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業務委託30名の会社から、本気で人生を賭けてくれる社員4名の会社になりました

長崎のスタートアップ株式会社イグアスは、2021年2月、組織再編を行った。

これはかなり大きな組織再編だった。イグアスを応援している人たち、これから新入社員として入ってくる人たちにとって、イグアスという会社の価値観や意思決定の基準を知っていくいい機会だと思ったので今回の組織再編について共有しようと思う。

イグアスは、2020年10月〜12月関係者が一気に20名増えた

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スタートアップは、投資家からお金を集めて上場まで短期間で急成長させることが求められる。ぼくたちもシードラウンド・プレシリーズAラウンドにて資金を調達して、一気に組織を拡大した。

元サイバーエージェントや、大手企業の人事部長経験者などたくさんのキャリアを持ったメンバーがマネージャーとして集まり、急拡大を狙っていった。
2020年12月には、新しく入ったメンバーを長崎に集めて100名も入る新オフィスで大きなイベントも行った。

さぁ、役者は揃った。いよいよ、拡大の時だ!とアクセルを踏んでいた。

しかし、会社は成長せず役員陣が疲弊する事態に

華々しいキャリアを持った人たちをマネージャーに迎え、さあ業務を伸ばしていこうと奮闘したが、一向に会社は成長しなかった。
それだけではなく、役員陣が大きな疲弊を感じていた。

新しいメンバーで2020年10月〜20201年1月の3ヶ月運営してきたが、組織には大きな違和感や「このメンバーで会社が成長する気がしない」という感覚が強烈におそってきた。

今振り返って思うことは、当時増えたのは社員ではなく業務委託のメンバー。
つまり、副業でうちの会社を手伝ってくれたり、他の事業をやりながらその一つでやってくれていたり、誰一人としてこの会社を人生かけて本気で成長させようというメンバーではなかった。

みんな仕事はできるし、優秀だったが、どんなにキャリアを持ってても、どんなに仕事ができても他のことをやってたり、本気じゃなかったら結果は出ない。

結果が出ないだけじゃなく、本気でイグアスにコミットしている人達が疲弊してしまうということを感じた。

人生をかけている役員、マネージャー達、働くメンバー達との間の意識の乖離が激しく、このままだと組織が潰れると感じた。

メンバー全員に「この会社一本に絞り、長崎に移住してでもやりたい」という人だけ残ってほしいと伝えた。

そこで、2021年2月30名以上いたメンバー全員に、「この会社一本に絞ってほしい、かつ本社がある長崎に移住してでもやりたい」という人だけ残ってほしい。と伝えた。

この期間にぼくが学んだことは、どんなにキャリアや仕事ができる人でも、本気じゃなかったら結果は出せない。そして仕事を本気で任せることはできない。

スタートアップは、投資家からお金を集めて急成長させる。その間に大きく赤字を掘って、Jカーブと呼ばれる急成長を目指す。
よく言われる例えは、スタートアップは崖から落ちながら飛行機を組み立てて、崖下に落ちる前に組み立てを終了させ飛び立たせる必要がある仕事だと言われる。

そのスピード感と緊迫感、死ぬか生きるかの瀬戸際が常に続いている中で、本気じゃない人を中心に置いてしまうことは、イコール会社の死を意味することなんだと強く感じた。

副社長である中野真里は、泣きながら一人一人に伝えた。

もちろん他の本業や事業を捨てて一本に絞るだけでも大変な決断なのに、長崎に移住も条件に伝えたことで、やはりほとんどの人は難しかった。

でもぼくからすれば、当たり前のことだという感覚もあった。
最初からぼくはこの会社は世界一を目指している、世界一になるためにこの事業をやっている。そして長崎で上場を目指している。これは人生かけないとできない、生半可な気持ちではできないんだ。とは伝えていた。

ぼくの中では、ぼくが言っていることに対して本気で一緒にやりたいと思うメンバーだけとやりたいと思っていた。以前に売却した会社でも、本気じゃないメンバーと仕事をすることは一番本気なぼくが一番精神的に死んでしまうことを経験してたからだ。

だから今の会社は、絶対に本気じゃないメンバーは入れたくないと思っていた。

4名の人がそれでもこの会社でやりたいと残ってくれた

30人全員とぼくと真里さんで話をして、4名のメンバーが「それでもこの会社でやりたい!」と言ってくれた。
ほとんどのメンバーが転職や知らない土地への移住という大きな選択に、家族に相談したり、奥さんや旦那さんに相談したりして、震えながら決断してくれた。

