15年叩かれ続けた男の革命
思ったより冬眠が続いてしまいnoteの更新が半年以上ぶりになってしまいました。今日久しぶりに本気出してみますバッハです。
そんなバッハに久しぶりに筆を走らせるような出来事、それはドンっ!!↓
映画『えんとつ町のプペル』の感想
今年、僕の周りにいた人や、僕とよく話してた人はもう重々知っていたと思いますが、僕は今年一年間この映画をすごく楽しみにして生活していました。
11月に入ってからは、映画上映まであと何日かなと数えるくらい待ち遠していました。
今日はそんな映画『えんとつ町のプペル』の感想、そして映画の脚本と総指揮をされたキングコングの西野亮廣さんについてのお話をしたいと思います。
タラタラと忘年会で喋ってる酔っ払いのおじさんみたいになりますが、良かったらお付き合いください。
僕は今年沖縄を千円で生活したり、フィリピン、ドバイ、エジプトなどに旅をしてきました。僕の過去のnoteをご覧いただいたらわかると思います。
とにかく外に行くことが大好きで、コロナの時の自粛はキツかったですね。
ずっと家にいて、YouTubeとか見ることは好きだったので、ずっとYouTubeを見ていると、ある日キングコング西野さんがされているYouTubeチャンネルを発見したんですね。
なんだろうと思ってみてみると、ただのラジオの垂れ流しなんですね。
視聴覚メディアのYouTubeで音声のみを配信するってどう言うことなんだろうっと思って、調べてみるとVoicyという音声メディアで配信したのをスタッフがYouTubeにコピペしているチャンネルだったということがわかったんです。
ただのコピペチャンネル、西野さんが1mmも本気出してないチャンネル登録者数が現在40万人以上になっています。
え、、なんでそんなにいるの?
西野さんのチャンネルでの内容は、ビジネスのことがメインだったりするんですが、その中で僕が思った西野さんが届けたいと思っているメッセージ、それは
最後の最後まで夢を諦めずに行動したのか?
コロナで世の中がパニック状態になってた、政府の対応が全く追いついていなかったそんな時に西野さんは立ち上がったんです。
まずは西野さんがどんな人なのかを僕なりに解説させてください。
西野さんは高校卒業とともにお笑い芸人としての道に進み始め、ロケットランチャーのスピードで大ブレイクし、M1グランプリに1年目からファイナリストにまで登り、20歳の時には"跳ねるのトビラ"という冠番組を持ち視聴率は30%までになり、芸能人が達成したいと思うような賞は数年のうちに全部達成しました。世の中の人が喉から手が出るほど望む全てを西野さんは叶えました。
西野亮廣すげー!!!!!!
世の中がそう思っている中、当時25歳の西野亮廣さんはテレビの世界から足を洗うことを決意しました。
そして、ある日、絵本を書き始めました。
「はーーーー!!??絵本??番組やめたと思ったら、絵本ってなんだよ」
周りの芸能人は全員西野さんを攻撃するようになりました。
西野さんはなぜテレビから足を洗ったのか。
それは、最高に追い風に乗ってる時、完全に世の中が西野ブームになっている時ですら、頂点にいない自分が見えたから。
こんなに調子良いのに、タモリさん、さんまさんの足元にすら及ばない。
これで良いんだっけ・・・。
もちろん先輩は尊敬するし、学ばせてもらってるけど、彼らの背中を超えないで次の世代にバトンタッチして良いんだっけ?
