見出し画像

270の旅路 Day145

2017年10月26日
Masqoodの家


 ラダック地方へ行く日が28日に決まり、出発の日が近づく。それはここ、カシミールを離れる日も急転直下で決まったということだ。急に寂しさがこみあげてくる。思い出というものはそうやっていいものであるかのように出来上がっていくのだろう。秋めいてきた木々がそんな思いを起こさせる。

 今日はシャイーナのお姉さんが北。僕と同い年というのだから驚きだ。お互い英語を話せたから何かと色々とお話もできたし、久しぶりに英語を楽しむことができた。

 クリーニングか裾上げか忘れてしまったが、お願いしていた服の受け取りをするため、ハーシムと近所の女の子と3人でマーケットまで一ことに。裏道は落ちた枯れ葉のじゅうたんができていた。子どものころのように振る舞うのはもう難しいけれども、冒険をする勇者のように枯れ葉のじゅうたんを突き進む。それも何より楽しいのだ。

 そうだ、来年に向けての"Happy New Year"という動画を作ろうか、年賀状にもQR張り付けて見てもらえるようにできるし、言い案なのかもしれない。早速作ってみることにしよう。

 明日でカシミールもおしまい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 ちょっとでも心に響いたり、風が吹いたような感覚があったりすればまた戻ってきて読んでみてください。 スキやコメント、SNSで反応してくれたらありがたい限りです。