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【店主のひとりごと】13

私の20代中ばの話です。

J(今はAから)から始まるショッピングセンターの青果売場と鮮魚売場を経験した私は、江釣子店(岩手県)でもう一つ貴重な体験を積むことに。

それは、労働組合の代表(店の)を務めたことです。

その当時、流通業界は「ゼンセン同盟」(現在は全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合)に所属しており、上部団体は「日本労働組合総連合会」、通称「連合」でした。
政治活動としては「民社党」(今はない)を支援していました。

活動としては、定期的に組合員を集めての店内会議と月1回開催の店長、総務課長との労使協議といった店内活動。各支部の会合や地方大会、全国大会といった会合への出席のほか、選挙の支援活動なんかもありました。

全国大会は、熱海と大阪で開催された時に参加しましたが、規模の大きさに圧倒されたのを覚えています。

この組合活動の経験は、社会や組織、政治を知る上で本当にいい勉強になりました。

そうそう、将来の伴侶となる人と出会ったのもこの店でした。

それとパートの主婦の方が、びっくりした時に「じぇじぇじぇ」ならぬ、「じゃじゃじゃ」という方言を使った時はこっちが逆にびっくりしたものです。

独身寮はカオスだったし、フジテレビ見れなかったし、ココ山岡に騙されたしw
まぁ 色々と思い出深い江釣子でした。

その後、Hから始まる紳士服の専門店が、隣町の北上市にオープンするとのことで、「新たな経験」と思いその会社に転職しました。

流通(小売)業界としては3ヶ所目です。

続く。

#店主 #カフェ店主 #店主のひとりごと

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