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TOUR24 WHO IS THIS HELL FOR? 2024/11/13(水) 【東京都】Zepp Haneda

DIRENGREY
TOUR24 WHO IS THIS HELL FOR?
2024/11/13(水) 【東京都】Zepp Haneda

原曲と再構築を織り交ぜ懐かしさだけでなく確かに「現在」を感じさせてくれた『TOUR24 PSYCHONNECT』から早4ヵ月。11月より幕を開けるTOURはTITLEに新曲『The Devil In Me』の一節が用いられた。『PHALARIS』が終焉し現状次の新曲の情報も出ていない。そのため今回のTOURは選曲の自由度が高い。それは裏を返せば『The Devil In Me』以外どの楽曲が演奏されるのか全く予想がつかないということ。そして迎えた川崎公演。そこで披露されたのは想像の余地すら与えない地獄の底を這うかのような暗く重いSET LIST。長尺曲の共存。完全に圧倒された。この先同じようなコンセプトでTOURが進んでいくのか。それともまた別のパターンが用意されているのか。まだTOURは始まったばかり。今後にも期待する。

「誰の為の地獄?」

迎えたTOUR2日目。本日の会場はZepp Haneda。東京都の公演では定番の会場となった。珍しく今回関東のLIVEは全て1day。18時頃会場到着。本日整番A534。入場。後方にスクリーン。シンプルな御立ち台。フロア後方センターで待機。期待を胸に開演を待つ。

19時を少し過ぎたところで暗転。SEと映像が流れ出す。メンバーが順に登場し最後に京が登場。川崎同様ノーメイクで全身黒の極めてラフな衣装。後方スクリーンに今回のTOUR TITLEが映し出される。緊張の1曲目。その前奏に胸が高鳴る。【流転の塔】。多彩な声で楽曲を彩る。続けて【AMON】。「神殺し」後に御立ち台に上がり歌唱。そしてこの位置で早くも【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】が投下される。「The other--」で御立ち台上手側前方に移動すると『もっと‼︎』『あぁ‼︎』『もっといけんだろが--‼︎』と煽る。「The worst--」で御立ち台に上がるとマイクレスで「Dive like hell--」。凄まじい迫力。2番サビでは強く声を求める。

序盤3曲全て入れ替え。『DUM SPIRO SPERO』楽曲で川崎とはまた異なる地獄を形成していく。

小休憩後【Phenomenon】。真っ白な照明。続けて【谿壑の欲】。序盤歌詞替え。サビ前で両手を広げ声を求める。最後御立ち台の上で「誰かがこう言うの」を「お前は」に変えその後に『とっとと死ね--!!!!』と叫ぶ。静寂。この位置で【禍夜想】。

小休憩後【蜜と唾】。再構築。真っ赤に染まるステージ。スクリーンに歌詞が赤く表示される。「サディズム」前で御立ち台に上がるとそのまま最後まで御立ち台の上で歌唱。「人間」でスモークが大量に焚かれ怪しげな空気を作り出す。直ぐに流れ出す前奏。【DIABOLOS】。曲調転換。『そろそろ1つになれるか--‼︎』『生きてんだろが--‼︎』と煽り『かかってこい‼︎』と煽る。「変わったのは--」は所々歌詞替え。『今日も‼︎明日も‼︎何も変わらない‼︎』『さあ‼︎今こそ‼︎人間を‼︎』と目を見開きながら力強く叫ぶ。終盤「Blue Velvet」でマイクで左胸を強く叩き付け声を求める。再び御立ち台に上がる。「虚ろな眼を空に向けて」。その高音がただ美しく会場内に響き渡る。「昨日の手首が--」で左手首を見詰める動作。

小休憩。この凄まじい流れは変わらない。【VINUSHKA】。中盤ゆっくりと御立ち台に上がり左手を高く掲げ「此処が真実だ」と力強く叫ぶ。再び左手を高く突き上げ声を求める。「業と歩む--」前で『首持ってこい‼︎』と煽る。「儚きアンチテーゼ--」前の間奏で両手を広げ声を求める。「手を叩き--」で御立ち台に上がり実際に手を叩く動作。「価値を見出せず--」は確りと最後まで高音を出し切る。不穏な前奏が流れ出す。【OBSCURE】。1番サビは御立ち台の前で『黄金色‼︎』で叫び「棘の生えた--」は客側で歌唱。首を落としにいく。続けて【Values of Madness】。2番サビ『未だに‼︎』で叫び「捨てきれない」は客側で。再び「夢を見てる」後に声を求め「その瞳に入れた--」は客側で歌唱。途中『聞こえねぇんだよ‼︎』と煽る。京が御立ち台に上がる。本編最後に【The inferno】。間奏で『全然首足んねぇぞ--‼︎』『こっち見てんじゃね--‼︎』と煽る。全力で首を捧げる。京は後奏でマイクを落とし直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコール。アンコールコールは全力で。

メンバー再登場。【The Devil In Me】。「精神を--」で御立ち台の前に移動。1番サビ前に『声聞かせてみろ‼︎︎』と煽り「掛けた縄には」は客側で。2番サビ前で京が御立ち台に上がり両手を広げ再び声を求める。続けて【落ちた事のある空】。御立ち台下手側前方で「この時代に--」は通常通り歌唱し「君よ」の箇所で『お前等今を生きてんだろ--‼︎』『ならもっと感じさせてくれ--‼︎』と煽る。京が御立ち台に上がる。『もっといけるよな--‼︎』と煽り【鱗】。更に会場の熱が上がる。「貴方次第で」は客側で。1番サビ前で『首持ってこい‼︎』と煽る。2番サビ前では『1つになれんだろ--‼︎』と煽る。京が御立ち台の前に移動する。『羽田--‼︎』『羽田--‼︎』『羽田--‼︎』『生きてんのか死んでんのかわかんねぇんだよ‼︎』『早く死ねよ‼︎』『いけるか--‼︎』『羽田--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『お前等今を生きてんだろ--‼︎』『ならわかんだろ--‼︎』『1つになれるか--‼︎』『1つになれるか--‼︎』『1つになれんのか----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【Eddie】。前奏で『頭壊せ‼︎』と煽る。『相見えた‼︎』で叫び「気が気じゃねぇ--」は客側で。「ドブ夢--」前で『もっと首持ってこい‼︎』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。再び全力で首を捧げる。

京は歌い終えると御立ち台の上で拍手をし右手を高く掲げ最後『バイバイ』と口にし捌けていく。

公演終了

川崎の地獄の底を這うかのような暗く重いSET LISTから約半数の楽曲を入れ替えまた別の地獄を見せてくれた。

『DUM SPIRO SPERO』『ARCHE』『The Insulated World』の楽曲を軸に構成される今回のSET LIST。今回披露された楽曲がこのTOURの中で再びどう成熟していくのか期待したい。

今後新しく披露される楽曲はあるのか。
今後の変化にも期待。



次は京都


SET LIST

SE.新SE
01.流転の塔
02.AMON
03.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

04.Phenomenon
05.谿壑の欲
06.禍夜想

07.蜜と唾
08.DIABOLOS

09.VINUSHKA
10.OBSCURE
11.Values of Madness
12.The inferno

ENCORE
13.The Devil In Me
14.落ちた事のある空
15.鱗
16.Eddie

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