◇例え厳しい道でも、このメンバーで女性が自分を大切にしながら、自分らしいパートナーシップを築ける社会、世界をつくりたいと決断した人

◇この機会に、僕が統括をやるから安心して!とこれをきっかけに責任を自ら負ってくれた人

◇成長、チャレンジの場として声を震わせながら、一緒にやりたい!と決断した人

残ってくれた人や、その理由は様々だ。

当時、役員は3名いてその内の1人も「長崎に行くのは難しい」と断られた。その人を中心に組織を組んだりもしていた為に、大きくステップバックを強いられる形になった。

それでも、4名のメンバーが文字通り人生をかけてこの会社を選んでくれた。
そこに対しては素直に嬉しかった。

彼らの決断を見たときに、改めて「自分の会社は本気の人だけが集まる会社にしよう」と思った。結局のところ、ぼくがいくら世界一の会社をつくりたい、長崎で上場させたい、世界に向けてサービスを発信していきたいと語っても、実行していくメンバーが本気じゃなかったら会社は成長しないのだ。

あれから数ヶ月経った今、そのメンバーが長崎に移住して、残った社員の4名の内1人が役員となった。業務委託ではなく社員となって会社の柱としてインターン生の指導や新たな業務委託メンバーと連携して活躍してくれている。

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社員のメンバーとインターンの学生たちと。

壮大なビジョンを語るだけじゃなく、本気のメンバーをシビアに選ぶことが大切

経営者として大切なことは、綺麗ごとや壮大なビジョンを語ることと同時に、それを口だけじゃなく「本気でやりたい行動まで移してくれるメンバー」をシビアに選び続けるということだ。

やっぱり人って、できれば変わりたくないし、できれば安定してたいし、できれば誰かに乗っかりたい生き物だと思ってる。
いくら本気でやりますと口で言えても、選択を迫られたとき「答え」や「本音」は出てくるものだ。

経営者として経験がなくて若かった頃は、頭では違和感を感じてても、「移住とかさせるの悪いな」「家族や他に大切なこともあるしな」とか気を遣って考えたりして、結局自分のメンタルをやられて、会社を危機にさせることもあった。

でも経営者として色んなことを経験して、本気じゃない人を入れておくことは誰も幸せにならない。今は心からそう言える。

これからイグアスに入りたいという人は、ぜひこの記事を読んでほしい。
この会社は本気で世界一を目指していく会社だし、長崎で上場をしていくということはかなりのハードシングスだ。

そして、ぼくたちがやっている事業はパートナーシップで人の人生を変える手伝いをする仕事だ。本気じゃない人に、誰かの人生を変えることなんてできない。

でも本気でパートナーシップの事業で世界を変えたい、世界に向けて挑戦したい、長崎からグローバルにどんどんサービスを展開していきたいと心から願う人にとっては人生を賭けるに値するこの上ない環境だ。

一緒に世界を変えよう。
人生をかけてたくさんの人が幸せになるサービスをつくろう。

▼長崎のオフィスで採用説明会開催中!イグアスの採用応募はこちらから

株式会社イグアスでは採用説明会を随時開催中!
代表の中村が会社の10年後や長崎をどうしていきたいのかを語っています。

株式会社イグアス採用説明会
https://y-guazu.com/recruit22


■イグアス 会社概要

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イグアスは長崎市に本社をおく、スタートアップ企業です。「人生の転機となる環境をつくり、女性が活躍する社会を実現する」をミッションに、女性の活躍推進支援と、長崎の経済活性化を目指した新規ビジネスの創出に取り組んでいます。


社名  : 株式会社イグアス
所在地 : 長崎県長崎市馬町81 第7三光ビル8F
設立  : 2018年6月
代表者 : 代表取締役CEO 中村 あきら
事業内容: (1)パートナーシップのカウンセリング&
      トレーニングサービス「parcy's」の開発・運営
      (2)長崎の人材成長・起業家育成のための
      シェアハウス=亀山社中スタートアップ(長崎リバ邸)の運営
URL   : http://y-guazu.com/

▼イグアス採用ページ
https://y-guazu.com/recruit

▼イグアス提供サービス
・parcy's
( https://www.parcys.com/ )
・亀山社中スタートアップ
( https://liverty-house.com/directories/kameyamashachu )
・parcy's note(パーシーズノート)
( https://www.akiradrive.com/ )


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