なぜぼくたちは「女性向け・パートナーシップの事業」の「スタートアップ」を創ったのか?
長崎のスタートアップ・株式会社イグアスの中村あきらです。
イグアスでは、世界中の女性のパートナーシップ(恋愛・婚活・夫婦関係)の問題を解決し女性が笑顔で自分らしく活躍できる社会をつくろうとしている。メインのサービスは「parcy's」だ。
現在では、受講数4000回を突破し、国内会員数1万8000名を超え急成長している。
今日は、イグアスのCEOである中村あきらが「なぜパートナーシップの事業をやろうと思ったのか?」について解説していきたい。
事業を選ぶ基準は、「情熱」と「勝率」の二つ
ぼくが事業を選ぶ基準は、「情熱」と「勝率」の二つだ。
つまり、
・その事業に対して情熱を持って10年、20年と続けられるか?
・その事業をぼくがやることによって勝つことができるか?
この2点とぼくは常に向き合っている。
20代のころの家具通販事業の経営で、様々な成功と失敗を経験することになった。そこから何を学んだものが、上記の「情熱」と「勝率」ということだ。
その2点を交えながら、なぜぼくがパートナーシップの事業をやろうと思ったのかを説明していこう。
パートナーシップ事業に対する「情熱」
ぼく自身の情熱はどこにあるのか?というと、パートナーシップそのものというよりも、女性支援に対する情熱が大きい。
母親が銀行員のキャリア女性だったこともあり、働く女性の背中を生まれたときからずっと見ていた。
ぼくが生まれた35年以上前の長崎で、女性が子育てしながら働くということは今では信じられないくらい、ハードルが高かったそうだ。ぼくの母は、子育てしながら働くということを会社に伝えたところ、母の母であるぼくの祖母が会社に呼び出しされて
「(仕事に支障が出ないように、あなたが)しっかりと子育てをするように」
と言われたそうだ。それくらい、女性が家庭を持ちながら働くというのは難しかった。そういう母の背中を見てきた自分にとって、長崎や九州・そして日本が女性が活躍する社会になっていくことに対して大きな情熱を持っている。
女性が活躍するために、雇用機会均等法、産休・育休、働き方改革…さまざまな法規や制度が打ち出されているが、見落とされている大切な要素がある。主体となる女性自身の内面のケアだ。とりわけ、パートナーシップ(恋愛や結婚・夫婦関係・家族との関係)を理想の形で築き上げられるかどうかが、女性が幸せに活躍できるかどうかに深く関わっている。
実際に、parcy'sにパートナーシップの相談に来た女性会社員が上司にマネージャー昇進を打診されたときに「彼氏とマネージャーになることと、どっちを選べばいいの?」など悩んでたりする。
女性の中では「パートナーよりも年収が高くなってはいけない(彼に嫌われる、関係が悪くなる)」「忙しい女性は結婚できなくなりそう」といった悩みを持っている女性は多い。
「バリキャリ女性」「ワーキングマザー」など働く女性像の打ち出しは進んでいる一方で、「家事は女性」「男性が大黒柱」「母性神話」など、世間一般の夫婦、家庭内での女性の在り方については昭和的な象徴から脱却が追いついていない。
ぼくたちがパートナーシップの支援で女性活躍を、と言っているのは、時代にあった、女性個々人の理想にあったパートナーシップ像を描き、アップデートが女性活躍にとって必要不可欠だからだ。
パートナーシップの問題が解決するだけで、自分らしく自由に笑顔で活躍できる女性たちがどんどん増えていく。実際にparcy'sと出会って、仕事とキャリアの両立を叶える女性が増えている。
だからぼくはこのパートナーシップの事業をやっている。
パートナーシップ事業に対する「勝率」
過去の経営の経験から、いくら情熱があっても自分たちが勝てる確率が低いと事業が長続きしないし、どれだけ大きな理想を掲げても絵に描いたモチとして終わってしまう。
だからこそ事業では「自分たちがやる意味」や「勝てる確率が高いもの」に挑戦していく必要がある。
ぼくたちが勝てる要素を以下にまとめておこう。
①ネットマーケティングの強みを生かすことができる
恋愛相談・結婚相談やカウンセリング、心理学の分野をやる人たちは「人が好きだけど、ネットに弱い」という人がほとんどだ。
彼らの集客手法は、ほとんどが対面営業や口コミに頼ることが多い。だからぼくたちみたいに、インターネットマーケティングで集客を行い参入してくる人はめずらしい。
