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 はじめにお断りさせて戴きますが、今日の話題は、少し刺激が強いので、そういうのがお嫌いな方はこれから先は読まないでください。
 なんだか映画レビューの「ネタバレ注意」みたいな「お断り」ですが、これマジです、一応内容はR15指定です(笑)。

 バレンタインデーに向けて「女王様の腰にチョコレート製ファルスを付けて、それをM男さん達にしゃぶらせるのってどう?」、そんな企画がお勤め先で持ち上がりました。

 つまり世間様が仰るペ○スバンドをチョコレートで作っちゃおうって事です。
 バカですねー(笑)。

 もちろんそれはクラブのお客様への「日頃のご愛顧感謝特別サービス」企画みたいなものなので、それじゃぁ同じチョコレートを使うならSMプレイ用だけじゃなくて、他からもワラワラと意見がでて「お乳も、あれもこれもチョコレートで」というノリになりましたw。

 当然、私の担当は、話のきっかけになったチョコファルス装着者になるわけで、これをM男さんにくわえさせる時の台詞を考えないといけません。

「ああ~ん。やめてぇそんなに、しゃぶっちゃぁチョコが溶けちゃうぅ。」は、M男さんの台詞ですw。

「なんなんだい?オマエの口の周りのチョコいのは!!アタシがさっき突っ込んでやったオマエの尻のあれかよ!きったねぇ、もっと綺麗に舐めんだよ。」

 これは攻めてますが、さすがに感謝サービスレベルの和みムードの中では、ここまでお客様は合わせてくれないだろうし、、。

 などと、結構悩みます(笑)。

 どうやって型を取るのか?それは知らぬがブッダという事で、企業秘密です(笑)。

 ついでだからって、私は自分用にゴディバのチョコで作ったのをおねだりしたのだけれど、これは断られました。

 確かにベルギー王室御用達のチョコレート「ゴディバGODIVA」を、一度溶かしてリアルなファルスを作り直したら、一本、一万円以上はするだろうし。

 所でみなさん、このチョコレートメーカー「ゴディバ」の名前の由来を知ってます?

 1920年代ベルギーのブリュッセルで高級チョコレートを作り始めたドラップス家の息子ジョセフとその妻ガブリエルが現在のゴディバの創始者なんですが、実はこの社名、ある女性の名前を借りているのです。

  昔々、11世紀イギリス、コベントリーに住む人々は、領主レオフリック伯爵の課す重税に、たいへん苦しんでいました。

  それを見かねた領主の妻、レディ・ゴディバが税を軽くするよう夫に嘆願すると、伯爵は「おまえが一糸もまとわない姿で町中を廻ることができたなら願いを叶えよう」と答えました。

  美しく慎み深いレディ・ゴディバはたいへん悩みましたが、とうとう聖霊降臨祭の次の金曜日に、白馬に乗って町を廻ったのです。

  人々はレディ・ゴディバの強い自己犠牲の精神にうたれ、その日は窓をかたく閉ざして彼女の行為に応えましたとさ。

  でその後、レディ・ゴディバの優しい心と自己犠牲の精神をたたえて、ジョセフとその妻ガブリエルが、社名に彼女の名を使ったんですね。

  うーん、でもアンとしてはこの話に感動する前に、エロチックなものを強く感じるんですがね、、全裸で白馬にまたがって町中を回る、、羞恥プレイ?

  第一、夫が妻にそれを命令する?

  つまりSM夫婦なの?

  それとも当時は完全な男尊女卑の世界で女性は妻といえど夫の完全な隷属物だった?

 とまぁそんな感じで色々想像しちゃいますね。

 そうそう、チョコレートと言えば、映画の「ショコラ」を思い出しますね。

 古くからの伝統を頑なに住民に守らせようとする伯爵が村長をつとめるフランスの小さな村に、流れ着いた母と娘。

 この親子がチョコレート屋をはじめ、かたくなな人々の心を不思議なチョコレートの魅力で変えていくという話。

 ちょっと、とうのたったジュリエット・ビノシュとジプシー役のジョニー・デップの微妙な恋も素敵だったけど、なんと言ってもこの映画の主役は媚薬としてのチョコレート。

 倦怠期などとっくの昔に通り過ぎて、男でも女でもなくなってしまった夫婦が、ジュリエット・ビノシュの作るチョコレートで再び愛し合うシーンだとかが面白かったです。

 そもそもチョコレートの起源は、マヤ、アステカ文明にさかのぼることができるそうで、王族の間では古くから、カカオ豆をすりつぶし、滋養強壮薬として飲んでいたとか。

 特にアステカの皇帝モンテスマは、このチョコレートの飲み物「ショコラトル」を恋の媚薬として愛飲し、毎晩、これを飲んでから、妃たちが住む後宮に向かったとのこと。

 ところが、モンテスマをはじめ、アステカの王族の男性たちは、自分たちが好んで飲んでいたショコラトルを妻には絶対に飲ませなかったんですね?。

 要するに妻の性欲が強くなりすぎると困るということだったみたい(笑)。

  先のレディ・ゴディバの逸話と重ね合わせるといろいろと考えさせられますね。

 そう言えば昔、英国ロンドンの高級ホテルで自分の召し使いを殺害したサウジアラビア王室の王子(サウド・アブドルアジズ)に、ロンドン中央刑事裁判所が終身刑を言い渡したというニュースがありましたね。

  この王子は同性愛者でバレンタインデーの夜、性的興奮を得るために召使いの黒人男性に暴行を加え殺害したんだそうです。 王子は有罪判決を逃れるため、滞在先のイギリスに「外交特権がある」と主張し対抗したらしいんですがそれが認められなかったようです。

 こういった犯罪を犯しても自国では厳罰に処されることはまずないとされる王族に有罪判決が下ったことに、サウジの一般市民は心の中で歓声を上げているというお話。

 ロンドン市内の高級ホテルに宿泊していたアブドルアジズ被告は、シャンパンとカクテルを飲んだ後、性的欲求を満たすためホテル内で召し使いである黒人男性を殴ったり縛ったりした後に首を絞め殺害した。

 両者は長期間ホテルに滞在していたとみられ暴行は数週間にわたり断続的に行われていた。発見時、男性は顔面中が腫れ上がり、被告に対抗する体力も失っていたという。

アブドルアジズ被告への有罪判決が特に注目されたもう一つの理由に、殺された男性が黒人だったという点がある。

 さらに男性は孤児で、政府の孤児院で育てられていた。

イギリス司法は、サウジアラビアでは黒人差別や事実上の奴隷制が存続する事実をあげ、黒人で孤児であった男性は王族にとっては「奴隷以外の何者でもなかった」と指摘する。

  実は我々の住むこの世界って「なんでもあり」なんだってゆー事なんですね。
 日本に住んでると、そういう事を忘れていしまいがちですが。


 

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