好きな方々です)
他にもアースバッグハウス(土に戻る家)など
「自然に優しい暮らしをしよう」は、あくまで彼らの事業の一側面。
様々な要素をシステム(相互作用によって成り立つ有機な集合体)としてとらえ、あるべき地球の姿に向かって事業を差し込んでいく。これがタネノチカラです!(伝わったかな・・・)
さて、本日は金子さんが、大学の授業で講演されるのをオンラインで見学させていただきました(ほんまオンラインすごい)
ぼくが受け取ったテーマがSDGsを自分ごと化・日本ごと化する。です。
SDGsってどう解釈してますか?
いろんな目標があるけれど、自分ができることやっていこう。例えばマイバッグとか。なんか自然環境一人一人の意識の中で守って行こう。
この解釈にとどまっている人が多いのではないかと思うんです。
今回講演の中で語られたこと(情報のソースは自分で確かめにいきましょう。本ブログでは、情報提供をしたいのではなく、考え方気づきを提供したいので)
・7人に一人が貧困(相対的貧困、1日一食で生活をしている子ども達)
・日本は世界で一番農薬を使っている国
・安全基準は他国と比べ低い(日本では食してから90日以内に異常が起きてはいけないという安全基準。他国だと3〜5年。オリンピックの選手村で提供できる日本の食材は0.2%しかない。など)
新興国をメインとしているといわれてる6つのターゲット。日本が達成できてるは4と6のみ。
なんだか、エコバッグ使ってればいい。ゴミ減らそう。とかそれだけじゃ難しそうな気がしてきます。
日常でできることは続けるとして、17の課題に対して(日本が達成しているのは4,6,9のみ)議論をし、日本という国はどうなるんだろう。という視点が重要になってきます。
金子氏
原発を止めようとすると、これまでの多額の投資が無駄になるので不景気になり、続けようとすると諸外国から批判を受ける。(のでセクシーに解決するしかない)
どっちに転んでも難しいのが今。
だからこそ、新しい社会への移行を実現し、第三の解を導く必要がある。
ぼくが今回一番、ズシンときたのは
SDGsの目標は
できる目標ではない。
2030年に世界があるべき状態(そうでなければ世界の様々なシステムが崩壊してしまうライン)を示したもの。
ということ。
一人一人できることやりましょう〜=エコバッグ
の次元から、
あるべき世界の状態に向かい、SDGsに向かう日本の姿勢をチェックし、
自分にできることをやろう。
ということ。
陸前高田はSDGs未来都市。
これは大チャンスなので、意識高く豊かなライフスタイル、コミュニティスタイル、タウンスタイルを構築していきたいです。
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