TOUR24 WHO IS THIS HELL FOR? 2024/11/16(土) 【京都府】KBSホール

DIRENGREY
TOUR24 WHO IS THIS HELL FOR?
2024/11/16(土) 【京都府】KBSホール

11月川崎にて幕を開けた今回のTOUR。TOUR TITLEには新曲『The Devil In Me』の一節が用いられた。『PHALARIS』が終焉し現状次の新曲の情報も出ていない。そのため今回のTOURは選曲の自由度が高い。裏を返せば『The Devil In Me』以外どの楽曲が演奏されるのか全く予想がつかないということ。そして迎えた川崎公演。そこで披露されたのは想像の余地すら与えない地獄の底を這うかのような暗く重いSET LIST。次の羽田公演ではSET LISTの約半数の楽曲を入れ替えまた異なる地獄を演出した。長尺曲の共存。まだTOURは始まったばかり。現在披露されている楽曲がLIVEを経てどう成熟していくのか。今後新しく披露される楽曲はあるのか。期待は募る。

「誰の為の地獄?」

迎えた京都2days初日。本日会場はKBSホール。17時頃会場到着。本日整番A5。VIPなしの公演では人生初の1桁。高まる緊張。1番刻みで番号が呼ばれる。入場。センター上手寄り最前確保。後方にスクリーン。御立ち台にはTOUR TITLEが特殊な文字で刻まれている。最後のアナウンス前に押しが発生。これ以上が存在しない視界。期待を胸に開演を待つ。

18時ほぼ定刻で暗転。SEと映像が流れ出す。メンバーが順に登場し最後に京が登場。川崎羽田同様ノーメイクで全身黒の極めてラフな衣装。後方スクリーンに今回のTOUR TITLEが映し出される。緊張の1曲目。【流転の塔】。予想に反し川崎公演ではなく羽田公演と同じ始まり。京が御立ち台に上がる。「空よ」で左手を高く掲げる。続けて『京都--‼︎』『1つになれるか--‼︎』と煽り【AMON】。「打ち鳴らす」で左腕を打ち付ける動作。「神殺し」後に御立ち台に上がり歌唱。「お前と錆びた夜--」で客側に左手を差し出す。終盤御立ち台上手側前方に移動して歌唱。正に目の前。至近距離の迫力。そして【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】。前奏で御立ち台前に移動し『京都‼︎』『声聞かせてくれ‼︎』と煽りマイクを客側に向け早くも声を求める。2番サビで再び目の前の位置に。強く声を求める。御立ち台の前に移動し「The other--」前で『京都--‼︎』『そんなもんじゃねぇだろ‼︎』と煽る。「The worst--」は御立ち台の前で左手を振り上げ声を求める。御立ち台に上がりマイクレスで「Dive like hell--」。全力で首を捧げる。

小休憩後【Phenomenon】。真っ白な照明。静寂。続けて【谿壑の欲】。暗闇の中怪しげに光る緑の照明が世界観を作り出す。中盤歌詞替え。サビ前で両手を広げ声を求める。最後御立ち台の上で「誰かがこう言うの」を「私は」に変えその後にマイクレスで『早く...死ね--!!!!』と叫ぶ。静寂。この位置で【禍夜想】。

小休憩後に京が御立ち台に上がる。【蜜と唾】。再構築。真っ赤に染まるステージ。スクリーンに歌詞が赤く表示される。青白い照明がステージを包む。【DIABOLOS】。曲調転換。御立ち台に上がり左手でゆっくりと首を斬る動作。「夢が覚めない」後に『京都--‼︎』と煽る。「変わったのは--」は所々歌詞替え。『さあ‼︎共に‼︎人間を辞めろ‼︎』と目を見開きながら力強く叫ぶ。再び御立ち台に上がる。「虚ろな眼を空に向けて」。左手を高く掲げる。美しく響き渡る高音。左手を下ろし両目を塞ぐ。「昨日の手首が--」で左手首を見詰める動作。

