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子どものお小遣いにひと工夫

お子さんが小学生や中学生、高校生になったらお小遣いをあげることになるかと思います。

  ・いくら渡せばいいのか
  ・定額制がいいのか
  ・渡す頻度はどのくらいがいいのか 等

いろいろ悩んだりしていませんか?

子供が小さなときからお金を使うことは金銭教育にとっていいことですが、渡し方次第では、間違った金銭教育になる場合もあります。

今回は、お小遣いについて書いてみたいと思います。
そして、我が家の小学生の子供に渡すお小遣いの工夫を紹介したいと思います。

小学校のお小遣いの相場は?

金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査」によると、小学校中学年ではおこづかいのもらい方は、
 「月に1回」が32.1%
 「ときどき」が47.8%
金額の平均は、「月に1回」もらう子どもなら1回あたり864円、最頻値(最も多く回答された値)が500円となっており、「ときどき」もらう子どもは平均923円、最頻値が100円となっています。
ちなみに、
・中学生のおこづかい額は、最頻値は 1,000 円、平均値は 2,536 円
・高校生のおこづかい額は、最頻値は 5,000 円、平均値は 5,114 円です。

我が家の子供のお小遣い

我が家の子供のお小遣いは、
 長女(中3)1000円/月
 次女(小5) 500円/月
 となっています。
偶然ですが、調査の最頻値になっていますね。

いままでは、普通に月初めに500円を手渡しをしていましたが今回、次女のお小遣いの渡し方を変えたので紹介します。参考になれば幸いです。

・お小遣いをもらうときに貯金する額を宣言する。(例えば100円)
・500円から宣言した額を除いた額を渡す。(500-100=400円)
・残高にたいして毎月10%の利息をつける
・預金した額はいつでももらうことができる。(利益も含めて)

こうすることで、
 ・先取貯金
 ・利息というものがどういうものか

というのが子どもながらに、わかると思います。
月利10%というのはあまりにも大きすぎる利息だとは思いますが、利率が低すぎると実感がわかないと思うので、かなりの大盤振る舞いにしています。

基本的に我が家の子供のお金に関しては、
お年玉は本人にいくら必要か決めさせています。

昨年度の特別定額給付金も本人に任せています。

そして長女は、お小遣いとは別に毎月3000円を渡して米国株投資をさせています。

こんな感じで、ちょっとした一工夫で子供の金銭教育をすることができます。
これからは、銀行にお金を預けているだけでは、お金が増えない。
そして、社会が目まぐるしく変革していく時代の中で、子供の金銭教育はとても重要になっていくと思います。

親も子供と一緒に勉強をしていきましょう!

「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)にマネーリテラシーについても報告がありましたのでそれは別の日に書いていきたいと思います。

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