TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/18(土) 【宮城県】SENDAI GIGS
DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/18(土) 【宮城県】SENDAI GIGS
CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。川崎2daysで明らかとなったFINALのSET LISTは重厚な中盤を軸とし過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませる内容だった。そして通常公演の名古屋と新潟では久々な楽曲も披露された。『PHALARIS』の終焉。今回のTOURで演奏されている楽曲が今後の公演を経てどう進化していき世界観を深めてくれるのか期待は募る。
本日会場はSENDAI GIGS。仙台では恒例の会場。17時5分頃会場到着。寒空の下待機。17時15分開場。VIPの番号が1番刻みで呼ばれ始める。本日整番VIP65。本TOUR早くも最後となるVIP参戦。VIPエリアセンター上手寄り3列目で待機。VIPエリア上手後方にスペースがあるもののVIPエリアはほぼ埋まった様子。ステージには本TOUR定番演出の紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。
18時5分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。突如の金髪短髪。黒のライダース。メイク有り。中盤映像が後方のスクリーンに映し出され紗幕にはメンバー全員のシルエットが映し出される。無数の蝶と一匹の蜘蛛。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【咀嚼】。綺麗に歌い上げる。
小休憩後に【響】。赤と紫のレーザーの照明が円錐状に京を包む。サビは力強く歌唱。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせてスモークが会場を覆う。中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎ御立ち台に上がるとそのまま歌唱。「鳴呼 一つ--」でマイクスタンドの先を人差し指と共に客側に向ける。最後は鋭利なホイッスル。前奏が流れ出す【Schadenfreude】。御立ち台に上がると『仙台--‼︎』と煽る。間奏で黒のライダースを脱ぎ捨てる。「子守唄」後の曲調転換で『お前等生きてんだよな--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽る。御立ち台に上がったまま【朧】。前半は比較的音源通り歌唱。「掻き毟る」から後半は感情を昂らせ歌唱。「畳に--」で再び御立ち台に上がる。曲が終わるとそのまま【INWARD SCREAM】。呻き声。御立ち台に置かれた精巧な雄牛のオブジェの口からスモークが焚かれる。
前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。昂ぶる感情。終始御立ち台の上で歌唱。「遊戯」では左手を奇怪に動かし客側へと突き出す。「世界で」は照明が落ち京の声だけが響く。そこからの曲調転換。この瞬間が堪らない。そして御立ち台の上で眩い光を浴びながら歌唱する姿は実に神々しい。そして【輪郭】。御立ち台に上がり「MINERVA」。背を向けると大きく両手を広げ声を求める。
小休憩後に【13】「独りで生きて--」で御立ち台の前に来ると「必要と--」で『必要とされることが‼︎生きてる全てだろ‼︎』と叫ぶ。そのまま御立ち台の前で歌唱。2番サビの「そう誰かの為--」「与えられた道--」は『そう誰かの為じゃない‼︎』『与えられた道でもない‼︎ ︎』と叫ぶ。続けて【盲愛に処す】。序盤御立ち台の左側面に右足を掛けて歌唱すると次に上手側前方の台に上がり歌唱。丁度正面。至近距離。中盤「the pride and prejudice」前で御立ち台の前に来ると『声聞かせてみろ‼︎』と煽る。一瞬の静寂。「怒濤に吹き出す--」京の歌唱から始まる【Downfall】。『仙台--‼︎』と煽る。間奏で『もっと1つになれんだろ‼︎』と煽る。御立ち台の上で無言のまま左の顳顬を突つく動作や左手で首を斬る動作。「まだ間に合う--」は客側で歌唱。そして『全然足んねぇぞ‼︎』と御立ち台の前に移動し【落ちた事のある空】。御立ち台に上がると「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は音源通り歌唱するも「君よ」を『お前等‼︎』に変え叫ぶと『生きてるか--!!』と煽る。胸が熱くなる。『生きてんだろが--‼︎』『じゃあ示してみろ--‼︎』『自分追い込んでこい‼︎』と煽り本編最後に【Eddie】。御立ち台に上がり『こっち見てんじゃね--‼︎』と煽る。全力で応える。『もっといけんだろが--‼︎』と煽ると「ドブ夢--」前で『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。『男--‼︎』『男いんのか--‼︎』『糞みてぇな声やな--‼︎』 と煽り2番サビの「踏み付ける行進曲は」は客側で。曲が終わると京は直ぐに捌けていく。
本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは全力で。
メンバー再登場。緊張のアンコール1曲目。【REPETITION OF HATRED】。期待通り変化があった。一体何曲用意されているのか。重なる視線。首を落としにいく。御立ち台の前で『足んねぇぞ‼︎』『足んねぇぞ‼︎』と煽ると【Rubbish Heap】。一気に畳み掛ける。繰り返す2度目の「生きたい」は客側に振る。再び上手側前方の台に上がり歌唱。「吠えて糞塗れ--」前で御立ち台に上がると『もっと1つになれんだろが‼︎仙台‼︎』と煽る。「止まらない--」は客側で歌唱。京が御立ち台に上がる。『仙台--‼︎』『仙台--‼︎』『仙台--‼︎』『仙台--‼︎』『仙台--‼︎』『仙台--‼︎』『仙台--‼︎!!』『お前等もDIR EN GREYの一部だろが‼︎ならかかってこい‼︎』『命削ってこい‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。中盤『溜まってるもん吹き出してこい‼︎』と煽る。間奏で御立ち台に上がると両手を高く上げ『横のヤツに舐められんな‼︎』と煽る。静かに前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。「私も人間」は『私は生きてる‼︎』と歌詞替え。「Absolute」から御立ち台に上がり歌唱。歌い終えると京はマイクを落とし直ぐに捌けていく。
公演終了
研ぎ澄まされていく本TOURで演奏される楽曲
重厚な中盤で世界観を構築しながらも本編終盤から一気に熱量を高めていく
まだ物語は続く
更なる進化に期待を込めて
次は羽田
SET LIST
SE.新SE
01.御伽
02.咀嚼
03.響
04.The Perfume of Sins
05.Schadenfreude
06.朧
INWARD SCREAM
07.The World of Mercy
08.輪郭
09.13
10.盲愛に処す
11.Downfall
12.落ちた事のある空
13.Eddie
ENCORE
14.REPETITION OF HATRED
15.Rubbish Heap
16.T.D.F.F.
17.カムイ