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TOUR22 PHALARIS -Vol.I- 2022/6/25(土)【広島県】広島JMSアステールプラザ・大ホール

DIRENGREY
TOUR22 PHALARIS -Vol.I-
2022/6/25(土)【広島県】広島JMSアステールプラザ・大ホール

横浜より幕を開けた待望の新ALBUM TOUR。早いもので本日の公演にて前半終了。11th ALBUM『PHALARIS』の楽曲含め近年のALBUMを軸にコアな世界観を構築する本編。怒涛の過去曲投下に驚愕するアンコール。今回もまた過去と現在を紡ぎ現在のDIRENGREYを見せてくれる。RELEASEを経て確実に溶け込みつつある『PHALARIS』の楽曲。公演毎に確実に増していくLIVE感。次はどのようなLIVEを見せてくれるのか期待は尽きない。

本日の会場は広島JMSアステールプラザ・大ホール。広島でのLIVE参戦は新潟に続き今回が初。16時20分頃会場到着。17時40分頃入場。本日もVIP参戦。座席は5列センター下手寄り。視界は良好。本公演もフルキャパ。御立ち台には『PHALARIS』のジャケットアートワークに使用された雄牛のオブジェ。

18時定刻で暗転。新SEと映像が流れる。円盤、座禅、業火。メンバーが順にステージに現れる。最後に京が登場。黒シャツ。スクリーンに本TOUR TITLEが映し出される。Dieのアコギで始まる前奏。【Schadenfreude】。本日もまた『PHALARIS』の1曲目を飾る楽曲で幕を開ける。約10分の超大作。過去にない複雑な展開に最初こそ戸惑ったが音源を聴き込んだ今はもう自然に受け入れられる。「子守唄」後に御立ち台に上がると『広島--‼︎』『かかってこ--い‼︎』と煽る。2度目の「誰しもが--」の前で『こい‼︎』と再び煽る。煽りで客の反応を求め新曲をLIVEに馴染ませていく。まだ進化の過程。後奏で漏れる吐息。そのままステージに赤いレーザーの照明が注がれ前奏が始まる。【朧】。仙台振りとなる『PHALARIS』の曲順通りの流れ。ただ本日は仙台の時とは違い感情を昂らせて歌唱。「思い出す--」では右手にマイクを持ったまま顳顬を何度も叩く。「何処も愛で--」ではマイクを御立ち台の中央に置き御立ち台を抱え激しく揺らしながら歌唱。後奏では悲痛なシャウト。最後『ごめん...ごめんなさい』と呟くとマイクを御立ち台に落とす。圧巻。

小休憩。【Unraveling】。京が独特で軽快なステップを刻む。「触れていたい」では2度左手を伸ばす。続けてこの位置で【Phenomenon】。腰を激しく動かす。そして【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は本日もまた強く言葉で放つ。「8月6日の朝、答は降る」この地で起きた歴史と重なる。その意味を噛み締める。「この時代に--」は御立ち台の前で客側を指差し『この時代に‼︎生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び左手を掲げ『生きてるか--‼︎』と煽る。御立ち台の後ろに下がると力強く『広島----‼︎‼︎』と煽る。胸が熱くなる。そして新曲【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音と共にマイクスタンドを手前に倒しながら放たれる京のグロウルが会場に響く。曲調転換。「瞳も--」では京がステージを動き回り1度目の「君よりも--」「誰よりも--」では御立ち台の前まで来て客側を指差す。最後「感じる事--」は宗教感強く歌唱。

小休憩後に定位置【mazohyst of decadence】。次第に感情を昂らせサビは荒々しく歌唱。後奏で『返して...返して...返して...返して...返して...返して...返して...返せ』と呟く。この流れで新曲【響】。マイクを胸に細かく何度も打ち付ける。本日は今迄と比較してより感情を入れ力強く歌唱。この楽曲もまた違う表情を見せてくれる。

