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TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/21(火) 【東京都】Zepp Haneda

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/21(火) 【東京都】Zepp Haneda

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。『PHALARIS』の終焉。 TOURは早くも折り返し。羽田2days2日目。会場はZepp Haneda。18時15分頃会場到着。VIPが呼ばれ始めたところ。無事間に合い安堵。本日整番A151。A100番以降5番刻みで番号が呼ばれる。入場。一般エリア前方センター上手寄り3列目で待機。VIPの人数が昨日より多いもののVIPエリアが拡大したことで後方にはかなりのスペースがある。ステージには本TOUR定番演出の紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。

19時10分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。左右に切り込みが入った特徴的な黒ジャケット。メイク有り。顔左半分が血塗れ。中盤映像が後方のスクリーンでの投影に切り替わると紗幕にはToshiyaとShinyaのシルエットが映し出される。京の歌唱に合わせ京のシルエットが映し出されると最後ギターの音が重なるタイミングでDieと薫のシルエットが映り5人全員のシルエットが揃う。無数の蝶。今更ながら紗幕でのシルエットの演出が映像と重なるパターンと映像は後方のスクリーンに映しシルエットだけを映すパターンの2パターンが今回用意されていることを確信。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【咀嚼】。京が奇怪に動く。2番サビは御立ち台に上がり歌唱。『羽田--‼︎』『もっと1つになれんだろが--‼︎』と煽りこの位置で【落ちた事のある空】。今回固定かと思われた本編に変化をつけてきた。会場の熱が上がる。1番サビで前方に移動すると上手側前方の台に足を掛け歌唱。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。2番サビは御立ち台の上で「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は音源通り歌唱するも「君よ」を客側を指差しながら『お前等‼︎』に変え叫ぶと『生きてんのか--!!』と煽る

小休憩後に【響】。サビは力強く歌唱。「目を下に--」前で御立ち台に上がり2番サビは御立ち台の上で歌唱。マイクスタンドを設置。漏れる吐息。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせてスモークがステージを覆う。中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎ御立ち台に上がるとそのまま歌唱。最後は鋭利なホイッスル。黒のジャケットを脱ぐ。スモークと青の照明が幻想的な空間を創り出し静かに前奏が流れ出す。【Schadenfreude】。後方スクリーンには牛の頭蓋骨と炎の映像。間奏で御立ち台に上がると終始御立ち台の上で歌唱。激しく煽り声を求めた昨日から一転本日はほぼ煽りがない。圧倒的な歌唱。「ただ生きてるだけで--」は強く言葉で放つ。呻き。赤いレーザーの照明が降り注ぎ前奏が流れ出す。【朧】。序盤から感情を昂ぶらせ歌唱。サビは悲痛な叫び。「私ばかりは--」はマイクを御立ち台に落とし御立ち台を両手で掴みながら歌唱。御立ち台にしゃがみ込み「爪が--」で『爪が‼︎私を‼︎掻き毟る‼︎』と叫ぶ。再び御立ち台にしゃがみ込むと「畳に--」では泣きながら何かを繰り返し呟く。そのまま【INWARD SCREAM】。マイクを御立ち台に擦り音を立てる。マイクを落とすとそのままマイクレスで繰り返し呻き声を上げる。

マイクを拾い上げると『こっちに』『こっちにおいで』『おいで』と呟き前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。昂ぶる感情。終始御立ち台の上で歌唱。「遊戯」では左手を凝視しながら奇怪に動かし弧を描く。「世界で」で照明が落ち京の声だけが響く。曲調転換。繰り返される「The World of Mercy」。スモークと眩い照明が幻想的な空間を創り出す。曲が終わると何かを口ずさむ。【輪郭】。ゆっくり御立ち台に上がりマイクを身体から離し「MINERVA」。京の声が美しく響く。そして背を向け大きく両手を広げ声を求める。最後「私と変わ...」の「わ」で左手を勢いよく伸ばす。

