
アソーカ(2023) 感想
一つ欠点をあげるとすればやはり、アニメの反乱者たちを観ないと楽しめない部分もあるかもしれないですけど、それでも本作アソーカはスターウォーズの中でもかなりクオリティが高い作品かもしれないと思いましたね。
舞台は、帝国が終わり新共和国が設立されてまもないころの話ですが相変わらず新共和国の警備がざらでまたしても重要な人物が逃げてしまったことが冒頭の始まりでしたが、アソーカはかのスローン大提督というかつて反乱者たちのラスボスであった人物がどこかで生きていることを信じ追っています。
今回は、アニメ反乱者に出ていたトワイレックのパイロットのヘラ・シンドゥーラとマンダロリアンで芸術好きなサビーヌ・レンがアソーカと一緒に活躍しますのでそれが実写で観れるなんて良そうもしなかったなと。
確かに、何でも実写にすれば良いのではない意見も分かりますけどまだ1~2話ぐらいですから、これだけ見せてくれれば太っ腹かなと思いましたね。
一方で敵はオレンジ色のマスターで男性のベイラン・スコールと弟子の女性のシン・ハティという一見ジェダイに見えてシスでもない。
なぜなら彼らは、ダークジェダイと言う中間的でありむしろジェダイやシスなどの二丁対立ではない敵も必要になっていくのかなと、シークエルはそこら辺がうまく行かなったからかもしれないですかね。
そして、モーガン・エルゼベスの正体もダゾミアのナイトシスターだと分かりますます第三勢力的な敵キャラクターで魅力もありますから、しかも彼らが行った遺跡はジェダイやシスが建造したわけでもなく、遠い昔はるか彼方の銀河の人々によって建造したなどのロマンもありましたね。
フィローニ監督も、かのファンメイドであるレジェンズを取り込んでスターウォーズの世界を拡張していく意思があるんだなと、ジョージルーカス監督とは違う、スターウォーズの世界、まさしく我らの道同様に進んでいくのだなと思いましたね。
もう、スターウォーズはスカイウォーカー家のようなお家騒動ではなく、マンダロリアンのような多様な文化圏を描き出している作品が一番かなと、キャシアンアンドーもそれに近くなりましたし、アソーカでもスターウォーズの今いる銀河から旅をする話なんて世界観が広がっていくのがなんか楽しみになってきましたね。
そして、サビーヌはジェダイになれるのか、アソーカとの遥か彼方の銀河系の旅が始まっていきますね。