だからこそパートナーシップ業界では、どんどん頭角を表し、結果を出せているし、ネットマーケティングでまだまだ伸びる余地がある。
さらに、今後はアプリやAIも入れてテクノロジー化を一気に進めていきたいと思っている。
今のサービスに加えて、AIやアプリ、海外展開まで入ってくればぼくたちが目指すパートナーシップで「グローバルNo.1」ブランドになるという目標が現実化していくところまで見えている。
②逆にIT業界に対して対面サービスの強みを生かすことができる
ネットマーケティングやプログラミングなどのIT業界に対しては、パートナーシップ業界とは逆に「対面サービス」の強みを生かすことができる。
ネットやプログラミングが得意という人たちには、「webでサービスをつくるのは好きだけど、対面サービスなんかやりたいくない」という人は多い。
そこに対してぼくたちは、オンラインでのパートナーシップカウンセリングという「IT×リアル」を組み合わせることで、ただのIT集団とは違った強みを発揮することができている。
ITによる国境さえも関係ない土台と、カウンセラーやトレーナーたちによる高品質なサービスを提供していくことでIT業界でもつくれないサービスにしていけるはずだ。
③「IT×リアル」のメリット組み合わせて組織として高品質で均質化したサービスを提供できる
ぼくたちは「テクノロジー」と「人によるカウンセリング」の品質をとことんまで突き詰めている。
恋愛相談・結婚相談やカウンセリングの分野は、属人性が高くなる傾向がある。つまり、個人の能力や特定の人のカリスマ性などに依存してしまう。このため、東京などの都市部や富裕層などにしか良いカウンセリングが届けられない状態になってしまっている。
これでは、地方にいる人、年収が低い人たちは良いカウンセリングが受けることができない。実際にカリスマ仲人やカリスマ講師などは、どんどん値段をあげていくしかない。
ぼくたちが持っている「IT×リアル」の強さを最大限まで持っていくために、組織として高品質で均質化したサービスをオンラインで地方でも海外でも届けることができる。
パートナーシップ事業への「情熱」と「勝率」のバランスで、グローバルNo.1を目指していく
ぼくは前回の会社の事業で、情熱がないと続かないし、自分が勝てる場所じゃないと戦ってはならないということを身にしみて痛感した。
そこからどんな領域で死ぬ気で努力していくか、どんな場所で頑張るかを必死で探してきた。
そこでやろうと決意したのが、このパートナーシップの領域だ。
ぼくたちが成長していくことで、世界中のたくさんのパートナーシップに悩む女性たちにこのサービスを届けることができる。
婚活カウンセラーたちにも雇用機会を提供することができる。
九州・長崎をもっと豊かにすることができる。
株式会社イグアスでは、本気で一緒に世界一を目指す仲間を求めてる。
興味ある人はぜひ、イグアスの採用ページから問い合わせてみてほしい。
一緒に世界を変えよう。
■イグアス 会社概要
イグアスは長崎市に本社をおく、スタートアップ企業です。「人生の転機となる環境をつくり、女性が活躍する社会を実現する」をミッションに、女性の活躍推進支援と、長崎の経済活性化を目指した新規ビジネスの創出に取り組んでいます。
社名 : 株式会社イグアス
所在地 : 長崎県長崎市馬町81 第7三光ビル8F
設立 : 2018年6月
代表者 : 代表取締役CEO 中村 あきら
事業内容: (1)パートナーシップのカウンセリング&
トレーニングサービス「parcy's」の開発・運営
(2)長崎の人材成長・起業家育成のための
シェアハウス=亀山社中スタートアップ(長崎リバ邸)の運営
URL : http://y-guazu.com/
▼イグアス採用ページ
https://y-guazu.com/recruit
▼イグアス提供サービス
・parcy's
( https://www.parcys.com/ )
・亀山社中スタートアップ
( https://liverty-house.com/directories/kameyamashachu )
・parcy's note(パーシーズノート)
( https://www.akiradrive.com/ )