【店主のひとりごと】4
高校時代の話は他にもありますが、話が進まないので、とりあえず私の大学時代の話を少し。
高校を卒業した私は、TGのマークで知られ、最近、仙台・五橋に引っ越した大学の経済学部商学科に進学しました。
小学生の時に決めた商売の道を進むために、高校、大学は「商い」を学ぶコースに進みました。
社会経験を積もうと、アルバイトにも精を出しました。
大学時代に初めて務めたのは、Mのマークで知られるファーストフード店です。
主に厨房で、ハンバーグを焼いたり、パンを焼いたり、ケチャップやマスタードをトッピングしたり、ポテトを揚げたりの仕事をしました。
慣れるとバン(パンを焼く人)とグリル(ハンバーグを焼く人)を任されるようになりました。
日曜のピーク時は、それこそ「てんてこ舞い」の忙しさで、そこで鍛えられた反射神経は後々、色々な場面で役にたちました。
その会社では年に1回、「オールジャパンクルーコンテスト」なる大会があり、私も「バン部門(今はない)」で出場することになりました。
「どうせでるなら優勝しよう」と思い、色々と対策を立てて、実行に移し、とりあえず地方大会を突破。東京での全国大会でも優勝しました。いわゆる日本一です。
その後、トレーナーになり、新人の育成にも携わり、カウンターやドライブスルーの応対も経験しました。
この会社のシステムや人材育成は非常に勉強になり、その当時に読んだ「マクドナルド・わが豊饒の人材(ジョン・F・ラブ)」という本は、本当にためになりました。
その本の裏表紙に書かれたマクドナルドの祖・レイ・A・クロックの言葉「金儲けだけのヤツは好きじゃない。自分の仕事を好きでやっている人間に魅力を感じる。それが一番大切だ」は、私の座右の銘の一つです。
仕事も人間関係も楽しかったのですが、次なる経験を積もうと約1年で退職。その後は、仙台・中央通り(現在のマーブルロード)にあった喫茶店(カフェ)で働きました。
ここの喫茶店も楽しかったな〜
続く。