テレビの世界ではもういくら頑張ってもエンタメで彼らの背中を越えることはできない。
西野さんの壮大な夢それは
エンタメで世界を獲る
そのためにはテレビから抜けて、違う世界に行くしかなかったんです。
しかし当時は誰からも理解されずにバカにされ続ける日々が続きました。
孤独に絵を一人で描き続けました。
25歳から絵を描き続けて、数年してデビュー作となる絵本『Dr.インクの星空キネマ』という絵本が出版されます。
今年えんとつ町のプペルを知られた方は、えんとつ町のプペル以外にも作品があることに驚かれるかもしれませんが、実は作品は全部で5作品もあるんです。
絵本がどんどん出版されていく中で、2013年西野さんはニューヨークで個展を開きたいと思うようになりました。
その時には初めて打ち出したのが、クラウドファンディングと呼ばれるサービス。
今回のnoteではクラウドファンディングの説明をしているととても終わらないので、上の図を見てなんとなく理解してもらえたらOKです。
簡単にいうと、何かしたい人と、それを支援したい人をつなぐプラットフォームです。
簡単でしょ?笑
だけど、初めて西野さんがクラウドファンディングをした時は、日本でクラウドファンディングを導入している例がなくて、周りからは良いこと言ってお金集めをしている詐欺師だとバッシングが止まりませんでした。
なんとかゴリ押してクラファンは成功させ、個展を開くことができました。
でも、ニューヨークでの個展1日目の最初の数時間、お客さん誰も来なかったこと。
あの西野さんなのに。
西野さんはすぐにプライドを捨ててニューヨークの街中に出て行って、拙い英語で自ら看板を掲げて宣伝したらしいです。
そこからお客さんが来て、口コミが広まって、入場一時間待ちになるくらいになったらしいです。
2015年には、日比谷公会堂で独演会を開催しました。
お客さんの数は2千人。
この2千人のお客さんどうやって集めたか知ってます?
西野さんの手売りです。
2000枚全部!!!!
Twitterで出没情報を毎日出して、そこで一般の人と待ち合わせて毎日自らで販売して、2000枚売り切ったんですね。
↑ここから飛べるんで、ちょっとだけでも覗いてみたら、これから世界をまじで撮りに行こうとしている勢いの西野さんがみれます。
そして、ついに今日の本番です。
皆さんお待たせしました。
2016年に絵本『えんとつ町のプペル』が世に出るんですね。
この絵本を見た時に初めて世の中がどよめくわけです。
これはやばい、、
西野はこんなすごいものを作ってたのか、、
と。
この絵本のクオリティはもちろん圧倒的で素晴らしいんですが、従来とは違う分業制で作り上げました。
西野さんはもちろん絵はかけますが、得意分野が絵本作家によっても存在することに気づきました。
絵も空を描くのが得意な人、人を描くのが得意な人、建物を描くのが得意な人などのように、それぞれのエキスパートにわけ、合計四十人近くのスタッフであの絵本が完成しました。
でも、もう一個すごいのが絵本作家でありながら、ベストセラーのビジネス書も何冊も出しているんです。
「革命のファンファーレ」はどうやって絵本を描いたか、どうやってみんなに届けたかがわかりやすく書かれている本です。
この本をはじめ出版した本は全部で100万部以上売れています。
つまり、自分が手がけるプロジェクトの過程(メイキング)を公開することで収入を発生させることに成功したんですね。
そしてはじめた次の挑戦それが
オンラインサロン
23名のメンバーからスタートしたおとぎ町商工会。
ここでは西野さんが手掛けているプロジェクトを至近距離で見れます。具体的なビジネスの手法だったり、これから手掛けようとしていることだったり、サロンメンバーから協力を募ったりしています。
サロンは改名し
西野亮廣エンタメ研究所
になりました。
僕はこのオンラインサロン に今年2020年の2月、コロナがやばくなるんじゃねーの??って時期に入りました。
コロナでオフラインでのイベントは全部なくなり、メルマガとして毎日西野さんの2000文字から3000文字のメッセージを読んでいました。
結論から言うと、こんなにワクワクさせ続けれる人に会ったことがありません。
(あ、実際本当に会いました。一緒にお好み焼き食べました。笑)
毎日西野さんの投稿を読むのが楽しみでコロナ時期は朝を迎えていました。
今日はどんなワクワクさせてくれるんだろう!!
どうやって人を助けるんだろう??
