Twitter連続投稿2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿03.09 - 15

03.09
ハンク・モブレイという人はコルトレーンとかロリンズほどの大御所感はないので、「テナー界のミドル級チャンピオン」とか「恐るべき普通のテナー」とかいわれたりしますが、作曲家としても多作で、オリジナルの曲を生涯で142曲録音しているそうです。

そんなモブレイのブルーノートに吹き込んだ有名盤のタイトルチューンを19時ごろに。もちろん彼の作曲です。

【Soul Station (1960)】 ハンク・モブレイがブルーノートにアート・ブレイキー、ウィントン・ケリー、ポールチェンバーズとのカルテットで吹き込んだリーダー・アルバム。彼の最も有名なアルバムの1つですね。そのタイトル・チューンがこちら。彼自身の作曲です。 https://youtu.be/N-Wcw_te_AI

03.10
今日の1曲は、日本の現役バンドの曲を。これまでラブソングを1曲も作っていないというスリーピースの「生活密着型ラウドネスバンド」の曲。

最近、ベーシストの誕生日にその年齢が明らかにされて衝撃をよんだあのバンドの一曲。19時ごろに。

【フローネル (2014)】 打首獄門同好会は2004年に結成されたバンドですが、2006年からベース・ボーカルをつとめる junkoさんが、昨年末の誕生日会で還暦であることが明らかになり、大きな衝撃がはしりました。アラカンの星やなー。そんなわけで、どうぞ。 https://youtu.be/yXtNZMPGTTg

そんなわけで、明日からもがんばろう(笑)

03.11
映画の『ボヘミアン・ラプソディ』はアカデミー賞も受賞して、その勢いはいまだに続いてますねえ。知り合いのクイーンのコピーバンドもその流れに乗ってライブ活動にも力がはいってますが(笑)

映画のタイトルソングの「ボヘミアン・ラプソディ」という曲は数々のカバーやパロディなどを生み出していますね。いろんな楽器やら口パクやら山ほどあります。

今日の1曲もそんな中の1つですが、その昔日本で生まれた童謡とのマッシュアップが最近復活したという、その動画でございます。19時ごろに

【犬のおまわりさん(ボヘミアン・ラプソディ)(2019)】 かつて、NHKの子供向け人気番組「ハッチポッチステーション」で放映された神曲(写真)といわれたマッシュアップ/パロディのセルフカバー(?)クオリティーが落ちてないのがさすがです。 https://youtu.be/-nASHzcFji0

03.12
今日は3月12日。ということは明後日はホワイトデーですね。なんなんでしょうね、あのホワイトデーってのは(笑)

まあそれはどうでもいいんですが(←いいのかい)、今日の1曲は例のあのホワイトさん率いるオーケストラによるフルインストルメンタルの大ヒット曲。

ストリング・セクションの奏でるメロディーにワウワウギターが絡むのがカッコいい。ギター弾いているのは昨年惜しくも亡くなったワーワー・ワトソンでした。

1974年、ディスコ・ブームが爆発する少し前のヒット曲。19時ごろに

【Love’s Theme (1974)】 バリー・ホワイト率いるラヴ・アンリミテッド・オーケストラのフルインストルメンタルで全米1位というなかなか珍しい記録を打ち立てた曲。高校の頃私がワウペダルが欲しくなった原因の何割かはこのワー・ワー・ワトソンによるカッティングかも(笑) https://youtu.be/uPHmsEoLsL0

このギターはリー・リトナーという説も……

03.13
特に60年代から70年代にかけてのアメリカの最も重要なドラマーの1人、ハル・ブレインが亡くなりました。90歳だったそうです。誕生日のパーティーではドラムを叩いていたそうなんですけどね。残念。

われわれアラカン世代が昔聴いて、今懐かしく思い出すアメリカン・ポップの極めて多くの曲に関わっていた、レッキング・クルーと呼ばれるスタジオミュージシャンの一員ですね。

余談ですが、ついこの前、これもレッキング・クルーの一員のベーシスト、キャロル・ケイのベース教本がKindleストアで三百数十円で売ってたので買ったばかりでした。

それはさておき、60年代のアメリカというのは、バンドという概念はまだ曖昧(?)な時期で、有名バンドのレコードでもそうしたスタジオ・ミュージシャンが演奏している例がとても多いんですよね。

というわけで、今日の1曲はハル・ブレインがドラムを叩いている、あの大物グループのヒット曲です。19時ごろに。

【Good Vibrations (1966)】 ビーチ・ボーイズのこの曲は、『ペット・サウンズ』とほぼ同時期にレコーディングされました。膨大なテイクが録音されたというこの曲のドラムはメンバーのデニス・ウィルソンではなく、レッキング・クルーの一員、ハル・ブレインでした。 https://youtu.be/Eab_beh07HU

03.14
どうも #Facebook障害 が発生しているようで、色々問題が出ていますね。中の人がまた何かやってるんでしょう。1つのプラットホームに依存しすぎないようにしないと(笑)

まあ、Twitterもあってよかったこんなときは、スティービー・ワンダーのあの曲でも聴いてあまり気にしないようにしましょう。

スティービーのオリジナルもいいですが、いろんなカバーがありますね。皆さんはどのバージョンが好きですか?

今日の1曲は私の気分で選んでお送りいたします。19時ごろに(^ ^)

どうも、Twitter 界隈では、 #インスタ不具合 の方がトレンドらしい(笑)

【Don’t You Worry ’bout a Thing (1992)】 オリジナルはスティービー・ワンダーの『インナーヴィジョンズ』からのシングルカットナンバーでした。多くのカバーがありますが、ジェイコブ・コリアのとどっちにしようか迷った末に、インコグニートのこちらのバージョンを(笑) https://youtu.be/DJFgb_f5q4Y

03.15
リー・モーガンというトランペッターがいて、「サイドワインダー」という自身で作曲した曲の演奏が有名ですね。60年代の時代性とともに思い出される、8ビートのいわゆるジャズ・ロックの名曲です。CMなんかにも使われましたね。

リー・モーガンはクリフォード・ブラウンが事故死した後に登場して、その欠落を埋めるように若くしてジャズ・メッセンジャーズに加わったりした天才児でした。30代で愛人に射殺されるという死に方をしてしまうのですが ( ̄▽ ̄;

そんなモーガンの作った曲はもちろん「サイドワインダー」だけでなく、色々あるんですが。例えば、彼の作ったボサノバ調の曲がありまして、これも結構人気のある曲で、色んなミュージシャンがカバーしています。

そんなモーガンがブルーノートに残したリーダー・アルバムの内の1枚に収められたナンバーが今日の1曲です。19時ごろに。

【Ceora (1965)】 トランペッターのリー・モーガンのリーダー・アルバム『コーンブレッド』の中の1曲。「サイドワインダー」ほど有名ではありませんがボサノバ調で人気の曲です。ピアノはハービー・ハンコック、サックスはハンク・モブレイ。 https://youtu.be/5V3PXsHqw7M

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。