小休憩後に【VINUSHKA】。中盤ゆっくりと御立ち台に上がり左胸を数回マイクで叩くと左手の人差し指を天に向け突き出し「此処が真実だ」と力強く叫ぶ。「業と歩む--」前で『京都--‼︎』と煽る。「儚きアンチテーゼ--」前の間奏で両手を広げ強く声を求める。「手を叩き--」で実際に手を叩く動作。「価値を見出せず--」は確りと最後まで高音を出し切る。続けて【咀嚼】。「貴方居ない」前で御立ち台前に移動。2番サビは客側で歌唱。続けて【落ちた事のある空】。序盤御立ち台上手側に足を掛け歌唱。御立ち台前に移動し「狂った世界」の箇所で『狂っちまえよ‼︎』と強く言葉で放つ。2番サビは『意味など‼︎』で叫び「何処にもない--」は客側で歌唱。「この時代に--」は通常通り歌唱し「君よ」の箇所で『お前達を‼︎』『生きてんのか--‼︎』と煽る。御立ち台に上がると更に『生きてんだろ--‼︎』『生きてんならもっと声聞かせてくれ‼︎』と煽る。京が御立ち台に上がる。本編最後に【The inferno】。間奏で『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』と煽りながら客側を指差し『京都--‼︎』と煽る。全力で首を捧げる。京は後奏の途中でマイクを落とし直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコール。アンコールコールは全力で。

メンバー再登場。【The Devil In Me】。「精神を--」で御立ち台の前に移動。序盤の「生き方を教えて」で客側にマイクを向け声を求める。2番サビ前で再び声を求め「掛けた縄には」は客側で歌唱。続けて【Values of Madness】。京が上手側前方に移動。1番サビ前で御立ち台の前に移動。『未だに‼︎』と叫び「捨てきれない」は客側で。 2番サビで再び『未だに‼︎』と叫び声を求める。御立ち台の前でゆっくりと両手を広げ「その瞳に入れた--」は客側で歌唱。京が御立ち台に上がる。【鱗】。『京都--‼︎』と煽る。高まる会場の熱。押しの圧も一気に強くなる。「貴方次第で」は客側で。1番サビ前で『首持ってこい‼︎』と煽る。間奏で客側を終始睨み付ける。2番サビ前では『1つになれんのか--‼︎』と煽る。京が御立ち台に上がる。『京都--‼︎』『京都--‼︎』『生きてんのか--‼︎』「（マイクレス）生きてんのか--‼︎」「（マイクレス）生きてんだろ--‼︎‼︎」『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『（下手を指差し）そこ--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『（上手を指差し）そこ--‼︎』『生きてんだろ--‼︎』『（後ろを指差し）後ろ--‼︎後ろ--‼︎』『見えてんだよ‼︎』『生きてんのか--‼︎』『（センターを指差し）ああぁあぁあぁあぁあぁ‼︎‼︎』『LASTいけるか--‼︎』『LASTいけるか--‼︎』『俺等と...俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等DIR EN GREYと1つになれんのか----‼︎‼︎』『（上手を指差し）なれんだな--‼︎』『（センターを指差し）なれんだな--‼︎』『（下手を指差し）なれるよな--‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【Eddie】。『相見えた‼︎』で叫び「気が気じゃねぇ--」は客側で。御立ち台に上がり「ドブ夢--」前で左手で首を斬る動作。『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビ「踏み付ける行進曲は」は客側で。最後全力で首を捧げる。

京は歌い終えると御立ち台の上で左手の掌で繰り返し胸を叩く。拍手をし直ぐに捌けていく。

公演終了

スタンディング最前。
ただ叫びただ首を落とした。
完全に燃え尽きた。

次も京都

SET LIST

SE.新SE
01.流転の塔
02.AMON
03.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

04.Phenomenon
05.谿壑の欲
06.禍夜想

07.蜜と唾
08.DIABOLOS

09.VINUSHKA
10.咀嚼
11.落ちた事のある空
12.The inferno

ENCORE
13.The Devil In Me
14.Values of Madness
15.鱗
16.Eddie