圧巻。凄まじい表現の連続に心が揺さぶられる。

小休憩後に【13】。「独りで生きて--」で御立ち台の前に来ると「必要と--」で『必要とされることが‼︎生きてる全てだろ‼︎』と叫ぶ。「13階段を--」で御立ち台に上がり見下ろす動作。2番サビの「そう誰かの為--」「与えられた道--」は『そう誰かの為じゃない‼︎』『与えられた道でもねぇ‼︎ ︎』と叫ぶ。「壊してくれ全てを」振り絞る声が強く胸に刺さる。続けて【盲愛に処す】。序盤から御立ち台の前に移動し下手側の前方の台に足を掛け歌唱。『此処に居ないのも同じ‼︎』で叫ぶと2度目の「名前も」を客側に振る。突然の振りに反応が薄い。「知んない」で客側を指差し『知ってんだろが』と言葉で放つ。中盤「the pride and prejudice」前で『こい‼︎』と煽る。一瞬の静寂。「怒濤に吹き出す--」京の歌唱から始まる【Downfall】。『かかってこい‼︎』と煽る。途中指を差しながら『おい‼︎お前‼︎』『おい‼︎そこのピンク‼︎』と個別で煽る。間奏で『お前等もDIR EN GREYの一部だろが‼︎』『かかってこい‼︎』と煽る。『声聞かせてくれ‼︎』と煽り「まだ間に合う--」は客側で歌唱。御立ち台の前に移動し『足んねぇぞ‼︎』『足んねぇぞ‼︎』『足んねぇぞ‼︎』『足んねぇぞ‼︎』『もっと命削ってこい‼︎』『こっち見てんじゃねぇ‼︎糞供が‼︎』と煽り本編最後に恒例【Eddie】。「気が気じゃねぇ」は客側で。「ドブ夢--」前で『おい‼︎そこのピンク‼︎お前良いぞ‼︎』と再び個別に煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。『今日の男死んでんのか--‼︎』 と煽りながら前方に移動。2番サビの「踏み付ける行進曲は」は客側で。曲が終わると京は直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。アンコールコールは全力で。なかなかメンバーが出てこない。

メンバー再登場。京はメイクを落としている。緊張のアンコール1曲目。【REPETITION OF HATRED】。首を落としにいく。サビ前の「ねじ伏せろ」「名の下に」は客側で。御立ち台の前に来ると『まだいけるか--‼︎』『まだいけるか--‼︎』『まだいけるか--‼︎』『まだいけんのか--‼︎』『まだいけるか--‼︎』『まだいけるか--‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『かかってこい‼︎』『かかってこい‼︎』『かかってこい‼︎‼︎』と煽り【Rubbish Heap】で畳み掛ける。2度目の「生きたい」は『生きたい‼︎』で叫び客側に振る。「吠えて糞塗れ--」前で御立ち台に上がると『いけるか--‼︎』『命燃やしてこい‼︎』と煽る。「止まらない--」は客側で歌唱。京が御立ち台に上がる。『羽田--‼︎』『羽田--‼︎』『羽田--‼︎』『生きてるか--‼︎』『今をちゃんと生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等全員で1つになれんのか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『いけんだろ--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。間奏で御立ち台に上がると『ここに溜まってる汚ねぇもんぶつけてこい‼︎』と煽る。「瓜の蔓に--」の箇所で『糞ったれ供‼︎愛してるぜ‼︎』と驚きの言葉。高まる会場の熱。歓声が止む。静寂。前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。「私も人間」は『私も生きてる‼︎』と歌詞を替え強く言葉で放つ。「Absolute」で御立ち台に上がる。サビの直前でマイクコードを縄に見立て首を吊る動作。真っ赤に染まるステージ。歌い終えると京はマイクを落とし両手で顔を覆うと直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。

公演終了

重厚な中盤
名状し難い程に圧倒的な表現
完全に心が奪われた

暫く放心状態が続く
LIVEに行き続ける理由がここにある

次は横浜


SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.咀嚼
03.落ちた事のある空

04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧

INWARD SCREAM

08.The World of Mercy
09.輪郭

10.13
11.盲愛に処す
12.Downfall
13.Eddie

ENCORE
14.REPETITION OF HATRED
15.Rubbish Heap
16.T.D.F.F.
17.カムイ


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