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「K字」というキーワードを知っていますか?

最近、経済のニュースで目にするこの「K字」というキーワードを知っていますか?

某国営放送のニュースでも「K字」という言葉が出てきてました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、巣ごもり需要によるネット通販や、マスクなど衛生商品を販売しているドラッグストアは増益になり、移動が制限されたため航空業界や鉄道業界は大幅な赤字となりました。
このように、企業の業績が増益と赤字の二極化が広がって、アルファベットの「K」のようだということで、「K字経済」と最近言われています。


個人の資産もK字型

20年3~4月のコロナショックによる大暴落から一転、日経平均株価も一時は3万円を突破し、米国市場では、S&P500やNYダウが史上高値を更新していて株式市場はコロナショック前より高値をつけています。

そうなると、株式投資をしている人の資産も同じように右肩上がりになっています。

野村総合研究所が調査した結果、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計されたそうです。

日本の富裕層・超富裕層の世帯数は、2017年を超えて2005年以降の最多に

預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、総世帯を5つの階層に分類し、各々の世帯数と資産保有額を推計しました。結果は、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると132.7万世帯で、内訳は、富裕層が124.0万世帯、超富裕層が8.7万世帯でした。
富裕層と超富裕層をあわせた2019年の世帯数は、2005年以降最も多かった2017年の合計世帯数126.7万世帯から6.0万世帯増加しました。富裕層・超富裕層の世帯数はいずれも、安倍政権の経済政策(「アベノミクス」)が始まった後の2013年以降一貫して増加を続けています。

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上の表を見てもらうとわかるように、準富裕層から上の超富裕層までの世帯数が増えています。
そして、マス層(世帯純金融資産額が3000万円以下の世帯)の世帯数が増えています。
ここにも、個人資産のK字型があらわれていて、資産の二極化及び格差拡大がみてとれます。

準富裕層以上の世帯は、投資をやっている世帯が多くて株価が上がることによる資産の増加があるようです。

自分が働くことによる収入のほかに+αの収入源を持つことがすごい大事です。
まさに「r>g」ですね。


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