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【店主のひとりごと】25
店主のアキラです。
いつも投稿をご覧いただきありがとうございます。
新聞広告の営業を21年、取材をして記事を書く、いわゆるライターという職業を10年もしていると、実にさまざまな人と出会い、対話をしますが、特に印象に残っている人物を何人か紹介いたします。
【三人目】
気仙沼大島で牡蠣の養殖を営む「ヤマヨ水産」という会社があります。最近では「ヤマヨ食堂」という飲食店を開業し、美味しい牡蠣料理が味わえます。
ここの牡蠣は大ぶりで本当に美味しく、私も毎年味わっていますが、生で食べてもよし、フライや鍋にしても最高です♪
その会社の3代目の小松政行さんは、私が勤めていた広告会社の代表と仲が良く、事務所にも度々立ち寄り、来るたびに大量の海産物を持参し、私もワカメやメカブ、アカザラガイ、マグロなどのお裾分けを頂戴しました。
取材で自宅に伺った際は、主に息子で4代目の小松武さんが対応され、政行さんはほとんどしゃべりません。息子さんを信頼され、裏方に徹している姿が印象的でした。
そんなヤマヨ水産は2011年の震災で、養殖施設や作業場、自宅、船を失うという大打撃を受けました。その後、再開を模索する中で船が見つかり、今も続いている「オーナー制度」を始め、2013年に出荷を再開。2014年に施設や作業場、自宅を再建しました。
そこに至るまでは様々な葛藤や苦労があったと思います。私も以前、温泉旅館でのイベントで政行さんとご一緒した際に、「ホタテの養殖について迷っている」との話をお聞きする場面がありました。
ちなみにオーナー制度は、「ヤマヨ オーナー」で検索すると詳しい情報が得られますので、興味のある方はぜひ!
そうそう、気仙沼大島で牡蠣といえば、「おかえりモネ」というNHKの朝ドラを思い出す人は多いと思います。モネの実家の永浦水産は「ヤマヨ水産」がロケ地となり、ヤマヨのスタッフはエキストラとしても出演されています。
政行さんは風貌こそ藤竜也さんが演じた龍己とは異なりますが、しゃべり方や佇まい、しぐさなどは、まさにモネのおじいちゃんそのものです。豪快なところはありますが、人情に厚く、誠実な人柄にいつも魅力されていました。
気仙沼大島に行った際にはぜひ、「ヤマヨ食堂」と「ヤマヨ水産」にお立ち寄り下さい。
そして大島の美しい海と自然を、ぜひ満喫して欲しい。
再度になりますが、牡蠣も本当に美味しいので、ぜひ「ヤマヨ オーナー」と検索して、ヤマヨ水産のオーナー制度にお申し込みいただけると幸いです。
続く。