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学資保険代わりの終身保険の保険料支払が終了
子どもを持つ親なら必ず教育資金をどうするか悩みますよね。
教育資金を貯めるために一番最初に思いつくのが、「学資保険」だと思います。
ソニー生命の「子どもの教育資金に関する調査2022」によると、
学資保険への加入率が、2022年に42.1%となっています。
2015年の調査では59.5%、2016年の調査では60.6%だったので、学資保険の加入率は年々下がって推移していますが、依然半数が学資保険を使って教育資金を準備しているようです。
そういう自分も、長女(17歳)の教育資金の準備で保険を活用していました。
今回、保険料の払込みが終了したので、早速その保険を解約手続きをしましたのでその内容について話をしたいと思います。
どんな保険を使ったのか?
教育資金の準備で保険を使うと一番思いつくのが、
さまざまな生命保険会社が発売している「学資保険」です。
しかし、自分が加入した保険は
「低解約返戻金特則付積立利率変動型終身保険(あいおい生命)」というとても長い名前の保険です。
簡単に説明すると
保険払込の途中で解約すると解約返戻金が普通の終身保険の70%となるため保険料が安く設定されている。(低解約返戻金)
金利に応じて予定利率が定期的に見直されるため、金利が上昇すると死亡保険金や解約返戻金が増加するためインフレリスクに備えることができる
(積立利率変動)
保険の内容
加入した保険の内容はこのような内容でした。
・死亡保険金:310万円
・保険料:10,168円/月
・保険料支払期間:15年(総支払額:1,830,240円)
・予定利率:1.75%
学資保険とは異なり、終身保険ですので保険を解約もしくは死亡するまで保険は継続されますし、支払いが終わっているので以降の解約返戻金や死亡保険金は多くもらうことができるので、この保険を選択しました。
(当時は・・・)
保険料の支払が終了した結果
保険料の支払いを15年完了した結果、
1/10現在の解約返戻金はこのようになっています。
1,964,049円(+133,809円)
年利で計算すると、約1.2%/年 となっています。
保険は即解約して新NISAで運用
この生命保険は支払期間が終わったので解約手続をとっています。
解約返戻金が振込まれたら一部は子どもの学費に充てて、
残りは今年から始まった新NISAで投資信託を購入して運用します。
ちなみに・・・
この生命保険の保険料を
米国株式(S&P500)に15年間積立投資をしたらどうなっていたか計算してみます。
積立額:1万円/月(総額180万円)
積立期間:15年
平均リターン:17.4%!!
その結果は・・・なんと!!
5,594,161万円 となっていました・・・。すごいですね
15年前には、このように株価が上がるとは想定できないので、違う結果になっているかもしれませんが。
まとめ
加入した当時(15年前)はお金の知識は全くというほど無くて、
学資保険よりは利率が変動する保険に加入した方が良いのではないか?というくらいでしたが、保険の勉強をした結果、
このような貯蓄型の保険は必要ないと思っています。
15年前に戻れるのであれば、
万が一の備え→掛捨て保険(定期保険)
教育資金 →積立投資 で教育資金を作っていくでしょう。
実際、次女の教育資金は投資信託を積立ていますが、すでにこの保険の解約返戻金を上回っています。
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