もう、少年のようにキラキラした眼差しで貪り読んでいました。
芸能人でありながら、ビジネスマンでありながら、絵本作家でありながら、オンラインサロン のオーナーでありながら,,,。
結局この人は何者なんだろう、何がしたいんだろう。
サロンでワクワクはするものの、途中わからなくなった時もありました。
でもこのnoteの一番上でも書いた通り、答えは
エンタメで世界を獲る
このためになることを全てしていました。
本当に全てです。
そのプロジェクトを遂行するために莫大の資金がかかったとしても、エンタメで西野が世界を獲るために一歩近づくことであれば、1秒も躊躇わずに行動していました。
2020年、それは西野さんにとって一番大きなチャレンジの年でした。
なぜなら、
映画上映が決定していたからです。
絵本を描き始めてから15年。
そしてついに今年その絵本の映画が上映される。
今までバカにされたことも、ゴミ扱いされたことも全てをここで覆したかった西野亮廣さん。
だけど、コロナがそこでも道を完全に封鎖しました。
今年の全てを映画の制作とプロモーションに使いたかったはずです。
でも、まずコロナが来た時に西野さんが決めたこと。それは
サロンメンバーを守ること
でした。
ちなみに今サロンメンバー何人いるか知ってますか??
Facebookグループなので、会員以外は細かい数字わからないと思いますが、今日見た時点では、7万4千人を超えていました。
日本中、世界中にメンバーがいます。
彼らを守ることを映画よりも先の優先順位にしたんです。
コロナで国全体の経済が止まった時も、雇用を何百人と作りました。
九州で災害があった時は、政府の対応速度より早く、災害の次の日には何百万もの支援金を募って被害にあったメンバー家族の支援金として充てました。
数えきれないほどの経営者のコンサルタントをしました。
そのような中、コロナが猛威を奮っている中、2020年に映画を上映するのかしないのかの決断をしなくてはならない時間がやってきました。
今年上映しても誰も映画館に行かないかもしれない。
そもそも上映してくれる映画館がないかもしれない。
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「誰も見てないだろ、だったらまだわからないじゃないか!!!!」
これは映画の中での少年ルビッチのセリフですが、西野さんの言葉です。
西野さんは今年の最後に映画を上映することを決めました。
そこからの西野さんの行動を全部サロンでも、YouTubeでも見てきましたが、1秒も休んだ時がありませんでした。
今年これだけみんな大変な目にあって、でも映画を上映することに決めた。
なんとしてでも、明るい未来を迎えるために!!!
本当にすごかった。
西野さんは絵本作家で絵を描くだけでなく、お客さんにしっかりと届けるマーケティングも自分で本気でやりました。
絵本『えんとつ町のプペル』は60万部以上売れました。絵本は5千部売れたら大ヒットという中で60万部は異次元の数字です。
ですが、映画は制作費も関わるスタッフの数も桁違いです。
今回の映画『えんとつ町のプペル』は100万人動員でも失敗作。
そんなレベルの挑戦を2020年に選びました。
でも、周りが「コロナだからね...。」と白旗をあげる中、西野さんが「まだわからないじゃないか!!!」と挑戦を続けて、この映画の持つ意味、プロモーションの意味が変わってくるのをすごく感じました。
今年ほど諦め易かった年は過去にないでしょう。これからもないでしょう。
一度諦めかけたけど、全くぶれずに挑戦し続ける西野さんを見て僕の中で火が復活しました。
もう一度挑戦しよう
まだ希望はある!!!
そして、この映画を応援して、一人でも多くに人に見てもらうことで、みんなの中に希望の光が灯り始めて欲しい。
そんな思いで僕もできることはさせていただきました。
この映画は、映画を観ることで完結しません。
映画を見終わった時には、今すぐにでも挑戦を始めたい、そんな思いにさせてくれる映画です。
ファンタジーの映画だけど、出てくる登場人物の誰かしらに自分が当てはまると思います。
夢を語ったらバカにされたひと、夢を諦めた人、夢を追う人を応援する人など。
映画『えんとつ町のプペル』はファンタジーだけど、超現実です。
今年コロナで早い段階で折り合いをつけて夢を諦めた人がいるかもしれません。彼らからすると、そんな中諦めずにひつこく挑戦している人が目障りでしょうがありません。もし彼らの挑戦が成功し、夢が叶ってしまったら、折り合いをつけてしまったことを後悔するからです。
でも、誰も悪くありません。
今から、もしここまで読んでくれた人が一人でもいるなら、その方に伝えたいです。
今からでも遅くないですよ。
まだ間に合うから、一緒に挑戦しませんか?
