TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/20(月) 【東京都】Zepp Haneda
DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/20(月) 【東京都】Zepp Haneda
CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。川崎2daysで明らかとなったFINALのSET LISTは重厚な中盤を軸とし過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませる内容だった。そして通常公演となる名古屋新潟仙台ではそれぞれ久々な楽曲も披露された。『PHALARIS』の終焉。早くもTOURは折り返しとなる。今回のTOURで演奏されている楽曲が今後の公演を経てどう進化していき世界観を深めてくれるのか期待は募る。
本日会場はZepp Haneda。18時35分頃会場到着。丁度一般が呼ばれ始めるところ。どうやら開場が遅れた模様。途中からかなりハイペースとなり10番刻みで番号を呼び始める。本日整番A437。入場。予想通り後方はスペースがある。3柵目2列目若干上手寄りで待機。ステージには本TOUR定番演出の紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。
19時5分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。名古屋2日目と同じ黒のコート。メイク有り。中盤猟奇的な映像に重ねToshiyaとShinyaのシルエットが映し出される。京の歌唱に合わせ京のシルエットが映し出されると最後ギターの音が重なるタイミングでDieと薫のシルエットが映り5人全員のシルエットが揃う。緻密な演出。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【現、忘我を喰らう】。京が奇怪に動く。中盤「現を喰らい」で御立ち台の前に移動すると口に人差し指を当てる。「同じ魂じゃない」の繰り返す「ない」は全て客側に振る。『こい‼︎』と煽り2回目の「何故なんだ?」は客側で歌唱。『飛ばしてくぞ‼︎』と煽り【落ちた事のある空】。一気に会場の熱が上がる。御立ち台に上がると更に『羽田--‼︎』と煽る。前方に移動しながら「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。そのまま2番サビ前で御立ち台の前に移動すると「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は客側を指差しながら『この時代に生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び『生きてんのか--!!』『生きてんだろ--‼︎』『じゃあもっと示してこい‼︎』と煽り再び御立ち台に上がると更に『かかってこい!!』と煽る。
小休憩後に【響】。サビは力強く歌唱。終盤「目を下に向け--」で前方に来るとそのまま御立ち台の前で歌唱。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせてスモークがステージを覆う。中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎ御立ち台に上がるとそのまま歌唱。「鳴呼 一つ--」でマイクスタンドの先を客側に向ける。最後はホイッスル。続けて【Schadenfreude】。御立ち台に上がると『羽田--‼︎』と煽る。「誰しもが吐口--」前で『聞こえねぇぞ‼︎』と煽る。「子守唄」後の曲調転換で『笑い狂え‼︎』と煽り左手で首を斬る動作。「誰しもが吐口--」前で『首持ってこい‼︎』と煽る。2度目の「ただ生きてるだけで--」は強く言葉で放つ。「川のせせらぎ」前で『お前等生きてんだろが--‼︎』『じゃあ声聞かせてくれ‼︎』と煽り『川のせせらぎ‼︎』で叫ぶと「重ね--」を客側で歌唱。「虹が架かる」前で黒のコートを脱ぎ再び御立ち台に上がる。御立ち台に上がったまま赤いレーザーの照明が降り注ぎ前奏が流れ出す。【朧】。序盤から感情を昂ぶらせ歌唱。「何処も--」は御立ち台の上でしゃがみ込み泣き声で歌唱。「畳に--」で再び御立ち台の上でしゃがみ込むと繰り返し泣き声で「返して」と呟く。曲が終わるとそのまま【INWARD SCREAM】。マイクを御立ち台に何度も叩き付ける。泣き声は次第に呻き声に変わる。
前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。序盤から激しく昂ぶる感情。「交わる今--」は強く感情を吐き出し歌唱。「遊戯」では左手を奇怪に動かし弧を描く。曲調転換。『こっちへおいで』と綱を引く動作。「世界で」で照明が落ち京の声だけが響く。繰り返される「The World of Mercy」。スモークと眩い照明が幻想的な空間を創り出す。曲が終わると繰り返し何かを口ずさむ。【輪郭】。御立ち台に上がり「MINERVA」。背を向けると大きく両手を広げ声を求める。
小休憩後に【13】。「独りで生きて--」で御立ち台の前に来ると「必要と--」で『必要とされることが‼︎生きてる全てだろ‼︎』と叫ぶ。「13階段を--」で御立ち台に上がり見下ろす動作。御立ち台から下り再び御立ち台の前に移動。2番サビの「そう誰かの為--」「与えられた道--」は『そう誰かの為じゃない‼︎』『与えられた道でもない‼︎ ︎』と叫ぶ。続けて【谿壑の欲】。最後「誰かがこう言うの」を「私はこう叫ぶ」に変え「早く...死ね--!!!!」と叫ぶ。『首持ってこい‼︎』『羽田--‼︎』と煽り【DIFFERENT SENSE】で攻撃再開。「Live Through This World」前で御立ち台の前に来ると『かかってこい‼︎』と煽る。『もっと‼︎』『聞こえねぇぞ‼︎』と更に声を求める。『掻きむしる胸‼︎』と叫び「残せない--」は客側で歌唱。その後も『聞こえねぇぞ‼︎』と煽り声を求める。『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『まだいけんだろが--‼︎』『いけんだろが--‼︎』『お前等DIR EN GREYの一部だろが‼︎』『かかってこい‼︎』と煽り本編最後【Eddie】。「ドブ夢--」前で『全然首足んねぇぞ‼︎』『全員で首持ってこい‼︎』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビ前で御立ち台の前に来ると『男--‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎』『女--』『お前等そんなもんじゃねぇだろが‼︎』と煽り「踏み付ける行進曲は」は客側で。歌い終えると京は直ぐに捌けていく。
本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコール。
メンバー再登場。緊張のアンコール1曲目。【蝕紅】。終盤照明が落ちる。「声を殺しても--」静寂の中京の声だけが空間に響く。堪能。サビは交互に歌唱。通常公演は全12公演。アンコール1曲目は名古屋2days新潟仙台の4公演で披露された楽曲がルーティン化する模様。前方に移動しながら『男--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽り【Chain repulsion】。スクリーンにメンバーが映し出される。中盤上手側前方の台に上がると歌唱せず暫くの間前方の客側を見下ろす。京が御立ち台に上がる。『おい‼︎糞供‼︎』『聞こえてんのか--‼︎』『もっと吐き出してこい‼︎』『もっと吐き出してこい‼︎』『お前等もっと溜まってんだろが‼︎』『もっと俺等に吐き出してこい‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。「瓜の蔓に--」の箇所で『汚ねぇもん吐き出してこい‼︎』と煽る。間奏で御立ち台に上がると『もっと死ぬ気でこい‼︎』『命削ってんだろが‼︎』と煽る。全力で応える。曲が終わる。歓声が止む。静寂。前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。「Absolute」で御立ち台に上がる。最後のサビ。真っ赤に染まるステージ。映像。一行ずつ映し出される歌詞。声。音。それらが混然となりこの胸を突き刺す。歌い終えると京はマイクを落とし直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。
公演終了
確りと今日はこの目に焼き付けたかった。
次は燃え尽きよう。
次も羽田
SET LIST
SE.新SE
01.御伽
02.現、忘我を喰らう
03.落ちた事のある空
04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧
INWARD SCREAM
08.The World of Mercy
09.輪郭
10.13
11.谿壑の欲
12.DIFFERENT SENSE
13.Eddie
ENCORE
14.蝕紅
15.Chain repulsion
16.T.D.F.F.
17.カムイ