「NISA」の恒久化の可能性あり?!
投資を始めようと勉強すると必ず「NISA」という言葉を聞くと思います。
その「NISA」が恒久化する可能性が出てきました。
「NISA」ってなんだっけ?
「NISA」は、正式には「少額投資非課税制度」といいます。
通常、投資の利益には約20%の所得税がかかるのですが、このNISA口座で購入した場合には、所得税がかからないこととなります。
例えば、20万円の利益が発生した場合、約20%の所得税がかかるので、
4万円が税金として引かれた、16万円が口座に入金されます。
しかし、NISA口座で購入した銘柄については、所得税がかからないため、まるまる20万円が口座に入金されます。
現在の「NISA」は期限あり
現在のNISAは時限措置となっているので、終了期間が決められています。
・一般NISA → 2028年まで
・つみたてNISA → 2042年まで
2043年にはつみたてNISA制度が終了するため、つみたてNISAで購入することはできなくなります。
また、非課税期間もそれぞれ設定されています。
・一般NISA → 5年間
・つみたてNISA → 20年間
その期間が終われば、課税口座に移されて以降の収益に対して所得税がかかることになります。
自民党の金融調査会が提言を提出
自民党の金融調査会がまとめて、岸田首相に提出した提言の中にNISAについての記述をしています。
まとめ
NISA制度が登場してから、ずっと恒久化が利用者から要望されていましたがこれまで実現してきませんでした。
非課税とするとなると、その分税収が少なくなるので財務省も抵抗をしているんじゃないのでしょうか。
「貯蓄から投資へ」と最近積極的に発言をしている政府ですので、ぜひ恒久化を実現してもらいたいですね。
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