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自分がお金持ちかどうか計る方法

みなさんお金持ちになりたいですよね。
お金は、ないよりはあった方が断然いい。
当たり前ですね。

では、自分がそのお金持ちであるのか、そうでないのか、気になりませんか?

お金持ちかどうかを判断するにあたって、一番シンプルな方法は、いまの純資産、つまり資産額から負債額(借金)を差し引いた金額が、一定の基準額を超えているか否かを見るというものです。
一般にお金持ちや富裕層であることの明確な定義はないようですが、おおよそ1億円以上の資産があれば、間違いなく資産家やお金持ちなどと呼ばれるようです。
したがって、いま純資産の額が1億円以上の方は、お金持ちです。

ただ、資産の額は、その人の年齢と収入にも大きく影響されます。
収入が多ければ資産も多いはずだし、働いた年月が長ければそれだけ蓄財もできているはずです。
収入の多くなる年長者は収入の少ない若者よりも資産があってしかるべきだと考えられます。

そういった事情を考慮した金持ち判別法もあります。

まず以下の式からあなたの「期待資産額」を計算します。

年齢×(税引き前の年間家計所得÷10
期待資産額

この期待資産額を上回る資産を現に持っているのなら、あなたは同じ所得層・年齢層の人よりも資産があるといえます。
そして、期待資産額の2倍以上の資産があるのなら、お金持ちだと判断します。
なお、相続で得た財産などは除いて計算します。

例えば、25歳で年収350万円の方の期待資産額は

25×350万円÷10=875万円

となるので、875万円×2=1,750万円以上の資産があれば、この人はお金持ちです。

また、50歳で年収700万円の方の期待資産額は

50×700万円÷10=3,500万円

となるので、3,500万円×2=7,000万円以上の資産があれば、この人はお金持ちです。

どうでしょうか?
結構お金持ちのハードルは高いと感じるかもしれませんね。

なお、この算出方法は、25~65歳の年齢層ならかなりの精度で現実に当てはまるそうです。
25歳未満の人は、学校を出て働き始めてから時間があまり経っていないので、資産も大して形成できないだろうし、65歳以降の人は、ふつう退職して年金暮らしなので、年収は現役のころより少なくなりますからね。

これからお金持ちになろうという方は、まず上で求めた期待資産額を目標にし、もしそれが達成できたら次は期待資産額の2倍を目標にするのもよいかもしれませんね。

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