フロリダプロジェクトという映画を見て。
朝はNetflixでダニエルブレイクを見たのだが、ケンローチの素朴な話は好きかもしれないですけど、自分も確かにリアリズムは大好きですけどそれ以上にフロリダプロジェクトの監督ショーンベイカーという色彩豊かな映画作る人も好きですね。
この話も安いモーテル暮らしの貧困を描いているんですけど、ダニエルブレイクはリアルな目線で描かれていますけどフロリダプロジェクトはとても社会派とは思えないほど色彩豊かに照らしている作品でもありますからね。
BNAの色使いも羨ましいといつも思っているときもありましたから、フロリダプロジェクトの色もなかなかすてきでしたね。
あれがなぜか色が綺麗でいるかという、あえて内容のことは詳しく分かりやすくしないでそれを見た観客に委ねさせるという手法なんですね。
そういうことで多面的に見られて作品に深いメッセージや社会性があるのだと示唆してくれる映画。
フロリダプロジェクトのプロジェクトは安アパートを意味してフロリダはフロリダディズニーワールドを意味しますから、要するに貧しくてディズニーワールドがあるのに行けないという過酷な内容でもあるんですね。
でも、そのようには感じなかったのもある意味凄いですかね。
とくに上の画面の虹が綺麗で、逆にフロリダが羨ましくなりますからね。
本当はあんな虹色な世界観ではないかもしれないですけど、やっぱりそういう映画でもいいのではと思いましたね。
時々団子より花だと思いますね。