TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/7(火) 【神奈川県】CLUB CITTA' -「a knot」& ONLINE only-
DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/7(火) 【神奈川県】CLUB CITTA' -「a knot」& ONLINE only-
CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。『PHALARIS』の終焉。本編に近年のALBUMからコアな楽曲を並べその世界観を構築した-Vol.I-。『PHALARIS』楽曲を軸としながらも本編中盤から攻撃的な過去楽曲を織り交ぜ会場の熱を一気に高めた-Vol.II-。迎えた初日。過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませるFINALのSET LIST。今後どのような変化があるのか。期待は募る。
待ち侘びた川崎2days2日目。18時10分頃会場到着。18時15分開場。前回TOURから15分遅くなった開場時刻。その恩恵を受ける。本日整番243。「a knot」限定公演につきVIP制度がなく一般での入場。TicketTownリニューアルでチケットが簡素化。スタンプが付かない不具合。本日もまた恒例の紙チケットの受け渡しはなくそのまま入場。紙チケット廃止の模様。2柵目前に侵入しセンター若干上手寄り7列目程度で待機。昨日とほぼ同じ位置。昨日同様ステージには紗幕が下ろされている。2回目のアナウンス前スタッフの「一歩前に」との声を切っ掛けに上手側から激しく押しが発生。期待を胸に開演を待つ。
19時10分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。本の中で描かれる物語。血塗れの少女。メンバーが順に登場。SEに被せて前奏が流れ出す。京が登場。ノーメイクで白のタンクトップに左右に切り込みが入った特徴的な黒ジャケット。1曲目【御伽】。紗幕に映像が映し出される中歌唱。中盤目線を上げる。紗幕にメンバーのシルエットが映し出されている。昨日は気が付かなかった。堪能。曲が終わると紗幕が外される。『CITTA‼︎』と煽り【咀嚼】。-Vol.I-から『PHALARIS』TOURは『ARCHE』楽曲がよく採用されている。確かに相性が良い。
小休憩後に【響】。サビは力強く歌唱。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせスモークが焚かれステージを覆う。そして【Schadenfreude】。間奏で御立ち台に上がると再び『CITTA‼︎』と煽る。「子守唄」後の曲調転換で『お前等の溜まった汚ねぇもの俺にぶつけてこい‼︎』と煽る。2度目の「川のせせらぎ」前で『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』と煽り途中から客側に振る。静寂に吐息が響く。赤いレーザーの照明が降り注ぎ前奏が流れ出す。【朧】。この重厚な中盤は本TOUR不変なのだろうか。流れが凄まじい。次第に昂ぶる感情。「何処も--」は掠れ消えそうな声で歌唱。黒ジャケットを脱ごうとするも腕に引っ掛かる。「畳に--」で御立ち台に上がり黒ジャケットを腕から垂らしたまま歌唱。曲が終わるとマイクを落とす。そのままマイクレスで【INWARD SCREAM】。両手で繰り返し顔を覆い呻き続ける。
【INWARD SCREAM】後に再び不気味なあの前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。「遊戯」では左手で弧を描く。終盤「情に絡み付いた手を」は御立ち台の上で「交わる今--」の歌詞で歌唱。御立ち台の上眩い光を浴びながら繰り返される「The World of Mercy」。実に神々しい。そして【輪郭】。御立ち台に上がりマイクレスで「MINERVA」。背を向け大きく両手を広げ声を求める。
小休憩後に【13】。「独りで--」から珍しく御立ち台の前で歌唱。「孤独を生むんじゃない」を言葉で放つと「必要と--」を『必要とされることが‼︎全てだろ‼︎』と叫ぶ。後半の「13階段を--」もそのまま御立ち台の前で歌唱。2番サビの「与えられた道--」は『与えられた道でもねぇ‼︎ ︎』と叫ぶ。「壊してくれ全てを」感情のままに吐き出される詩が強く胸に響く。続けて【盲愛に処す】。昨日唯一演奏されなかった『PHALARIS』楽曲。中盤「the pride and prejudice」前で『汚ねぇ声聞かせてくれ‼︎』と煽り『もっと‼︎』『もっと‼︎』と更に声を求める。京が御立ち台に上がる。少し間が開く。【Downfall】。会場の熱が上がる。中盤『1つになれるか--‼︎』と煽り終盤『まだ足んねぇぞ‼︎』『生きてんだろ‼︎』と煽る。この位置で【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。2番サビは御立ち台の前で歌唱。「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は最後「君よ」で『お前等‼︎』と客側を指差し続けて『生きてんだろが--!!』『もっと感じさせてみろ--!!』と煽る。『そこ死んでんな--!!糞供が‼︎』と煽り本編最後に【Eddie】。「ドブ夢--」前に『男--‼︎糞供--!!』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビの「踏み付ける行進曲は」は客側で。歌い終えると京は直ぐに捌けていく。
本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコール。なかなかメンバーが出てこない。
メンバー再登場。京は袖を切り落としたグッズのジップパーカーのフードを被って登場。アンコール1曲目。追悼と敬意。【NATIONAL MEDIA BOYS】。昨日に続きBUCK-TICKの楽曲が演奏される。特別な時間。そして『踊れ--!!』『お前等今日死んでんな--』と煽り【Chain repulsion】。最後京が御立ち台の前来ると「I miss」前に『死ね--‼︎』と煽る。『自分の限界超えてみろ‼︎』『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』と煽り【GARBAGE】で畳み掛ける。次の楽曲はもう分かっている。拳を上げる。直ぐに曲が始まらない。京が御立ち台に上がる。『生きてるか--‼︎』『生きてること感じられてるか--‼︎』『もっと自分超えてこい』『自分の限界超えてこい‼︎』『いけるか--!!』『いけんのか--‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。恒例のLAST煽りがなかった川崎初日。今回の構成上仕方がないと考えていたがこのタイミングで長めの煽り。全力で応える。左胸にマイクを打ち付ける。静かに前奏が流れ出す。【カムイ】。本日も中盤から感情を昂らせ歌唱。2度目の「私も人間」は『私も生きてる‼︎』と歌詞替え。最後のサビは御立ち台の上で歌唱。映像と共にスクリーンに一行ずつ歌詞が映し出される。その詩の重みを噛み締める。歌い終えると京は御立ち台に上がったまま両手で頭を抱える。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。マイクを落とし京はまた直ぐに捌けていく。
公演終了
重厚な中盤を軸に一部曲変更
川崎2days堪能した
終焉
まだこれから
次は名古屋
SET LIST
SE.新SE
01.御伽
02.咀嚼
03.響
04.The Perfume of Sins
05.Schadenfreude
06.朧
INWARD SCREAM
07.The World of Mercy
08.輪郭
09.13
10.盲愛に処す
11.Downfall
12.落ちた事のある空
13.Eddie
ENCORE
14.NATIONAL MEDIA BOYS(BUCK-TICK)
15.Chain repulsion
16.GARBAGE
17.T.D.F.F.
18.カムイ