小休憩。【Behind a vacant image】。メンバーをそれぞれ照らす前半の照明が強く印象に残る。2番サビ前京は左手を胸に当て天を見上げる。一段と重みを増した声が会場に響き渡る。赤く染まるステージ。この楽曲の後奏は至高。京が御立ち台に上がり客側を睨み付ける。その前奏で身体が疼く。【軽蔑と始まり】。間奏で『広島--‼︎』『広島--‼︎』『お前等の首俺まで寄越してこい‼︎』いけるか--‼︎』と煽り会場の熱が更に高まる。全力で首を捧げる。そしてこの流れで【Values of Madness】。映像の一部にメンバーが映し出される。2番サビ前に御立ち台の前で京が『男----‼︎』と煽る。そして左手でカウント。終盤「生きてる--」前で『広島--‼︎』と煽る。続けて【T.D.F.F.】で畳み掛ける。メンバーが動き回る。京が上手花道に移動。間奏で『かかってこ--い‼︎』と煽る。再びの間奏では『女----‼︎』と煽る。本編最後は【詩踏み】『広島----‼︎』『もっと響かしてくれ--‼︎』と煽り左胸をマイクで強く何度も叩く。間奏で御立ち台に上がると再び左胸をマイクで強く何度も叩く。京の足が時折覚束無い。最後「成功者は--」前で強く『飛べ‼︎』。首を捧げる。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。

メンバー登場。京は今回定番の白タンクトップの上に今回のグッズのブルソンジャケット。アンコール1曲目。京が煙草に火を付ける。【愛しさは腐敗につき】。煙草を手に持ったまま歌唱。続けて【逆上堪能ケロイドミルク】。サビ前で京が『飛べ‼︎』と強く煽る。京がブルソンジャケットを脱ぐ。【Mr.NEWSMAN】。メンバーが再び動き回る。京が今度は下手花道に移動。2番サビは御立ち台の前で左のイヤモニを外して歌唱。そして【CLEVER SLEAZOID】で攻め立てる。京が御立ち台に上がる。『広島--‼︎』『広島--‼︎』『広島----‼︎』『お前等生きてるか--‼︎』『生きてんだろ----‼︎』『生きてるよな----‼︎‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等と1つになれんのか----‼︎』『女--------‼︎‼︎‼︎︎』「(マイクレス)男--------‼︎‼︎‼︎︎」『いけるか--‼︎』『いけるか----‼︎‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『いけんだろ----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【人間を被る】。前奏で更に『かかってこ--い‼︎』と煽る。1番サビは御立ち台の前まで来て「誰のルールで今を生きてんだ!?」と強く言葉で放つと「誰の為に生きる?」に続けて『お前自身だろ--‼︎‼︎』『広島--‼︎!!』と煽りそのまま膝から崩れ落ちる。2番サビは御立ち台に上がり声を振り絞るように『誰の為に今を生きる!?』と言葉で放つと『生きろ--------‼︎‼︎』と叫ぶ。強く胸に響く。この声にずっと支えられながら生きている。

京は御立ち台の上で胸を叩きながら指差し。最後マイクレスで「広島--‼︎」と叫ぶと本日もまた大きく「バイバイ」と口にし捌けていく。

公演終了

覚束無い足
振り絞る声
胸に響く想い
生きる意味
最後の1曲
もうこれだけで今日のLIVEに来た価値がある

次は中野


SET LIST

SE.新SE
01.Schadenfreude
02.朧

03.Unraveling
04.Phenomenon
05.落ちた事のある空
06.The Perfume of Sins

07.mazohyst of decadence
08.響

09.Behind a vacant image
10.軽蔑と始まり
11.Values of Madness
12.T.D.F.F.
13.詩踏み

ENCORE
14.愛しさは腐敗につき
15.逆上堪能ケロイドミルク
16.Mr.NEWSMAN
17.CLEVER SLEAZOID
18.人間を被る


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