徐々にディズニーに勝とうとしているわけではなく、一発で桁違いなレベルを見せつけて、世界を獲りに行こうとしている西野さんを映画から感じれて震え上がりました。
映画を観ながら、今まで挑戦してきた西野さんの姿が重なって見えました。本当に涙なしでは観れない映画でした。
正直、予告も全部見て、西野さんの思いも汲み取れているつもりでしたが、今回の映画のクオリティは西野フィルターかかっているにしても、えげつなかったです。
ジャンル問わずすべての人が見たら良いなと思う映画でした。
僕もこれから挑戦しようと思います。
人からどう思われようが、最後まで一心に走り続けます。
上を向いて走り続けていたら、一緒に目指してくれる友達が仲間が現れると信じてます。
彼らと手を取り合って僕も西野さんにいつか自慢げに自分のプロジェクトを語れるように頑張ります。
今回の映画『えんとつ町のプペル』のエンディング主題歌が大好きで、是非聴いてみて欲しいんですが、その歌詞の中に
ハロハロ ハロハロウィン プペプッププペル
奇跡が近づいてる
という一節があります。
夢をバカにされた過去や、諦めたくなる現実がある中、それでも追い続ける、そして奇跡が近づいてる。
誰もみたことはない。
星空はあるかもないかもわからない。
でも誰もみたことないなら、わからない。
じゃあ奇跡を信じようじゃないか。
最後まで動いてみようじゃないか。
そう思わせてくれる歌なんです。
15年間 夢を追っただけでバカにされた男の話を凝縮してみました。
自分の歩みと照らし合わせながら読んでもらえたなら嬉しいです。
12月25日に公開されて2日が経ちました。
西野さんの戦いは始まったばかりです。
今年は西野さんをゴールさせて、奇跡はあるんだ、希望はあるんだってことを証明しませんか?
公開された日ツイッターでは映画『えんとつ町のプペル』は1日中トレンド入りしていました。
多分、僕には人を見る目があります笑
今後、この映画で西野さんは止まりません。
もしサロン入るか迷っている人がいるなら、間違いなく入ることをお勧めします。
あんなやばい世界に月額980円で入れるのが謎すぎます。
本田圭佑、蜷川美花、鴨頭嘉人、武井壮、あげたらキリないくらいですけど、超大物も所属していて、コメントが結構普通に盛り上がったりするのも楽しいですよ!笑
理系チックに語ると
月額980円のサロン、毎日の記事を月30日で割ると、一記事約30円で読めることになりますよね。
サロンには7万4千人がいて、月980円。
毎月西野はサロンから約8000万円を売り上げています。
8000万を月30日で割ると、約260万円分の価値を日々生み出しているわけです。
260万円の価値がある記事を30円で読めちゃうんです。
これはやばすぎないですか?
入るしかないでしょ。
#バッハの口調は詐欺師のそれでしかない
いや、でも本当に何が言いたいかというと、映画の宣伝も僕はずっとしてきましたし、良いものは届けたい!!って思いが僕めちゃめちゃ強いやつなんです。
映画は本当に観て欲しいです。
映画が始まり、ついに革命のファンファーレが鳴り始めました。
ここからは15年の全てをひっくり返す総力戦のスタートです。
映画の感想一緒に誰かと話したいので、観た人は教えてくれると嬉しいです。
ちょっと本気出して、6,500字書いてみました。
西野さん知らなかった人もこれをきっかけで、自分が挑戦しよう!!って思ってくれたら嬉しいです。
近畿大学の卒業式スピーチ、これは鬼お勧めなので、最後に載せておきます。
それではまた!!